マイクロソフト「10の提言」を読んだ感想 | ヤフー攻略!SEO暴露ブログ

マイクロソフト「10の提言」を読んだ感想

マイクロソフト「10の提言」を読んだ感想は、簡単にいうと社会的な責任を果たし、
市民に愛される企業になりなさいということか・・・


検索事業に触れていない所をみると、そこでは勝てないよ!というのが語られているような気がする。

マイクロソフトからビルゲイツが去った。

次に来る問題は、ビルゲイツを越えようとする野心を抑え、現実的な経営ができるか?

パルマーはかなりの野心家と見える・・・

大きな問題にならなければいいけど。


【解説】マイクロソフトのバルマーCEOに捧ぐ「10の提言」――ゲイツ氏退任後、同社が勝ち残るためにすべきこと

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080704-00000005-cwj-sci


1. ユーザー教育を企業ミッションにする

  WordやExcel、Windowsには、顧客が知らない機能がたくさんある。そのために顧客は、Microsoft製品で楽に処理できる作業に、膨大 な時間と労力をかけてしまうことがある。Ballmer氏は、Microsoftの開発者が達成したことに焦点を当てて、「Windowsでこんなことが できる」といったことを広く周知するマーケティング・キャンペーンに投資すべきだ。

2. 技術ビジョンをレイ・オジー氏任せにしない

  Lotus Notesの開発者として知られるレイ・オジー(Ray Ozzie)氏(現在Microsoft勤務)は、技術トレンドへのすぐれた洞察力を持っており、自分の考えをまとめた長大な文書をスタッフに配布してい る。しかし、Microsoftが今後10年、どのようなコンピューティング環境の構築を支援しようとしているのかを明確に提示する役割は、 Ballmer氏が担うべきだ。単なる“営業屋”になることは絶対に避けなければならない。米国AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏が証明したように、コードを書かなくても、情報の管理に関する刺激的なアイデアを形にし、提供することはできる。

3. 自社のIT活用をケース・スタディとして紹介する

 世界最大級の企業を運営することは容易なことではないはずだ。Ballmer氏は、Microsoftがビジネス目標の達成に向けてどのようにITを活 用しているのかについて、企業のCIO(最高情報責任者)やITマネジャーにユニークな知見を提供できるだろう。同氏はMicrosoftのやり方を広く 紹介するべきだ。

4. ライバル会社をバッシングしない

 Microsoftは今もほとんどの市場を 制している。Ballmer氏がGoogleやApple、そのほかのライバル会社をこれまでのようにバッシングするのは意味のないことだ。 Microsoftは、製品の改良と事業成長に集中するべきであり、市場シェアの小さな会社を叩くべきではない。米国Sun Microsystems会長のスコット・マクニーリ(Scott McNealy)氏と同じアプローチを取る必要などない。

5. オープンソース・プロジェクトを開始する

 Microsoft は長年、同じビジネス・モデルにこだわってきた。しかし、同社の優秀な開発者たちが独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)と直接コミュニケーションを交 わすようにし、Mozillaが「Firefox」で行っているように、あるいはLinuxの発展を支えたモデルにならって、将来の製品開発にISVが参 加できるようにしたら、どうなるだろう。Microsoftはその成果を商用製品として(例えば「Office Sandbox」といった名前で)リリースする必要はない。だが、こうした試みは、同社が必要としている草の根の支持の獲得につながるだろう。同社の 「シェアード・ソース」戦略は、そこそこの成果しか挙げていない。同社はすでにWindowsとOfficeに関する膨大なドキュメントを公開している が、真に重要な部分に関する情報を業界に提供する必要がある。

6. Windows 7へのスムーズな移行を可能にする

 Vista の大失敗(および、XPからの移行の大失敗)の後では、状況がこれ以上悪くなることは想像しにくいが、Microsoftは、顧客が独自のペースでアップ グレードできるようにするという意向を訴えていくべきだ。SAPのような企業が、ERPソフトウェア全体のアップグレードを顧客に求めるのではなく、機能 パックを顧客に提供できるのであれば、MicrosoftもOSについて同じことができるはずだ。

7. 有意義なパートナーシップを組む

 Microsoft と米国Novellの提携は、製品の相互運用性に関して新時代を開くと思われたし、Suse Linuxを利用する顧客にとってはそうなったかもしれない(ただし、あまり証拠はない)。だが、Red Hatのようなもっと人気のあるディストリビューターと提携したらどうなるだろうか。Red Hatはこれまでのところ協業に関心を示していないが、Ballmer氏は、彼らが考えを変えるように熱心に努力すべきだ。


8. 買収アプローチを整備する

 Yahooへの買収提案にばかり注目が集まってい るが、Microsoftは企業買収をきちんと成果につなげているだろうか。例えば、同社が最近買収した企業の1つにノルウェーのFast Search & Transferがある。そろそろMicrosoftの新しいエンタープライズ検索戦略が登場してもいいころだが、そうした話は聞こえてこない。

9. SNSユーザーに歓迎される取り組みを行う

 Microsoft は米国Facebookに出資したあと、技術に詳しい人も多いFacebookユーザーへのアピールを図る他のISVと同様に、同サイト向けのサービスの 開発を進めているはずだ。MicrosoftがSNSをより簡単・安全に使えるようにする技術や、SNSと同社製品との連携を容易にする技術を開発すれ ば、インターネット関連サービスで後れを取っているという同社の評価は大きく変わるかもしれない。

10. スパムの根本的な対策を実現する

 Bill Gates氏は以前、世界は2006年までに煩わしいスパム・メールから解放されるだろうとの見通しを示した。Microsoftはそれを実現する人材を 持っていたし、今も持っている。Ballmer氏が同社のリソースを結集し、Gates氏の予測を実現すれば、同社とIT業界に大きな足跡を残すことにな るだろう。



(Shane Schick/Computerworldカナダ版)

Computerworld.jp   ヤフー・ニュース引用

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