トゥーヴァージンズ☆SIDE TRACK 連載【と】第26回目は「狂気と正気」です☆☆☆☆☆ お知らせ トゥーヴァージンズのSIDE TRACK 連載【と】 🍋 第26回目は「狂気と正気」です🕷🕷🕷 今回がひとまずの最終回です どうぞよろしくお願いいたします 26 狂気と正気|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界。今回がひとまずの最終回です。 人は基本動物で、動物のままなのが、イコール人間の狂気なのだと思う。 なぜ始まったのかもう誰にも説明不…note.com 25 でべそとボタン|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 子どものころ、でべそだった。 母は、わたしを病院に連れていった。 医者は、「成長につれて自然…note.com 24 存在と情報|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 存在とは、言い換えると情報のこと。 存在感があるとは、つまり情報量が多いことなのだろう。 例…note.com 23 花火とケンカ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 花火は、ケンカだ。 ケンカは、花火なのだ。 どちらも、内部情報の短時間での全暴露。 だから、人は見物する。…note.com 22 言葉と体験|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「言葉にならない」という言い方がある。 「言葉にできない」という言い方がある。 しかしその二つには、冒頭に…note.com 21 基準と心拍数|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 基準とは、心拍数のことなのだろう。 歩くピッチも、話す速度も、おにぎりを握るテンポも。 我々は生身で、その…note.com 20 マドレーヌとフィナンシェ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) マドレーヌは貝の形。フィナンシェは、金塊の形。 マドレーヌを見るたび、渚の音が聞こえる。 フィナンシェを見…note.com 19 耳かきと梵天|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 昔の耳かきの先には、梵天というものが付いていた。 子どもの頃は漢字変換できず、「ぼんてん」と音認識のみだっ…note.com 18 外と内|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 脳外が脳内と同一質量であることが、「普通の生活」なのだろう。 何を見ても驚かない。すでにお馴染みの光景だか…note.com 17 絶対と相対|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「絶対的」とは選択肢のなさのことであり、「相対的」とは選択肢が生じることなのだと思う。 つまり絶対とは、絶…note.com 16 ミトンとミント|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ミトンとミントは、アナグラムだ。ゆえに、内包する世界の内容と量が一致している。つまり、非常に親和性が高...note.com 15 瓦斯と煉瓦|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ガスとレンガは、漢字上では親類である。しかし、物質的には気体と個体。水と油の相容れない、犬猿の仲。そ...note.com 14 なんまいだと千枚田|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) なんまいだと千枚田は、同じベクトルの祈りなのだと思う。なんまいだは、南無阿弥陀仏の変形。それを呟くのと...note.com 13 壺と花瓶|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 壺は、何も入れずにそのままでいて何の後ろめたさも感じなくて済む存在だ。しかし、花瓶はそうはいかない。外...note.com 12 かさぶたとUFO|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) かさぶたとUFOに恋をしていた時期は重なっている。昭和の、小学生時代。かさぶたは、毎日派手に転んでいた...note.com 11 片栗粉と石灰|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 小学生の頃、片栗粉と石灰がとても好きだった。片栗粉は、料理にとろみをつける物。石灰は、校庭に線を引く...note.com 10 台形とコンビーフ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) (上底+下底)×高さ÷2。この台形の公式を習ったとき、脳内に浮かんだのはコンビーフだった。台形とはわた...note.com 09 麩と耳栓|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 味噌汁に入った麩が、わたしは嫌いだった。かさ増しのような、誤魔化しのような気がして。スポンジのようで。...note.com 08 本物と偽物|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) たとえば贋作とは、上手すぎてバレるのでは、と思う。本物のピカソの絵は、きっと所々下手で、それが本能的にリ...note.com 07 生と死|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) さっきまで生きていたのに、もう生きていないとはどういうことだろう。それが死んでいるということ。彼は...note.com 06 林檎と梨|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 林檎と梨は、大きさと形が似ている。5メートル向こうにあったら、それが青林檎か二十世紀梨か、区別がつかない...note.com
26 狂気と正気|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界。今回がひとまずの最終回です。 人は基本動物で、動物のままなのが、イコール人間の狂気なのだと思う。 なぜ始まったのかもう誰にも説明不…note.com
25 でべそとボタン|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 子どものころ、でべそだった。 母は、わたしを病院に連れていった。 医者は、「成長につれて自然…note.com
24 存在と情報|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 存在とは、言い換えると情報のこと。 存在感があるとは、つまり情報量が多いことなのだろう。 例…note.com
23 花火とケンカ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 花火は、ケンカだ。 ケンカは、花火なのだ。 どちらも、内部情報の短時間での全暴露。 だから、人は見物する。…note.com
22 言葉と体験|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「言葉にならない」という言い方がある。 「言葉にできない」という言い方がある。 しかしその二つには、冒頭に…note.com
21 基準と心拍数|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 基準とは、心拍数のことなのだろう。 歩くピッチも、話す速度も、おにぎりを握るテンポも。 我々は生身で、その…note.com
20 マドレーヌとフィナンシェ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) マドレーヌは貝の形。フィナンシェは、金塊の形。 マドレーヌを見るたび、渚の音が聞こえる。 フィナンシェを見…note.com
19 耳かきと梵天|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 昔の耳かきの先には、梵天というものが付いていた。 子どもの頃は漢字変換できず、「ぼんてん」と音認識のみだっ…note.com
18 外と内|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 脳外が脳内と同一質量であることが、「普通の生活」なのだろう。 何を見ても驚かない。すでにお馴染みの光景だか…note.com
17 絶対と相対|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「絶対的」とは選択肢のなさのことであり、「相対的」とは選択肢が生じることなのだと思う。 つまり絶対とは、絶…note.com
16 ミトンとミント|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ミトンとミントは、アナグラムだ。ゆえに、内包する世界の内容と量が一致している。つまり、非常に親和性が高...note.com
15 瓦斯と煉瓦|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ガスとレンガは、漢字上では親類である。しかし、物質的には気体と個体。水と油の相容れない、犬猿の仲。そ...note.com
14 なんまいだと千枚田|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) なんまいだと千枚田は、同じベクトルの祈りなのだと思う。なんまいだは、南無阿弥陀仏の変形。それを呟くのと...note.com
13 壺と花瓶|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 壺は、何も入れずにそのままでいて何の後ろめたさも感じなくて済む存在だ。しかし、花瓶はそうはいかない。外...note.com
12 かさぶたとUFO|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) かさぶたとUFOに恋をしていた時期は重なっている。昭和の、小学生時代。かさぶたは、毎日派手に転んでいた...note.com
11 片栗粉と石灰|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 小学生の頃、片栗粉と石灰がとても好きだった。片栗粉は、料理にとろみをつける物。石灰は、校庭に線を引く...note.com
10 台形とコンビーフ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) (上底+下底)×高さ÷2。この台形の公式を習ったとき、脳内に浮かんだのはコンビーフだった。台形とはわた...note.com
09 麩と耳栓|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 味噌汁に入った麩が、わたしは嫌いだった。かさ増しのような、誤魔化しのような気がして。スポンジのようで。...note.com
08 本物と偽物|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) たとえば贋作とは、上手すぎてバレるのでは、と思う。本物のピカソの絵は、きっと所々下手で、それが本能的にリ...note.com
07 生と死|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) さっきまで生きていたのに、もう生きていないとはどういうことだろう。それが死んでいるということ。彼は...note.com
06 林檎と梨|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 林檎と梨は、大きさと形が似ている。5メートル向こうにあったら、それが青林檎か二十世紀梨か、区別がつかない...note.com