5月May
昨日は、八十八夜。
面白過ぎて笑い過ぎた(笑)ホスピタルカレー(笑)、食い荒らす虫(笑)。展開が急過ぎ、非常に可笑しい。3人それぞれ、自分の持ち場を動かないためハーモニーが生まれる。
その、BE:FIRSTのMainstreamの3人版。
BE:FIRSTのMainstream
明菜さんのデビューは、1982年5月1日だったらしい。
凄い声援(笑)
三遊亭圓生の、「千両幟」。
稲川重五郎という関西のお相撲さんの話。
関西から江戸へ来て、贔屓のファンが一人もいなかった稲川十五郎という関取の元へ、ある日乞食が来て、「俺はあんたの大ファンなんだが、俺の差し入れを食ってくれるか」と言った。
「有難い」と言った重五郎、その乞食の持ってきた蕎麦を完食。この器というのは、この乞食が普段使っていたものだという。
しかし重五郎は、そういうことにこだわらなかった。
完食した重五郎に、乞食は正体を現す。
実はこの乞食に変装していたのは、江戸の魚河岸の人だった。
自分が「重五郎のファンだ、魚河岸全体で応援しよう」と言っても、人気がなく賛成を得られなかった。
じゃあと、その人はこの企画を考えた。
陰から見ていた魚河岸の人たち、「大名の前で差し入れを食うより、一人の本当の心のこもった差し入れを食う方が緊張する」と言った重五郎のファンになり、さあ御馳走だ、関西に帰らずにずっと江戸で仕事をしてくれとなり、目出度し目出度し、というお話。
途中に入ったトリビアが面白かった。
晦日に蕎麦を食うと金が延びる、晦日蕎麦は縁起がいい。
というのは、風が吹けば桶屋が儲かる的な、間の省略がある。
金を叩いて延ばしている金箔屋の職人が、隣りから味噌汁の匂いがするとそれを嗅いで叩かなくなり、金が延びない、けれど火に蕎麦粉をくべるとその味噌汁の匂いが飛ばなくなり、職人はいくらでも金を叩いて結果金が延びた、というところから、なのらしい。
千両幟という話のモデルになったのが、この話の稲川重五郎なのらしい。
魚河岸から贈られた化粧回しがあったという。江戸時代、魚河岸というのは非常に羽振りがよく威勢のいい場所だったのだろう。
化粧回しというのは、基本贔屓、後援会から贈られるものなのかと思った。
★廻し(形状は今でいう『化粧廻し』)を締めて土俵に立つ江戸時代の力士/浮世絵師・歌川国芳の相撲絵『六ッケ峰岩之助(むつがみね いわのすけ)』。廻し姿の図[* 3]。三保ヶ関部屋の力士で、江戸後期の大坂相撲の大関。 現代の化粧廻し (cf. ) は前垂[* 4] が前褌[* 5] の下を通って腹を隠すほど上まで体を覆うが、江戸時代の前垂は腹を覆ってないことも、こういった相撲絵から読み取れる。★
可愛い3人と猫たち
ビコというフィリピン餅があるらしい。
★ビコ(biko)はフィリピンの郷土料理で、もち米をココナッツミルクと黒砂糖で炊き、その上にラティックを乗せた餅菓子です。★
ココナッツカードをトッピングしたビコ
フィリピンのソウルフード「ビコ(biko)」その概要や簡単レシピとは | まめ知識生活 (hanashiru.com)
★ラティック(Latík)は、フィリピン料理で用いられるココナッツベースの調味料である。地域により、異なる2種類のものを指す。ビサヤ諸島のラティックは、キャラメル化したココナッツクリーム(ココナッツキャラメル)で、デザートソースとして用いられる。一方、フィリピン北部では、ココナッツ油を取る際の固形の副産物(ココナッツカード)を指し、様々なデザートの付け合わせとして用いられる。★
ココナッツ油生産の副産物であるラティック
キャッサバ
スマン/ス―マンとは、フィリピンの伝統的なちまきなのらしい。
フィリピン伝統ちまき『スーマン』作り方(和風アレンジも・Suman) | よちよちエクスプレス (jinta-express.com)
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 5月号の
「ステッドのホテル STED , A KANGAROO HOTELIER」、発売中です
絵本をお手にされた方は、見るとハッピーになる嶽(だけ)まいこさんの絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
カンガルーのステッドは、丘の上の小さなホテルで働いています。ホテルの仕事は、毎日がハプニングの連続。今日も、屋上で干していたシーツが風に飛ばされそうになったり、夕食の時間に停電になってしまったり……。次々と起こるトラブルをステッドが華麗に解決していきます。なんでもこなせるステッドの仕事ぶりを軽快に描きます。
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家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
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心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
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7月号
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