ベビが出来たら考えたくなるのが名前。

まだベビ1センチ弱ですが。

あ、でもこの時期は成長が早いらしいから、もう1センチは超えてるかもしれない。


とりあえず女の子だったらつけたい名前、というのがポンっと出てきた。


死んだ友達のから1文字を貰った名前。

死者は死んでなお多くを語り、多くを教えてくれる。

いま私が多少具合悪いながらもこうしていられるのは、彼女のおかげ。

彼女のお墓参りに行った途端、妊娠が判明した。


最後に会ったとき、やっぱり産んでおけばよかった、と言っていた彼女。

確かに子供がいれば、彼女は死ななかっただろう。

しかし彼女は自分が生きるために子供を利用することは出来なかった。



さて、年末に籍をいれたのはいいのだが、夜中に婚姻届けを持っていったので、戸籍謄本等々が申請出来なかった。

ので今回、配偶者ビザを取るために結婚証明書とやらと、戸籍謄本も申請。

私は動きたくなかったので、車で30分の本籍地まではヤツに行ってもらった。


帰ってきたので、見せて~、という私に渋るヤツ。

「前の奥さんも載ってるんだもん!」

…おお、なるほど。そりゃ載ってるわな。

でも私が自分の戸籍謄本を取ってもそれを貰うわけで、私のもん見ることを渋られてもねえ。


「まあいいじゃないか、それもキミだ。お見せ」


とりあげて見てびっくりした。

つい数日前につけたいなーと思ってた名前の漢字がそのまま載ってるじゃないか。

離婚した奥さんの名前のとこに。


「これ、○○さんって読むの?」

「いーや、○○○」


おお、読み方が違った。

とはいえ、私が読んだ読み方のほうがごく一般的。


いやー、漢字を変えても、この名前はつけられんわ…。

実は私はさっぱり気にしないけど、そりゃ嫌だよね、きっと…。

私だったら、ヤツの前の奥さんの名前は気にしないけど、自分の前のダンナの名前がつくのは嫌だ。


しかし、何千、何万とある名前の中、どーして前の奥さんの名前を第一候補につけたいと考えたんだ、私???


…次は性別が判明してから考えることにしよう。