春分March
失望した自分を受け止める、いつも通りの街。
十代目柳家小三治の、「高砂や」。
職人の八っつぁんが御大家（ごたいけ）の仲人を頼まれた（八っつぁんの家で、木場（きば）の娘と御大家の息子が出会って一目惚れ、娘さんの方から縁をつないでほしいと言われ、そうした。正に文字通り仲人になったため）。八っつぁんは婚礼参加用の着物がないため、御隠居に借りに行き、「式では御祝儀として『高砂や』という謡曲を歌うといい」と言われ、レッスンを受ける噺。
御隠居に教えられ、「高砂や」の詞の意味は何となくわかったものの、どうもその調子の出せない八っつぁん。すると御隠居は、豆腐屋の売り声を真似してみろと言う。豆腐屋の物真似が大得意の八っつぁん、何とか冒頭を形にして、「後はその場の人が歌ってくれる」という御隠居の話に安心し、現場へ。
するとその場の人は、その後を歌ってくれない。困った八っつぁん、冒頭部分ラストの「この浦舟～」の所で「助け舟～」と言って下げ。
２人の噛み合わないやり取りが面白い。抜け目のある八っつぁんは、周囲に愛されていたのだろう。
絹ごし豆腐は「SILK TOFU」。木綿豆腐は「FIRM TOFU」。
作業時間帯がエモい。この動画を見ると、豆腐というものが俄然有難く思えてくる。
作業途中の、手動プレス(加圧)機が面白かった。
様々な手動プレス機。
ザーーーッ、ドーーーッ、トントントン（笑）
山菜採り、面白い。
タラの木って、そうなんだ……
タラの木の、タラの芽
木にはトゲがある。美味しくて食べられてしまうことを防ぐ、防衛本能だろうか（後から見て擬人化せず進化の過程の時系列で言うと、トゲのあるタラの木の方がないものより芽を摘まれにくく生き残った）
つまりリスみたいなこと（木の芽を摘む）をしている、人類。
06:25～「もうママ（≒世界）なんか大っ嫌い！！」モードに突入。宥(なだ)めに入った子が「木、見つけたよ」と元気づけようとすると、「葉っぱじゃん！!」とますます世界不信（笑）
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店
こどものとも 年中向き 2月号の
「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート！ クックククック、さあ作ろう！ シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽（だけ）まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ
作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」
では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく？』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
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福音館書店こどものとも7月号
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