『若草物語 Little Women』1949年
一家の父は牧師で、南北戦争に北軍として出ていて不在。
(戦地の父からの手紙が来ると、それを読む母の周りに集まる四姉妹)
母は慈善活動をしている。
子供は四姉妹で、上からメグ、ジョー、エイミー、ベス。
メグは富への憧れが強く裁縫が得意、ジョーは活発で作家志望、エイミーは我が儘で自尊心が高く絵描き、末っ子のベスは内気で体が弱く、ピアノ弾き。
(四姉妹と家族同然のメイドの女性)
(ジョーは雪玉を隣りの家の窓に投げ、交流の発端を作った(笑)。隣家は上流階級の家で、ジョーはその階級への嫌悪感があった。)
(火が好き過ぎ、つい暖炉の近くに長くいるため何度もドレスのお尻部分を燃やしてしまうジョー(笑))
(物語はクリスマスシーズに始まる。金持ちの伯母が、四姉妹に1ドルずつくれ、それでそれぞれ好きな物を買うが、末っ子がお母さんのスリッパが破れていることを指摘すると、四人は自分の物を店に返し、母のプレゼントを買い、ツリーの下に置く。のちにジョーは、お金がないため自分の髪を切って売り、交通費を作る、ということもする。とにかく一家は基本、お金がない。長女と次女には、のちに仕事の話も来る。)
この家マーチ家は、父が悪徳実業家に騙され財産を失い貧乏、父の姉にあたる伯母は金持ち。
隣りの立派な邸宅には金持ちが引越してきた。
住んでいるのは老人とその孫の青年ローリー。
ローリーは扁桃腺炎だったりして、家庭教師の男性が来ている。
この家庭教師の先生が、メグに一目惚れ、のちに結婚、双子が生まれることになる。
(左から、ジョー、メグ、ローリー、家庭教師の先生)
ローリーは初めてジョーを見た時からジョーに恋してきたのだが、
ジョーはローリーに愛されることは良しとしても、自発的な愛はなく、このローリーは、のちにヨーロッパに行った際、そこに伯母と来ていたエイミーと結婚することになる。
(隣家のパーティーに呼ばれた際のエイミーとベス。ダンスを踊れる年齢ではないため、手摺の植物(パキラ)の陰から見物)
ベスは、隣りの、孫娘を失った老人から、その孫娘のピアノをもらうことになり、
老人とベスは友人に。
しかしベスは、母親が不在期間中(母は、父が病院に入ったという知らせを受け↓、父の元へ)、
代わりに六人子どもがいる貧乏な家に世話に行き、そこでしょうこう熱をもらってくる。行った子だくさんの家の子は、そのしょうこう熱で死去した子もいた。
帰ってきたベスは、「わたしに近寄らないで、うつるから」と言って倒れるのだが、その後峠を越し、回復。
しかしまた病気となり、死去することになる。
ジョーは、ニューヨークの〇〇宿に住み込みの家庭教師をしながら作家修業をする。その同じ宿に住んでいる教授と、ジョーはオペラに行ったりして見聞を広める。ジョーが「わたしの小説が『週刊火山』に載ったんです」と言うと、教授はその雑誌を知らない。その後教授は、ジョーの小説が載った雑誌を取り寄せ、読み、アドバイスする。しかしその「不自然」という言葉に、ジョーは傷付く。しかし教授は「才能があるからアドバイスが出来るんだ」と誤解を解く。
そのニューヨークに、伯母がエイミーと来る。
ジョーはヨーロッパに行くのを楽しみにしていたのだが、伯母は気の合うエイミーを選び、「ジョー、あなたは次ね」と言う。
そしてジョーは、ローリーがニューヨークに来たのに自分に会いに来なかったことに落胆する((船で)海を越える許可が取れる事務所がニューヨークにあり、海外に行く人はニューヨークに行かねばならなかったらしい)。
ジョーが、不自然ではない、人を優しく温かく包めるものを書くために実家に戻ると、戦地からお父さんが帰ってくる。
(お父さんと抱き合うベス)
ベスは危篤。
ジョーは父から、「ベスに本当のことを言ってはならない。安らかに天国に行かせてあげよう」と言う。
それを聞いてジョーが、四人姉妹の子供の頃の色々がある屋根裏部屋で泣いていると、ベスが来て、「自分が死ぬと知っている。なぜだかわからないけど、ジョーだけに、自分が知っていることを教える」と言う。
シーン変わって、『わたしのベス』という表紙の小説を、ジョーが家の庭で書き終えたところ。
献辞には、「亡くなったベスへ」とある。
牧師であるお父さんの司会で、ローリーとエイミーの結婚式が行われる。
(左から、エイミー、ローリー、ジョー)
(メグと双子の子と、夫の、隣家の家庭教師)
家でパーティーをしていると、教授がやって来る。
その応対に出たのはローリー。
教授は、話に聞いていたローリーと、ジョーが結婚したのだと思い、「これをジョーに渡してください」とローリーに包みを渡して、雨の中家を辞する。
ローリーから渡された包みをジョーが開くと、『私のベス』の出版本。
「誰から?」とジョーが訊くと、「名前は言わなかった。訛りがある人」とローリー。
教授だとわかったジョーが追いかけ、事情を話すと、教授は「ずっと言いたかったことがあるんです」と文学的な表現を延々と言い、肝心の「愛している」とか「結婚してください」が出て来ない。
教授の心がお見通しのジョーは、微笑し教授を家に招くのだった、でジエンド。
作家を目指し、実現する、当時にしたら大胆過ぎるほど自由で活発な次女のジョーがリアル過ぎると思っていたが、原作者のオルコットの投影にオルコットの理想を加えたものだったのだろう。
★
作家として成功したオルコットは一家の稼ぎ頭として家族を支え、『若草物語』の印税で家の借金を返し、両親の面倒をみ、夫を亡くした姉アンナの家族を支え、妹メイのヨーロッパ絵画留学の費用を捻出し、メイ亡き後は残された姪を引き取って育てた[17]。
オルコットは「一生を父親への強い愛憎のなかで過ごしたといってもいいほどに父の存在が大きかった」と言われ[21]、伝記作家たちは、オルコットの進歩的な考えと独立心が、先進的な理想を持つ父ブロンソンによって育まれたと考え、彼女の珍しい成功は父の影響によると考えてきた[22]。近年では、母アッバの困難で献身的な結婚生活と自由への夢、母娘の関係性が、オルコットの知的・感情的世界の形成に大きな影響を与えたと注目されている[23]。一家は奴隷制廃止運動に関わり、母は女性の権利の活動家であり、娘たちに自活の大切さを教えた[24][25]。オルコットは奴隷制廃止論者、フェミニストであり、一生独身で通した。彼女は生涯を通じて、禁酒運動や女性参政権などの改革運動に積極的に取り組んだ[26]。女性の権利と教育改革は、彼女の小説の主要なテーマであった[22]。アメリカ文学史に埋もれていたが、フェミニストとしてのオルコット研究が進み、近年では、彼女の小説は女性の自立を描いたものであるという評価もされるようになった[8]。現在では、19世紀中葉の文学の収穫期アメリカン・ルネッサンス(英語版)の一員として位置付けられており[27]、主に女性文学研究の枠組みで研究が進められている[14]。
彼女は、父の死の2日後、1888年3月6日にボストンで亡くなった。★
『若草物語』の舞台は、マサチューセッツ州コンコード
★Wikipediaより★
『若草物語』(わかくさものがたり、原題: Little Women)は、1949年に製作・公開されたアメリカ合衆国の映画。1933年にキャサリン・ヘプバーンが出演した『若草物語』の脚本および音楽がそのまま使用された。1868年に第一部、1869年に第二部が出版されたルイーザ・メイ・オルコットの小説『若草物語』を1933年の映画版に続き初のカラー映画(テクニカラー)としてリメイクし、マーヴィン・ルロイが製作・監督を行なった[2][3]。脚本はサリー・ベンソン(英語版)、ヴィクター・ヒアマン(英語版)、サラ・Y・メイソン(英語版)、アンドリュー・ソルトが執筆し、音楽はアドルフ・ドイチュ、マックス・スタイナーが作曲した。ジューン・アリソンとピーター・ローフォードらが出演した。イタリア人俳優のロッサノ・ブラッツィのアメリカ映画デビュー作となった。1948年に亡くなった、約40年に亘るキャリアとなるC・オーブリー・スミス卿の遺作となった[4]。
あらすじ
南北戦争の頃、マサチューセッツ州コンコードの小さな街にマーチ家のメグ(ジャネット・リー)、ジョー(ジューン・アリソン)、ベス(マーガレット・オブライエン)、エイミー(エリザベス・テイラー)の四姉妹が母親「マミー」(メアリー・アスター)と共に住んでいる。数年前に父(レオン・エイムズ)が質の悪い実業家のせいで財産を失ったため、一家は貧乏暮らしをしている。父が北軍として出兵し、母は一家をまとめ、娘たちにもうすぐ訪れるクリスマスには特に、自分たちより恵まれない人々に施しを与えることが重要であると教える。甘やかされ虚栄心の強いエイミーはしばしば貧困や身分を嘆くが、作家を志すジョーは自作の物語や芝居で家族を楽しませ、末っ子の内気で繊細なベスはジョーの作品にピアノ伴奏をつける。
活発でお転婆なジョーは男友達を探しており、裕福だが気難しい隣人のジェイムス・ローレンス(C・オーブリー・スミス)の孫であるローリー(ピーター・ローフォード)と友達になる。冬も終わる頃、ジョーの率直さや、根暗なローリーへの良い影響にジェイムスはとても感銘を受け、四姉妹を豪邸での舞踏会に招待する。舞踏会にてメグはローリーの家庭教師のジョン(リチャード・ワイラー(英語版))に気に入られ、エイミーとベスは階段の上からハラハラしながら見守る中、ジョーはローリーのダンスの誘いを受ける。ジェイムスの気難しさは、亡き孫娘を思い起こさせるベスと会うと和らぎ、ベスの音楽の才能を知るとグランドピアノの使用許可を与える。素晴らしい一夜であったが、エイミーとベスはお高く留まったガーディナー夫人(イザベル・ランドルフ(英語版))とその娘が母の噂話をしているのを聞き不愉快に終わる。
数週間が経ち、ローリーのジョーへの愛は増すばかりだが、ジョーは友人として好きだが結婚する気はないとしてローリーを退ける。ジョーは姉妹の絆が崩れることを恐れ、メグのジョンへの深い愛情を妨げようとする。春が訪れ、父が負傷しワシントンD.C.の陸軍病院に入院したという報せが入る。ジョーは裕福なマーチ叔母(ルシル・ワトソン(英語版))に母の汽車賃を頼みに行くが、礼儀がなっていないとして口論となる。マーチ叔母が姉妹の家にやってきて、入れ違いにジョーが家に到着する。ジョーは汽車賃を工面するために美しい栗色の巻き毛をバッサリ切って売ったのである。母の不在中、代理で貧困者の世話をしていたベスが猩紅熱にかかり、極度の不安や恐怖にさいなまれた姉妹たちはいかに母に依存してきたか気付く。母が戻るとベスの熱が下がってくる。ローリーが手筈を整えて父が帰宅し、一家は再会を喜ぶ。
数か月後、メグはジョンと結婚する。ローリーはジョーに求婚するが上流階級に馴染めず執筆活動に専念したいとして断られる。酷く傷心したローリーはヨーロッパに向かい、姉のメグと親友のローリーを同時に失い悲嘆に暮れるジョーはキャリア追及のためにニューヨークに向かう。ジョーは下宿先のカーク家の子供たちのドイツ語教師であるベア教授(ロッサノ・ブラッツィ)と出会い、美術やオペラに触れる。ジョーはベア教授に文章を読んでもらうが、煽情的過ぎると批判され落胆する。急に泣き出したジョーは、ローリーに見捨てられたと感じており、さらに長年ヨーロッパに共に旅行に行くと約束していたマーチ叔母がエイミーを連れて行くことになったことで傷ついていることを明かす。ベア教授はジョーに恋しており、心情を書き起こすよう薦める。ジョーはベスの体調が悪化していることを聞いて、自分を必要としている実家に戻る決心をする。人が少なくなった実家に戻ると愛するベスは瀕死の状態であり、数週間に亘り、文句も言わず病魔と戦うベスの看病を行なう。
ベスが亡くなり、ジョーは悲しみを癒すために小説『My Beth』を執筆し、意見を聞くためにベア教授に送る。双子の母となったメグはジョーに、ローリーとエイミーがヨーロッパで交際し婚約したことをためらいながら伝える。ジョーは祝福しながらも初めて自分がいかに孤独で愛されたいと感じているか気付く。数週間後、結婚したローリーとエイミーが戻り、一家は再会を喜ぶ。ベア教授が出版した『My Beth』を持参してきたのをローリーが迎える。ベア教授はジョーがローリーと結婚したものと勘違いし、ローリーの招待を辞退して立ち去る。ジョーがベア教授を追いかけ、2人は抱き合い、ベア教授はジョーに求婚する。ジョーはこれを承諾し、家族の待つ温かな家に未来の夫を連れていく。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
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東京12ch版 | NHK版 | PDDVD版 | ||
ジョー | ジューン・アリソン | 小原乃梨子 | 山田栄子 | 渡辺つばさ |
ローリー | ピーター・ローフォード | 仲村秀生 | 中尾隆聖 | 安芸此葉 |
ベス | マーガレット・オブライエン | 杉山佳寿子 | 島本須美 | 深森らえる |
エイミー | エリザベス・テイラー | 武藤礼子 | 高島雅羅 | 渡邉絵理 |
メグ | ジャネット・リー | 池田昌子 | 佐々木優子 | 小林美穂 |
ベア教授 | ロッサノ・ブラッツィ | 広川太一郎 | 佐々木功 | |
マーチ夫人 | メアリー・アスター | 水城蘭子 | 谷育子 | 小野洋子 |
マーチ叔母さん | ルシル・ワトソン(英語版) | 川路夏子 | 麻生美代子 | |
ローリーの祖父 | C・オーブリー・スミス | 高塔正康 | 松村彦次郎 | 宝亀克寿 |
ハンナ | エリザベス・パターソン(英語版) | 由起艶子 | ||
マーチ氏 | レオン・エイムズ | 矢島正明 | 家弓家正 | |
バーネス医師 | ハリー・ダヴェンポート | 北村弘一 | ||
ジョン・ブルック | リチャード・ワイラー(英語版) | 江角英明 | 村山明 | |
カーク夫人 | コニー・ギルクリスト(英語版) | |||
ソフィー | エレン・コービイ(英語版) | 荘司美代子 | ||
老クロニー | ハーラン・ブリグス(英語版) | |||
クロニー | フランク・ダリアン(英語版) | |||
ハメル夫人 | リサ・ゴーム(英語版) | |||
デイヴィス先生 | オリン・ハウランド(英語版) | |||
ガーディナー夫人 | イザベル・ランドルフ(英語版) | 島木綿子 | ||
グレイス | ウィル・ライト | |||
サリー | エロイーズ・ハート(英語版) | 児玉美智子 | ||
ティナ | クレア・ジェーン・カルンバック | 菅谷政子 | ||
その他 | 沼波輝枝 沢木郁也 池本小百合 矢野陽子 関俊彦 上田敏也 石井敏郎 鶴ひろみ 鈴木れい子 |
大塚智則 織間雅之 峰松希匡 七瀬みーな すぎもと恭子 小浅和大 さわやまゆか 安永まゆ 井口泰之 宮内拓 |
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演出 | 菊池弘 | 左近允洋 | 椿淳 | |
翻訳 | 森川一郎 | 鈴木導 | 渡邊智子 | |
効果 | スリー・サウンド | |||
調整 | 遠矢征男 | |||
制作 | 有村放送プロモーション | グロービジョン | 株式会社マックスター | |
解説 | 芥川也寸志 | |||
初回放送 | 1972年5月4日 『木曜洋画劇場』 |
1990年5月5日 |
スタッフ
- 監督/製作:マーヴィン・ルロイ
- 脚本:ヴィクター・ヒアマン、サラ・Y・メイソン、アンドリュー・ソルト
- 音楽:アドルフ・ドイチュ
- 撮影監督:ロバート・H・プランク、チャールズ・エドガー・シェーンバウム
- 編集:ラルフ・E・ウィンタース
- 美術:セドリック・ギボンズ、ポール・グロッセ
- 装置:エドウィン・B・ウィリス
- 衣装:ウォルター・プランケット
- 録音:ダグラス・シアラー
製作
セルズニック版
当初デヴィッド・O・セルズニックが製作する予定であった。1946年9月に撮影が開始したが、セルズニックは『白昼の決闘』の過酷な撮影の直後に大作に取り掛かるのは困難であると判断し、MGMに脚本および権利を売却した。セルズニック版にはジョー役にジェニファー・ジョーンズ、エイミー役にダイアナ・リン(英語版)、ベス役にバンビ・リン(英語版)、メグ役にロンダ・フレミング、マーチ夫人役にアン・リヴィアが配役されていた。
原作との違い
- ベスとエイミーの年齢差は原作では1歳だが、1949年映画版では数年差がある。原作の冒頭ではメグ16歳、ジョー15歳、ベス13歳、エイミー12歳で、物語は10年に亘る。原作の年齢幅は5年であるが、1949年映画版の出演者はリー1927年生、アリソン1917年生、オブライアン1937年生、テイラー1932年生で年齢幅は20年となっている。
- ジョーとローリーの出会いは原作では大晦日のパーティであるが、1949年映画版ではハメル家に朝食を持っていく時で、ローリーが病気で伏せっている時にジョーは見舞いに行く。
- 大晦日のパーティには原作ではメグとジョーのみが出席するが、1949年映画版では4人共出席する。赤の他人が、母が娘4人を金持ちと結婚させようとしていると陰口を叩くのを聞いたベスは悲しくなり、4人共早々に引き上げる。
- 原作の冒頭では四姉妹がもらった1ドルでそれぞれが母への贈り物を買うが、1949年映画版では最初は自分の好きな物を買うが最終的に母への贈り物を買う。
- 原作において、エイミーは机の中にライムを隠し持っていたとしてデイヴィス先生に物差しで手をぶたれるが、1949年映画版では石板にいたずら書きをして物差しで手をぶたれそうになるが結局ぶたれない。
- 原作のエイミーがジョーとローリーを追いかけて氷が割れて川に落ちるピクニックのシーン、ヨーロッパでのエイミーとローリーが交際に至る過程のシーンなど様々なシーンが描かれていない。
- 原作ではジョーとローリーは親友でローリーを「テディ」とニックネームで呼ぶほどだが、1949年映画版では親密さがやや薄い。★