小満May
ジブリっぽい、「森へおいで」というか、谷山さん自体がジブリっぽい
5月26日付け朝日新聞朝刊23面文化面のキダタローさんの追悼特集が大変興味深かった。
見出しは「モダンでキャッチ― 愛されたメロディー」、小見出しは「『浪花のモーツァルト』より 幅広い『ショパン』」。
「大衆音楽を研究する輪島裕介さんは、『(キダさんを)(国民的作曲家の)服部良一さんの後継者だ』と評する。服部良一 - Wikipedia
曲が親しみやすいわけについて、輪島さんは『ヨナ抜き音階』を使った曲が多いと指摘する。『ドレミファソラシド』の第4音(ファ)と第7音(シ)を抜いて作ると『わらべうたのように口ずさみやすく、民謡のような郷愁もただよう』。この『ベタなメロディー』と洗練されたハーモニーの合わせ技が、キダさんの魅力だという。」
DJ・プロデューサーの田中和之さんによると「『キダ節』とは『昭和モダンと和風の組み合わせ』。でもキダさんはそれだけではない。
アサヒペンのCMソング『オーマイカラー』は『すごくモダンで、かつソフトロックみたい。マイナーコードなのにしゃれていて。大人になってふとした時に改めて耳にして、すごさに気づいた』。
リズミカルでグルービーな『アホの坂田』は、古いメキシコ民謡をそのまま引用。田中さんは、古い曲で知的財産権が発生しない点をふまえた巧妙な側面もあるとみる。
『かに道楽』には、聴くと和風の情緒とともに、モダンなメロディーセンスが感じられるという。
僕は(キダさんは『浪花のモーツァルト』というより)『浪花のショパン』のほうが正しいように思う。モーツァルトは作風の幅があまり広くはなく、いわゆる『モーツァルト節』がある。一方、ショパンは意外と幅が広い。」
「関西文化に詳しい井上章一さんは、キダさんの音楽が『チープでチャーミング』だったことが、関西人の心をとらえたと分析する」
服部良一さん作曲の「青い山脈」
この動画の冒頭の曲のことなのでは、と思う。
くいだおれ人形とキダ・タローさん
モーツァルト
ショパン
キダさんの曲は、チーズ入りのお好み焼きなのかなと思った。
三遊亭圓生の、「蛙茶番」
その時代、法律により素人は芝居をやってはならなかった。ゆえに言い訳として、「これは芝居ではありません、茶番なんです」と、既成の本物の芝居のラストに落ちをつけ、加工して別物だとして素人が演じていた、という枕とラストの圓生による解題が大変興味深かった。
素人芝居当日に舞台番の半二(はんじ)が来ない。主催者である店の旦那の指示で迎えにいった、蛙役の定吉(さだきち)。しかし半二が役不足だとすね、居留守を使った。定吉が、半二が岡惚れしている煙草屋のみいちゃんの話をすると、半二は釣られて出て来てお洒落をし、やる気満々で舞台番をやった。しかしみいちゃんの姿はなかった、という話。
噺に出て来た、首抜きという衣装
★くびぬき首抜き
着物の肩から背、胸あたりに、大きな紋をひとつ染め抜いた斬新な柄。祭など、祝い事のときに着るものとされており、鳶頭(とびがしら)の役など、粋な町人が着用します。
紋はその役に扮した俳優の紋を入れるのがおおよその決まりで、俳優の家紋を覚えておくと、楽しく見る事ができます。『お祭り』の鳶頭や『夏祭浪花鑑』の団七などがこれを着ます。(田村民子)
【写真】
『夏祭浪花鑑』団七九郎兵衛(片岡愛之助) 平成25年10月大阪松竹座★
蛙が出て来る芝居とは、「天竺徳兵衛」
★天竺 徳兵衛(てんじく とくべえ、慶長17年(1612年)? - ?[注釈 2])は、江戸時代前期の人物。播磨国高砂(現在の兵庫県高砂市)の人。日本人の海外渡航が禁止される以前の寛永年間、10代で朱印船に乗り、当時「天竺」と認識されていたシャム(現在のタイ、当時はアユタヤ王朝)へ2度にわたって渡航した。晩年に剃髪して宗心を名乗り、かつての海外渡航での見聞をまとめたとされる。
いわゆる「鎖国」下の海外への関心・興味の中で、その海外渡航譚は写本が重ねられ、虚実の入り混じった形で流布した。高砂の徳兵衛は「近世社会で最も知られた、海外渡航を経験した人物の一人」[5]となり、やがて「天竺徳兵衛」の異名で語られる、娯楽性を強めた物語の主人公となった。さらに浄瑠璃や歌舞伎などの作品では、先行キャラクターの要素を取り込んだことで🔶「日本転覆を目指す蝦蟇の妖術使い」🔶として登場することとなり、「天竺徳兵衛もの(天徳もの)」と呼ばれる一ジャンルを生み出した。★
その、大島さんがお好きな天才宇宙人 有賀正季(ありが まさき)先生作品は、ポップなカオスという感じ
【多治見市】独創的な作品が見る人の心を躍らせる「有賀正季展」ガレリア織部で6月29日まで開催中です。 | 号外NET ピックアップ!岐阜県 (goguynet.jp)
シャガールっぽい
正に天才宇宙人
小学二年生が描いたみたいな躍動感
言及されていた、マンダリンオリエンタル東京
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嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
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