立夏May
待ってました!
NHKラジオ深夜便、伊勢英子さんのインタビュー、非常に面白かった。伊勢英子 - Wikipedia
その、『ルリユールおじさん』
講談社出版文化賞絵本賞受賞
パリの路地裏に、ひっそりと息づいていた手の記憶。本造りの職人(ルリユール)から少女へ、かけがえのないおくりもの。
伊勢さんがパリのルリユールおじさんのところに持って行った、「絵描き」。
「ルリユール」という音が、耳に素敵に残る。
表紙にメッキを施すルリユール
ルリユール(フランス語: Relieur[1])は、主にフランスで製本・装幀を手作業で行う職人を指す言葉である[2]。また、その工程自体もルリユールと呼ぶことがある[3]。
内容
現在、ヨーロッパの製本術の正しい伝統は、主にフランスやフランス語圏においてのみ受け継がれている[4]。フランス・パリ市内でも、今でも約50軒のルリユール製本の工房が現存している[5]。
多いものでは60余もの工程があるルリユールも存在する[6]。
17世紀末に、活版印刷の発明によって出版・印刷・製本の境界が曖昧になった状況を背景に、フランス国王のルイ14世が下した「出版・印刷・製本業者は互いの職分を越えてはならぬ」という勅令により、製本の権利を失った出版・印刷業者により仮綴じ本を作られるようになった。この仮綴じ本や希少本の購入者が装丁や製本を依頼するのがルリユール職人である[7]。
日本でも栃折久美子が「ルリユール工房」を開くなどして技術自体は広まってきている[8]。
その影響もあって、日本でも「伊藤篤」などを始めとして、数は少ないものの、ルリユール職人自体は存在している[9]。
作品
ここでは「ルリユール」がタイトルに使われている本、又は内容にルリユールが関係してくる本を取り扱う。
- 栃折久美子『ルリユール』(1975年)[10]
- いせひでこ『ルリユールおじさん』(2006年)[11]
- 村山早紀『ルリユール』(2013年)[12]
- 野村悠里『書物と製本術 : ルリユール/綴じの文化史』(2017年)[13]
詩人長田弘氏の代表作のひとつであり、中学3年生の国語の教科書(学校図書)にも掲載されている「最初の質問」を、『ルリユールおじさん』などで人気の画家・絵本作家のいせひでこ氏が、「絵本」として構成します。
詩の言葉を表面的に捉えて絵をつけるのではなく、いせ氏が自分の中で一度消化し、新たな作品として表現した力作です。
いせ氏の絵本を多く手がけている岡本明氏による清々としたブックデザイン。子どもから大人まで味わうことのできる美しい絵本です。
「最初の質問」は、卒業や結婚等、新しい道を歩む人へ贈る言葉としても引用されることの多い詩でした。本書は、大切な人への贈り物としてもふさわしい作品です。
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三遊亭圓生の、「てれすこ」。
お上から、「珍魚が獲れた、この魚の名を知っている者がいたら申しでよ、褒美に100両遣わす」というおふれが出た。
たどやもへえという男が、100両欲しさに参上、「その魚の名はてれすこにございます」と申し上げた。
しかし10両盗めば打ち首という時代の100両、そのもへえという男が嘘をついていないか確かめるために、その珍魚を干したものについて、同様のおふれを出した。
するともへえがまた参上、「その魚はすてれんきょうにございます」と申しあげ、同じ魚を名を変えて言った、嘘つきだ、と裁きを受けることに。
最後に何か望みはあるかと訊かれたもへえ、「一目妻子に会いとうございます」と言うと、乳飲み子を抱いた妻がやって来た。妻はすっかり痩せている。もへえがそんなに痩せてどうしたと訊くと、「火物断ちをしてあなたが日の目を見られるように神様にお祈りしていた」と言う。火物断ちとは、火を通したものを断つこと。それでいくと炊飯も駄目。
感動したもへえ、その当時は控訴というものはゼロ、ゆえに「その子へ俺の遺言として、『イカの干したのをスルメと言うな』と言ってくれ」と言うと(お上へ控訴できないため、子供への遺言ということで妻に言った。イカの干物をスルメと言うのだから、てれすこの干物をすてれんきょうと言っても変ではないでしょうという言い訳)、膝を打った役人が、そうか、となり、もへえは無罪となった。
いや、妻が火物断ち(干物断ち)をしたのですから、で下げ。
「健康にする気?」
器とカフェあいいろ - 帝塚山三丁目/カフェ/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)
かもめ食堂を想起。
かもめ食堂
「やちむん」とは、沖縄の焼き物のこと。
本当に、「ぽってり」している。素朴で、手に取ってその手触りを確かめたくなる。
やちむん通りは、スペインのグエル公園っぽい。
太筆を使っている
お知らせ
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嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
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「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
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