娘の恩師から私宛に毎年送られてくる『土佐文旦』

この時期はそろそろいちご🍓の旬の終わりが見えてきて、スーパーの果物の棚に色々な柑橘類が並んでくる頃

伊予柑、はっさく、はるみ、デコポン…どれも好きだけどやっぱり文旦が一番好き

でも文旦はなかなかこの辺の店頭には並ばない

 

だからすごーく!待ち遠しく、届いた途端に箱を開けて顔を突っ込み『文旦臭』を全身に行き渡るように大きく息を吸い込むのだ

そして早速ひとつ剥いてみる

あー相変わらず硬い皮

でも中の小房の皮はとても剥きやすいんだよね

…んまいっ!

さて、この皮をマーマレードにしよう…

待てよ…マーマレード作っても瓶がナイ

娘が持ってくるのを待たないと(今週末に瓶を持ってくる予定)

 

中身は黙っていてもなくなるが皮は…捨てる?いやモッタイない

マーマレードだけでは消費仕切れないから

文旦ピールを作ってみよう〜!

この切り方…かなり大きいけど大丈夫か?

別に私の包丁使いが下手だからではなく、わざと太めに

大根の拍子切りぐらいの太さ

白いワタみたいなところも削がずにだいぶ残っている

苦くてエグいところだ

 

どのレシピにも

『白い部分は苦いのでなるべく薄くまで削いで2~3mmの薄さに切る』とある

 

だけどね 太いヤツが作ってみたいわけよ 私は

 

んで実験

まず水にさらしておく 本来は一晩置くのだけど

時間短縮で2時間

その間晒すだけじゃなくてちょっと揉んで水を換えるを繰り返す

いい香りが部屋中に、私の手にも

2回目の水を捨てるときに気づいた

あれ?コレってもしかして油汚れを落とす力があるオレンジオイルみたいなヤツ?

ほんのり黄色くてとてもいい香りの水

 

てことは…うちのキチャナイこのレンジ周りに吹きかけて…

(ぼかしも入れないですみません 本当に汚いなぁ)

ちょっと置いてから拭き取ってみたら…

 

あ〜ら不思議✨

ちゃんと油汚れが落ちました〜(落ちた証拠の写真なし)

 

水を換えること5回

そのあと茹でこぼすこと5回(写真なし)

味見してみたら…にがっ!えぐっ!!

 

だめだやっぱり…仕方なく白い部分をこの時点で削ぎ取る

 

そして茹でこぼし2回

それでもまだ苦いけど、コレ以上茹でると香りもほろ苦さも無くなるんじゃあないか…とここで砂糖を加えて煮る(写真なし)

味見したけど…う〜ん

 

きび砂糖で水気がなくなるまで煮たあと、オーブンペーパーの上に広げて100℃のオーブンで強制乾燥させる

乾燥したあと熱いうちにグラニュー糖をまぶして出来上がり〜

 

……でもこのまま食べられるのはほんの少しだった

 

やっぱりレシピに逆らってはいけないのだな