清明April
大貫妙子の「ピーターラビットとわたし」春のわくわく感
三遊亭圓生の、「包丁」。
久治(きゅうじ)と寅(とら)という知り合いが道で出会った。
久治は寅に、「自分は清元(きよもと)の先生の若い女が出来た。今のかみさんも清元の先生だが、こいつとは別れたい。おめえ、これから俺がおめえに鰻をおごるから、ちょいと演技をしてくれねえか」と、寅に酒を自分の家に持っていかせ、そこで久治を待つと言い、その酒を飲んでいる間にうちのかかあに手を出してくれ、そこを俺が出刃包丁を持って出て行って「間男を入れやがったな」と怒ってかかあを田舎の芸者に売る、その金を山分けしねえか、と言った。受け合った寅はその通り久治の家へ行き、酒を飲み、酔い始めた。
すると酔っておかみさんを口説き始めた寅に、おかみさんは「あんた、女を口説くって顔かよ」。
おかみさんをいい女だと思っていた寅だったが、いやだからこそひっくり返されて逆上、寅は真相を喋ってしまう。
するとおかみさんが逆上、思案し、「久治をこの家から出して清々したい、そしたらその後、あんたあたしをおかみさんに貰ってくれるかい?」「さっき女を口説くって顔かよって言ったじゃねえか」「あたしも逆上して、憎まれ口をたたいたんだよ」。
二人が合意したとき、久治がやってきた。
久治を追い出すと、しかししばらくしてまた久治がやってきて「あの出刃包丁、俺はどこに置いた」と出刃包丁を探し、手にする。
「その出刃包丁どうすんだ」とおかみさんが言うと、久治が「横丁の魚屋にけえし(返し)にいくんだ」と言って下げ。
09:19~怪談。
隣室から中国語の騒音。
隣りの人は中国人。
注意しようと行ってみると鍵が開いている。
中に入ると壁に中国語の貼り紙。
写して後日中国語に詳しい人に訊くと、それは「妖怪退治に行ってきます」という言葉。
騒音の元は妖怪で、隣人はその妖怪の元凶を退治しに行ったのでは、という話。
この話の怖さは、怒りをぶつけに行ったが肩透かし、実は隣人は悪人ではなく、正義の味方である犠牲者(もうこの世にはいない)かもしれない、という価値逆転。
「自分が死んだことに気づかない、ポンコツ幽霊」(笑)。「カッパいる」
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 5月号の
「ステッドのホテル STED , A KANGAROO HOTELIER」、発売中です
絵本をお手にされた方は、見るとハッピーになる嶽(だけ)まいこさんの絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
ステッドのホテル (こどものとも2024年5月号) | くら ささら, 嶽 まいこ |本 | 通販 | Amazon
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ/ Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
ジッタとゼンスケ ふたりたび (こどものとも2023年7月号) |くら ささら, くりはら たかし |本 |通販 |アマゾン
【5~6才向け】こどものとも|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
🐪「ひみつのえんそくきんいろのさばく」🐪
ひみつのえんそく きんいろのさばく (こどものとも2022年8月号) |くら ささら, 木内 達朗 |本 |通販 |アマゾン
以下、九螺ささら名義の著書です
ゆめのほとり鳥 (新鋭短歌シリーズ40) |九螺 ささら |本 |通販 |アマゾン
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 5月号の
「ステッドのホテル STED , A KANGAROO HOTELIER」、発売中です
絵本をお手にされた方は、見るとハッピーになる嶽(だけ)まいこさんの絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
カンガルーのステッドは、丘の上の小さなホテルで働いています。ホテルの仕事は、毎日がハプニングの連続。今日も、屋上で干していたシーツが風に飛ばされそうになったり、夕食の時間に停電になってしまったり……。次々と起こるトラブルをステッドが華麗に解決していきます。なんでもこなせるステッドの仕事ぶりを軽快に描きます。
ステッドのホテル (こどものとも2024年5月号) | くら ささら, 嶽 まいこ |本 | 通販 | Amazon
絵本を手に取られた方は、嶽(だけ)まいこさんのレンブラントのような光と影の表現を、どうぞご堪能なさってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ/ Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
折り込み付録「絵本のたのしみ・作者のことば」には、
「ロンドンのアットホームなホテル」と題し、作品の元となった、学生時代の旅行のことを書いております。
プロフィール画は、わたし作・カンガルーの親子です。どうぞよろしくお願いいたします☆
くらささら
「クックククックレストラン」こどものとも年中向きも引き続き発売中です
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店こどものとも7月号「ジッタとゼンスケ ふたりたび」発売中です
ジッタとゼンスケ ふたりたび (こどものとも2023年7月号) |くら ささら, くりはら たかし |本 |通販 |アマゾン
オオカミの兄弟、ジッタとゼンスケは、大仏さまをおがむために、はるばる都にやってきました。その道中で、ふたりは氷をキツネのお殿様に届ける仕事を任されることに。しかし、行く先々には数々の困難がふたりを待ち構えていました。果たしてふたりは、氷が溶けないうちにお城にたどりつけるのでしょうか? 新感覚時代劇絵本。
【5~6才向け】こどものとも|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
「ひゃくえんだまどこへゆく?」コインの世界一周の旅発売中です
男の子がジュースを買おうと、100円玉を自動販売機に入れようとしたその瞬間......。100円玉がおっこちた! 100円玉は、ころころころころ、坂を転がって、トラックに運ばれたり、空を飛んだり、海に落ちたり。しまいには南極にたどり着いたり......! いったいどこまで行ってしまうのでしょうか? 小さな100円玉の壮大な冒険を描いた絵本です。
くらささら名義の他作品🐪「ひみつのえんそくきんいろのさばく」🐪
ひみつのえんそく きんいろのさばく (こどものとも2022年8月号) |くら ささら, 木内 達朗 |本 |通販 |アマゾン
以下、九螺ささら名義の著書です
ゆめのほとり鳥 (新鋭短歌シリーズ40) |九螺 ささら |本 |通販 |アマゾン