ジェリー・ヤンCEOがMSに接近の理由 | ヤフー攻略!SEO暴露ブログ

ジェリー・ヤンCEOがMSに接近の理由

ジェリー・ヤンCEOがMSに接近の理由・・・

乗っ取り屋カール・アイカーン氏がヤフー株の買い付けを進め、

ヤフー取締役全員の入れ替えを求めて 「委任状争奪戦」に乗り出す方針を決めたからです。

カール・アイカーンに支配されるくらいなら、MSと交渉して有利に経営権を握る作戦に

切り替えたようです。

これで仕切り直しですね。

ジェリー・ヤンCEOの決断にかかっています。



<MS>ヤフー提携交渉 環境好転、買収も視野

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000009-mai-bus_all
【ワシントン斉藤信宏】ソフトウエア最大手の米マイクロソフト(MS)が18日、インターネット検索大手ヤフーとの提携に向けて交渉を再開すると発表し た。ヤフーの一部株式を取得する資本提携や業務提携の交渉を進める方針で、「ネット事業の強化に向けてヤフーとの協力を進めたい」との意向だ。買収価格の 折り合いがつかず、今月3日にヤフー買収を断念したMSが再び提携に動き始めた背景には、ヤフーを巡る大きな変化がある。

 MSによるヤフーの買収は、今月3日、買収価格の折り合いがつかずに一度は破談になった。ところがその後、「物言う株主」として知られている著名投資家 カール・アイカーン氏がヤフー株の買い付けを進め、15日までにヤフー株の約4%を取得。MSによる買収に反対するヤフー取締役全員の入れ替えを求めて 「委任状争奪戦」に乗り出す方針を決めた。7月3日に開かれるヤフー株主総会で委任状争奪戦に勝利すれば、MSへのヤフー売却を進めると示唆しており、 MSにとってヤフーとの交渉の環境は大きく好転した。

 MSにとっては、インターネット検索最大手グーグルに対抗するためにヤフーの力が不可欠という事情は変わっていない。ネット検索市場では、グーグルが 60%強と圧倒的なシェアを誇っている。特に最大の収益源であるネット広告市場は「ほぼ独占に近い状態」(MS幹部)が続いており、MSとしてはネット検 索2位のヤフーと提携することが将来的な成長に一番の近道であることは間違いない。MSは「議論の流れ次第では方針が変わることもあり得る」と、再び買収 に発展する可能性にも言及している。

 業績こそ振るわないヤフーだが、知名度は大きく集客力には定評がある。「ヤフー利用者は5億人を超え、世界のネット利用者の2人に1人が使っている」(ヤフーのジェリー・ヤンCEO=最高経営責任者)という顧客層の厚さは、MSにとって大きな財産になる。

 ヤフーの一部大株主は、ヤフー経営陣がMSからの買収提案を拒否したことに不満を持っており、アイカーン氏に賛同する可能性もある。MSによる買収を拒 んだヤフーも、単独での生き残りは難しいと見られているだけに、MSが緩やかな条件を示せば交渉が進展する可能性も出てきた。

 ◇ヤフー株主の判断が焦点

 ヤフーにとっても、MSとの提携交渉に応じることは、株主対策の強力なカードとなり得る。ただでさえ、MSからの総額446億ドル(約4兆6000億 円)の買収提案を拒否したヤフー取締役に対する株主からの風当たりは強い。そこにアイカーン氏からの取締役全員の入れ替えを求める委任状争奪戦の問題が加 わり、MSとの合併に反対してきたヤンCEOをはじめとする経営陣は改めて難しい立場に立たされた。

 一方でヤフーは、グーグルとの提携に向けた動きも加速させている。既に4月にはグーグルのネット広告を米国内で試験的に採用するなど具体的な作業も進み つつある。ただ、グーグルとの提携はネット広告市場での独占状態を生む危険性が付きまとう。既に複数の米メディアが、米司法省による独占禁止法違反の疑い での調査開始を伝えるなど、提携が実現するかどうかは不透明だ。

 7月3日の株主総会に向けて、株主の不満を和らげつつ、自らの思い描く将来像を示すためにも、MSとの提携という選択肢を維持することは、ヤフー経営陣にとって好都合と言える。今後はヤフーの株主が、どの選択肢を企業価値向上に最も有効と判断するかが焦点となりそうだ。
YAHOOニュース引用

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