7月July
1986オメガトライブの「君は1000%」。この曲を聴くと、夏の終わりの切なさを感じる
オメガトライブ(OMEGA TRIBE)は、1980年代前半から1990年代前半にかけて日本で活動したバンドであり、プロデューサー藤田浩一の総合指揮の下、作曲家林哲司並びに和泉常寛、アレンジャー新川博らの制作陣を中心としたプロジェクトの総称。
「オメガトライブ」とは実質的にプロデューサー「藤田浩一」そのものであり、その指揮の下、制作陣から生み出された楽曲を藤田が最終カスタマイズし、杉山、カルロス、新井の3名のボーカルが歌う方式でCDが作られている。
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非常に納得。
「オメガ」とはギリシャ文字の24番目の(最後)の文字。
「トライブ」とは部族。
「オメガトライブ」とは、「最後の部族」という意味。
アルファ、ベータ、ガンマ……オメガ。
★
Αα | アルファ | Νν | ニュー |
Ββ | ベータ | Ξξ | クサイ |
Γγ | ガンマ | Οο | オミクロン |
Δδ | デルタ | Ππ | パイ |
Εε | エプシロン | Ρρ | ロー |
Ζζ | ゼータ | Σσς | シグマ |
Ηη | イータ | Ττ | タウ |
Θθ | シータ | Υυ | ウプシロン |
Ιι | イオタ | Φφ | ファイ |
Κκ | カッパ | Χχ | カイ |
Λλ | ラムダ | Ψψ | プサイ |
Μμ | ミュー | Ωω | オメガ★ |
ラジオ深夜便で、「蓮の語源は、『蜂の巣(実の様子の比喩)』の短縮」なのだと言っていて、非常に腑に落ちた。
ハチノス-チノ=ハス
蓮
蓮の実
蜂の巣
青い蓮の実はシャワーヘッドのようで、見飽きるということがない。不思議すぎて好きすぎる
NHKラジオ文芸館。安部公房の『白い蛾』。とても好きなお話だった。
白い孤独な蛾の内面と同期する、同様に孤独な船長の話。
船長はこの蛾との出会いと蛾の死を経て、失望して自暴自棄的だった性格が変わる。蛾と船長の、運命の引き寄せ合い、そして船長は蛾をインストールし、マイナスとマイナスを掛けてプラスになるかのように、蛾の命を弔うことで性格を好転させてゆく。
10年前の出来事を、船長が乗客である語り手に話すというスタイル。蛾の一般は保護色で鳥に見つかりにくくしているが、真っ白に生まれついた蛾は目立ちすぎ、鳥の標的。白蛾は白い船なら隠れられると、船長の船に近寄り、最も白い船長室の、更に最も白い白薔薇にとまった。やがて薔薇が最後の花弁を落とすと、それと共に白蛾も絶命。船長が同僚に話して同僚が「友人(白蛾)を水葬にしては」と蛾の死体を海に落とすことを提案すると、船長はそうはせず、標本にして船長室に残し、今に至る。船長はこのことを記念し、船に白蛾丸と命名。その船が離岸し沖に出てゆく様は、正に白蛾の飛翔のように語り手には映った。
白蛾たち昆虫世界は、人間世界の一段裏のレイヤー。「今見えている現象」も、「本当の世界」の影のようなもの、という(安部公房の)解釈が数式的抽出詩に思え、非常に感動した。
ふと何度か、江戸川乱歩の「押絵と旅する男」を想起。押絵と旅する男 - Wikipedia
NHKラジオ深夜便。免疫学の研究者である岩崎明子さんのお話が非常に興味深かった。岩崎明子 - Wikipedia
Long COVIDの霧を晴らす 岩崎明子エール大学教授に聞く - 日経サイエンス (nikkei-science.com)
「ライフイベント」とは、出産のことなのだろうと思った。
マリ(ー)・キュリー(キュリー夫人)は、ポロニウムとラジウムを発見。
朝日新聞で連載中の「音を翼に 佐治薫子とジュニアオーケストラ」。
指揮者の山田和樹さんが、師である佐治薫子さんについて語っていて、大変興味深い。佐治薫子 - Wikipedia
(音を翼に 佐治薫子とジュニアオーケストラ:1)指揮者・山田和樹の衝撃:朝日新聞デジタル (asahi.com)
「1音でいい。その瞬間のすべての集中と愛情をこめ、最上の1音を出しなさい。それだけを教えます。本当に心を込めた音は絶対に誰かに伝わると、子供たちは自分で気付きます。」という佐治さんの言葉、説得力がある。「自分で気付く」という状態に持っていくのが、教育者の役目なのかもしれない。
マチルドさん、素晴らしい
玲央くんの、虫パトロール
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 5月号の
「ステッドのホテル STED , A KANGAROO HOTELIER」、発売中です
絵本をおなにされた方は、見るとハッピーになる嶽(だけ)まいこさんの絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
カンガルーのステッドは、丘の上の小さなホテルで働いています。ホテルの仕事は、毎日がハプニングの連続。今日も、屋上で干していたシーツが風に飛ばされそうになったり、夕食の時間に停電になってしまったり……。次々と起こるトラブルをステッドが華麗に解決していきます。なんでもこなせるステッドの仕事ぶりを軽快に描きます。
ステッドのホテル (こどものとも2024年5月号) | くら ささら, 嶽 まいこ |本 | 通販 | Amazon
絵本を手に取られた方は、嶽(だけ)まいこさんのレンブラントのような光と影の表現を、どうぞご堪能なさってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ/ Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
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家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
福音館書店こどものとも7月号「ジッタとゼンスケ ふたりたび」発売中です
ジッタとゼンスケ ふたりたび (こどものとも2023年7月号) |くら ささら, くりはら たかし |本 |通販 |アマゾン
オオカミの兄弟、ジッタとゼンスケは、大仏さまをおがむために、はるばる都にやってきました。その道中で、ふたりは氷をキツネのお殿様に届ける仕事を任されることに。しかし、行く先々には数々の困難がふたりを待ち構えていました。果たしてふたりは、氷が溶けないうちにお城にたどりつけるのでしょうか? 新感覚時代劇絵本。
【5~6才向け】こどものとも|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
「ひゃくえんだまどこへゆく?」コインの世界一周の旅発売中です
男の子がジュースを買おうと、100円玉を自動販売機に入れようとしたその瞬間......。100円玉がおっこちた! 100円玉は、ころころころころ、坂を転がって、トラックに運ばれたり、空を飛んだり、海に落ちたり。しまいには南極にたどり着いたり......! いったいどこまで行ってしまうのでしょうか? 小さな100円玉の壮大な冒険を描いた絵本です。
くらささら名義の他作品🐪「ひみつのえんそくきんいろのさばく」🐪
ひみつのえんそく きんいろのさばく (こどものとも2022年8月号) |くら ささら, 木内 達朗 |本 |通販 |アマゾン
以下、九螺ささら名義の著書です