猫と快適な生活を過ごすために

ペットとして猫を飼う人が日本中で増えていきているようです。2022年(令和4年)全国犬猫飼育実態調査によると、日本では883万7千匹の猫がペットとして飼われているそうです。家族の一員として、生活の癒しや安らぎの為、猫を飼っている方、また、これから向かい入れたい!という方が多くいらっしゃると考えられます。

 

今回は、猫を家族として向かい入れたい方のために、「ジャストアンサー」の専門家が猫と、その環境設定について解説したブログを紹介します。

猫の性格、個体差ってあるの? 

猫を飼いたい時、まずどんな猫を飼いたいか、飼い主さんにはいろいろなアイディアがあると思います。自分の飼う猫について、多少なりとも猫の性格って気になりますよね?人間にも千差万別の個性があり、様々な性格の人がいるように、猫にも様々な性格があります。ジャストアンサーの獣医専門家として活躍するジョー・マイヤーズ氏がニュースウィークに掲載されたコメントによると、「ネコの品種と犬の品種では考え方がまるで異なる。そもそもネコは真に家畜化されていると言えるかどうかも怪しい」そうで、単純に品種と性格を結びつけるのは難しいようです。一部の品種は「友好的な性格」や「活発な性格」とされることもありますが、単純に品種と猫の性格を結びつけるのは難しく猫の性格は個性や育った環境、生活環境に大きく影響されるため、犬と比べて個体差が大きいと言われています。

飼う前に注意する点 

猫を飼う前に注意する点を紹介します。まず、猫を飼うと猫とは10年以上の生活を共にすることになります。その間、猫の命を守り、最後まで引き受け、世話できることを確認しましょう。10年以上の長い付き合いになるので、現在のライフスタイルはもちろん、今後数年間で自分自身のライフスタイルがどうなるかを考えなければいけません。今は猫を飼うのに適した生活状況にあるかもしれませんが、引っ越す可能性がある場合、旅行に行く予定が増える場合など、何らかの理由で生活環境が変わる可能性があるときのために、対策を考えておくといいでしょう。

また、経済的な面も考えに入れておきましょう。飼う当初、ベッドやトイレ用品、おもちゃなどに費用が発生します。また、食べ物、トイレ、おやつ、獣医の診察、ノミ、ダニ、フィラリアの薬など継続的に費用がかかります。猫を引き取る前に、自分の経済状況をみて、ペットの世話をする余裕があるかどうかについて現実的に考えましょう。

さらに、現在の住宅状況も確認しておきましょう。マンションや賃貸住宅であれば、猫の飼育を許可しているか、家族に猫アレルギーの人がいないか、すでにペットを飼っている方は、今いるペットと新しい猫の関係がどうなるか、悪化した場合の対策なども事前に考えておきましょう。

家に迎える準備 いろいろ検討して、猫を飼っても大丈夫!となったら早速準備に取り掛かりましょう!

猫を迎える時の準備

猫を飼うときあらかじめ準備しておくアイテムがあります。全て事前に必要なわけではありませんので、猫ちゃんの様子を見て検討してください。

  1. 食事用と水飲み用のボウル
  2. 猫の年齢に適した食事
  3. おやつ
  4. おもちゃ
  5. クライミングタワー
  6. 爪研ぎ
  7. ベッド
  8. トイレとトイレ用の砂
  9. 首輪
  10. 猫用ブラシ
  11. 爪切り

猫を家に連れてきた初日に全てをそろえる必要はありませんが、トイレ用品や食事、快適なベッドなどはなるべく購入しおくといいでしょう。ほとんどの猫は、今までいた環境から新しい環境への引越しでストレスを感じています。新しい場所でストレスをあまり与えないよう、できるだけ快適な居場所を整えてあげてください。

猫のしつけで注意すること 

「猫のしつけ」という言葉を聞くと、難しそう・・・と感じるかもしれません。でも実は、猫も訓練することができるし、始めるのは非常に簡単なんです。こちらでしつけの基本をご紹介します。

しつけの基本 まずは家で生活するのに必要なルールを教えましょう。基本的にルールはシンプルなものにとどめておくといいでしょう。

例えば、

  1. キッチンのカウンターや食事テーブルに行かない、乗らない
  2. 家具やインテリアを玩具にしない、噛まない
  3. トイレの場所
  4. 爪研ぎの場所

猫の行動に対してしつけを行う場合、繰り返しが重要な鍵となります。また、飼い主が一貫して落ち着いた態度で、繰り返ししつけを行うことで、猫ちゃんも学習し、しつけが身につくようになります。

目標は良い習慣を作ることであり、習慣は繰り返しによって形成されます。猫が習慣としてルールを身につけるようになるまで、何度も繰り返しましょう。

猫のしつけのコツ 猫のしつけのコツは、

  1. 一貫性を持って
  2. 口頭で穏やかに
  3. すぐにその場で叱る

猫ちゃんは、やって良い事と悪い事を本質的に理解している訳ではありません。なので、猫がやってはいけない事をしたら、すぐに、猫が忘れてしまう前に叱りましょう。

叱る時、穏やかな声のトーンで、毎回同じように、「ダメ」ということを繰り返します。決して、叫んだり、霧吹きで水をかけたり、突進したりしないでください。こうした態度は、ただただ猫を怖がらせ、猫との信頼関係を悪化させます。口頭での合図だけに徹底して、優しくでもしっかりと伝えてください。大きな音を出すのも効果がありますが、叱る時も、猫との信頼関係を崩さないように、できればあまり猫から見えないところからにしましょう。

猫との暮らしの注意点 

猫を飼う費用を計算しておく 猫と暮らしていくにはお金がかかります。猫をあなたの家に迎えるための費用から、毎月の食事やおやつ代、猫砂の準備、おもちゃ代などが必要になっていきます。また子猫を飼った場合は避妊去勢費用も必要ですし、定期的にワンクチン接種も必要になります。さらにノミやダニ駆除薬、健康診断や怪我をした際の医療費なども必要になっていきます。以下が猫を飼う際に必要となる推定年間費用となります。

 

年間に必要な猫の飼育金額(参考元:ペットにかける年間支出調査 2020)

  • 総額16万4,835円(年間)
  • 食事代や日用品、治療費などに必要な飼育金額
  • 約247万円(生涯費用)
  • 猫の平均寿命15.45歳から生涯費用を算出

※一般社団法人ペットフード協会「令和2年 全国犬猫飼育実績調査(Ⅲ.主要指標サマリー)」

生活の変化への適応対策 

猫を飼うと楽しいことだけでなく、飼う前と生活が変わることで、不便なこともあります。よくいわれるのが、動物を飼うと気軽に旅行に行けなくなる点です。エサやトイレなどの世話が必要ですし、長期にわたって留守番をするのは猫にとって非常にストレスになります。猫を飼ったら旅行の際、友人や家族に来てもらって世話をしてもらったり、ペットホテルを活用するなど、対策を考えておきましょう。
 

一人暮らしの場合

猫を飼う前に知っておくべきこと あなたの家に住んでいる人の構成により飼い方は変わってきます。もしあなたが一人暮らしの場合は、猫の世話や部屋の間取りに工夫が必要になります。

部屋の間取り 猫は犬と違い、上下運動をよくします。部屋が広い必要はありませんが、高さがある空間があるほうがいいでしょう。犬のように散歩する必要はありませんが、猫がしっかり運動できる環境を作ってあげましょう。部屋の間取りとしては、ワンルームよりもう一部屋ある間取りのほうが隠れ場所も多く、猫にとって快適になるでしょう。

 

トイレの場所
猫用トイレの位置も大事なポイントです。猫のトイレ臭はかなりきつめなので、猫用トイレがリビングや寝室にあるとあなたの生活環境が匂いに侵されます。猫がトイレを使うたびに飼い主が掃除する必要がありますので、お風呂に近くて掃除がしやすい場所に設置するといいです。また、設置する際、トイレが静かな場所で、猫がストレスなくトイレできるか確認しておきましょう。

 

日中、家を空けるときの注意点 

ほとんどの方が仕事のために日中、家を空けることが多いです。しかし、猫は長時間の留守番をさせられると、ストレスが少し溜まってしまいます。ですので、少しでも猫にとって住み心地が良い環境に工夫することが大切です。例えば、日中でもストレスなくごはんを食べられるように、自動の給餌器を使用することでエサ問題は解決します。さらに、爪とぎや部屋における高さのキャットタワーなどを置いて、一人でも遊べるような環境を作ることで猫の生活が快適になります。

旅行で家を空けるときの注意点 猫を飼っているのにもかかわらず、旅行などで数日間も家を空ける場合には細心の注意が必要です。自動の給餌器や水を大量に置いたからといって猫一匹を放置しないでください。もし数日間外出する際は、ペットホテル、実家にいる家族、動物病院、知人など、安心して猫を預けられる人に頼んでみましょう。

 

こんな時、専門家にきいてみよう

  1. 体調が急変した場合 体が小さいため、愛する猫ちゃんの体調は人間よりも急変しやすいものです。その異変に気づき、すぐに動物病院に行ければいいのですが、深夜や早朝、祝日など営業時間外だったり、予約が必要な場面も多く、いつでもすぐに動物病院が診療を受け付けてくれるとは限りません。その点、ジャストアンサーはオンラインからいつでも専門家に相談できることができます。猫ちゃんを連れて動物病院に後から行くにしても緊急事態には対処できません。応急処置によって救える命もあり、ジャストアンサーのネットワークから獣医に聞くことで状態の悪化を防ぐことができます。

  2. しつけ方法 向かい入れた猫ちゃんをしつけるのは容易ではありません。また、一匹一匹の猫ちゃんには個性があるため、すべて同じ方法が効くとは限りません。「爪の切り方は?噛んできたときの対処法は?」などなど質問は多々ありますが、「こんなことで獣医にいくのは、お金がもったいない!」という方がほとんどなのではないのでしょうか?ジャストアンサーはいつでも獣医に気軽に質問することができ、さらに定額制だから料金も安心です。

  3. 新しい環境に慣れない 新しい環境や同居ペットとの仲介が難しい場合、どうすればいいのか悩むことがあります。猫は繊細な生き物で、ストレスに弱いこともあります。新しい環境に慣れるためのアドバイスや、同居ペットとのトラブルを避ける方法について、専門家に相談できます。ジャストアンサーの専門家は、さまざまなペットに関する質問に答える経験豊富な獣医師やトレーナーです。

  4. 餌の選び方や量 猫には食事に関する疑問がつきものです。特に子猫の場合、適切な餌の選び方や量を知りたいことが多いです。ジャストアンサーでは、栄養学やペットフードに詳しい専門家に質問できます。

ジャストアンサーは、さまざまなペットに関する質問に答える経験豊富な獣医師やトレーナーが在籍しており、いつでもオンラインで相談できるため、ペットの健康やしつけに関する質問に対して専門的なアドバイスを受けることができます。ペットを飼っている飼い主にとって、ジャストアンサーは非常に便利なツールとなるでしょう。

猫は愛らしく、賢い動物ですが、飼う前にしっかりと準備し、飼育に関する知識を得ておくことが大切です。猫を飼うことで、楽しい時間や癒しを共有できるでしょうが、責任も大きいため、しっかりとした飼育計画を立てて、猫との幸せな共同生活を楽しんでください。