小満May
いよいよ本日18:00にリリースの、MyMのデビューシングル、『ASOBOZE』のティザーティーザー広告 - Wikipedia
NHKラジオ文芸館。森鴎外の『安井夫人』。森鴎外 安井夫人 (aozora.gr.jp)
儒学者安井息軒の一生が、まるで年表のように年齢と事柄が叙事的に次々語られる。
息軒の父が息子の嫁にと縁談を持ちかけたのは、父が息軒に釣り合うと思った、十人並の外見の女性。しかしその女性は縁談を断り、父が、その娘は若過ぎ美し過ぎて息子には不釣り合いと思った、縁談を持ちかけた女性おとよの妹おさよが、嫁に行きたいと申し出る。そしてその妹の方が安井息軒の妻となった。
この話では、そのおさよの死も息軒の死も、年表のように報告される。
この小説の題が『安井夫人』であるのは、夫人の死後に「作者」が出て来て、「彼女の人生とはなんだったのだろうか。彼女はなぜ息軒の嫁に来たのだろうか。労働に対して見合う報酬があったのだろうか」とまるで後悔のように逡巡するゆえ。いやそれが追悼というものだろうが。「生きていたら、その先に至りたい大きな希望があったのだろう」というようなことを「作者」は言うが、姉に来た縁談を、姉おとよが断って即、控えめなおさよが「自分が行けないか」と申し出て顔を赤らめたというのは、一言、みんながその外見を悪し様に嗤う息軒におさよが密かに惚れていたからだろうと思った。また、自分の外見だけちやほやする人たちとは、生活・人生を共にはできないという達観が、当時まだ十代だったおさよに既にあったのだろう。
江戸の落語や山本周五郎の作品と地続きの世界観だと感じた。特に『雨あがる』を想起。雨あがる - Wikipedia
黒船来航やペリーや桜田門外の変が「ニュース」として語り込まれることが興味深い。
安井息軒旧宅
柳家小さんの、「青菜」。
お屋敷の庭で仕事を終えた植木屋が、縁側に出て来た旦那から酒と鯉の洗いの御馳走になった。旦那は植木屋に「菜のお浸しは好きか」と訊き、植木屋が「好きだ」と答えると、手を叩いて次の間の奧さんを呼び、「菜のお浸しに鰹節をふって出してくれ」と言う。すると奥さんは「鞍馬から牛若丸がいでて、食ろうてしまい」と言う。すると旦那は「義経としなさい」と言う。それを聞いた植木屋、いくつも人名らしきものが言われたため誰か他に来客でもあったのかと帰ろうとすると、旦那は「あれは隠し言葉で、」と説明を始める。何か持ってこいと妻に言いつけ、客の前でそれがないと言うのも興醒めだからと、それがない場合は、鞍馬寺から出た、幼名牛若丸の源義経の古事を使い、「鞍馬から牛若丸がいでて、食ろうてしまい」と言い、旦那が「義経としなさい(義経の「よし」を良しと解釈。わかりました、そうしなさい、という隠語)」と返すという夫婦間の符牒としたのだ、と言う。
旦那の家の風流な色々にすっかり憧れた植木屋、帰宅すると妻に俄か知ったかぶりで酒や鯉の洗いの話をし(自分は旦那に、「黒い鯉をシャボンで洗うとこんなに色が落ちるんですか?」などと言っていたくせに、というのが面白い)、通りかかった建具屋の半公(はんこう)相手に自分と妻で旦那と奥さんの真似をしてみせる。小路突き当りの一間しかない長屋住まいゆえ、妻を押し入れに入れてから呼ぶといった具合。菜など嫌いだと言う半公に、なんとか菜のお浸しが食べたいと言わせ、植木屋が手を叩くと、押し入れから汗だくになって出て来た奧さんが「鞍馬から牛若丸がいでて義経を食ろうて……」と植木屋のセリフも込みで言ってしまったため、「(義経に仕えた)弁慶にしておきな」で下げ。
その、オジンオズボーン。この二人三脚は大変そう(笑)。
元乾物屋さんで、家で楽しんでいたおぜんざいとコーヒーを基本に提供している、BeansCafe&Gallery 片岡
ぜんざいに使われる、白豆のとら豆。赤豆の大納言。
本当に、虎模様🐅🐯🐅
たった一人のアイデアの実行と労働力、継続力、半端ない「一人でなんでもできる」が大袈裟でなく言える。これを見ると、家の中での失望は怠慢と思えてくる。正にリノベーション
相棒のリクガメが可愛い過ぎる🐢🐢🐢
レゴパンダさんのレゴ料理動画。分かる~。握ったレゴしゃりが持ち重りがしている演技がリアル感を増している
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 5月号の
「ステッドのホテル STED , A KANGAROO HOTELIER」、発売中です
絵本をお手にされた方は、見るとハッピーになる嶽(だけ)まいこさんの絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
カンガルーのステッドは、丘の上の小さなホテルで働いています。ホテルの仕事は、毎日がハプニングの連続。今日も、屋上で干していたシーツが風に飛ばされそうになったり、夕食の時間に停電になってしまったり……。次々と起こるトラブルをステッドが華麗に解決していきます。なんでもこなせるステッドの仕事ぶりを軽快に描きます。
![](https://www.fukuinkan.co.jp/img/goods_img/03-0818_01.jpg)
![](https://www.kinokuniya.co.jp/images/goods/ar2/web/magazine/4910037790545.jpg)
ステッドのホテル (こどものとも2024年5月号) | くら ささら, 嶽 まいこ |本 | 通販 | Amazon
絵本を手に取られた方は、嶽(だけ)まいこさんのレンブラントのような光と影の表現を、どうぞご堪能なさってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ/ Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
「クックククックレストラン」こどものとも年中向きも引き続き発売中です
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店こどものとも
7月号
「ジッタとゼンスケ ふたりたび」
発売中です
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ジッタとゼンスケ ふたりたび (こどものとも2023年7月号) |くら ささら, くりはら たかし |本 |通販 |アマゾン
オオカミの兄弟、ジッタとゼンスケは、大仏さまをおがむために、はるばる都にやってきました。その道中で、ふたりは氷をキツネのお殿様に届ける仕事を任されることに。しかし、行く先々には数々の困難がふたりを待ち構えていました。果たしてふたりは、氷が溶けないうちにお城にたどりつけるのでしょうか? 新感覚時代劇絵本。
![](https://www.fukuinkan.co.jp/img/goods_img/03-0808_01.jpg)
【5~6才向け】こどものとも|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
「ひゃくえんだまどこへゆく?」コインの世界一周の旅発売中です
男の子がジュースを買おうと、100円玉を自動販売機に入れようとしたその瞬間......。100円玉がおっこちた! 100円玉は、ころころころころ、坂を転がって、トラックに運ばれたり、空を飛んだり、海に落ちたり。しまいには南極にたどり着いたり......! いったいどこまで行ってしまうのでしょうか? 小さな100円玉の壮大な冒険を描いた絵本です。
![](https://www.fukuinkan.co.jp/img/goods_img/04-0443_01.jpg)
くらささら名義の他作品🐪「ひみつのえんそくきんいろのさばく」🐪
![](https://www.fukuinkan.co.jp/img/goods_img/03-0797_01.jpg)
ひみつのえんそく きんいろのさばく (こどものとも2022年8月号) |くら ささら, 木内 達朗 |本 |通販 |アマゾン
以下、九螺ささら名義の著書です