啓蟄March
★英語の March はローマ神話の軍神マルス(Mars)が由来だと言われています。 古代ローマ暦では3月が1年の始まりとされ、3月は農作業を始める月でもあったため、このマルスは農耕の神としても知られています。★
軍神マルス(Mars)
やっとこやっとこおもちゃの兵隊さん。「やっとこ」とは、ぎこちないながら前進する動きの擬態語かと思った。やっとこさ、到着、の時の「やっとこさ」の「さ」が取れた感じで。「やっと」の音で、注力しながら遅々として進んだ結果、達成、が出るのだろう。
おもちゃの兵隊さん
こちらは、物を挟むための道具、やっとこ。こちらは、「焼き床はさみ」が短縮されて、「やっとこ」となったらしい。やっとこ - Wikipedia
雑多で猥雑な時代である昭和語訳という感じの、「滝口入道」。
滝口武者の斎藤時頼が、平清盛主催の花見で横笛という踊り子に一目惚れ。恋文を出したが横笛のお付きの者が渡さず、失意の時頼は出家。来た恋文すべてが渡されず溜め込まれていたと知った横笛(横笛はモテモテの女性)、時頼がいる寺を訪ねると、時頼は「出家の身ゆえ、会わない」。その決意を聞いた横笛も出家した、という話。
恋で坊主が二人出来た。当然、こいこいには坊主がつきもの、で下げ。こいこい - Wikipedia
横笛
滝口入道こと、出家した斎藤時頼は、武骨なルックスで胸を打つ恋文を書く武士だったらしい。
★『滝口入道』(たきぐちにゅうどう)は、高山樗牛の、
『読売新聞』1894年4月16日-5月30日に連載された小説。樗牛にとって処女作であり代表作であり、また唯一の小説である。
発表までの経緯
- 1893年、樗牛23歳のときに東京帝国大学文科大学哲学科に入学。その年の11月、「読売新聞」が1等賞100円、2等賞に金時計1個を賞品とした歴史小説を募集した。このときの審査員は尾崎紅葉、依田学海、高田半峯、坪内逍遥らだった。また、入選作品は読売新聞本誌で連載することが決められていた。
- 応募規則では、応募者は匿名で、入選した際に氏名と住所を通知することになっていた。また掲載時も本人の希望があれば名をふせることができた。
- 樗牛は、『平家物語』にある斎藤時頼(滝口入道)と横笛の悲恋を題材に小説を書き、応募規則にならい匿名で応募した。
- 1894年4月に結果発表された。応募作品は小説16編、脚本6編だったが、1等賞に該当する作品がなく、樗牛が匿名で応募した『滝口入道』が2等賞に当選し、33回にわたって連載されることになった。
あらすじ
時は平家全盛の時代。時の権力者平清盛は、わが世の春を謳歌していた。ある日清盛は、西八条殿で花見の宴を催した。ここに平重盛(清盛の息子)の部下で滝口武者の斎藤時頼もこれに参加していた。このとき宴の余興として、建礼門院(重盛の妹)に仕えていた横笛が舞を披露した。それを見た時頼は横笛の美しさ、舞の見事さに一目惚れしてしまった。
その夜から横笛のことが忘れられない時頼は、恋しい自分の気持ちを横笛に伝えるべく、文を送ることにした。数多の男たちから求愛される横笛であったが、無骨ながら愛情溢れる時頼の文に心奪われ、愛を受け入れることに。しかし、時頼の父はこの身分違いの恋愛を許さなかった。傷ついた時頼は、横笛には伝えずに出家することを決意した。嵯峨の往生院に入り滝口入道と名乗り、横笛への未練を断ち切るために仏道修行に入った。
これを知った横笛は、時頼を探しにあちこちの寺を尋ね歩く。ある日の夕暮れ、嵯峨の地で、時頼の念誦の声を耳にする。時頼に会いたい一心の横笛だが、時頼は「会うは修行の妨げなり」と涙しながら帰した。滝口入道は、横笛にこれからも尋ねてこられては修行の妨げとなると、女人禁制の高野山静浄院へ居を移す。それを知った横笛は、悲しみのあまり病に伏せ亡くなった。横笛の死を聞いた滝口入道は、ますます仏道修行に励み、その後高野聖となった。
作品の舞台
映画
1923年、マキノ映画により映画化された。タイトルは『瀧口入道 夢の恋塚』。監督は後藤秋声。
キャスト
- 斎藤瀧口時頼:阪東妻三郎
- 曹子横笛:環歌子 - Wikipedia
- (高畠華宵の絵を彷彿高畠華宵 - Wikipedia)
- 斎藤茂頼:市川幡谷
- 平重盛:片岡市太郎
関連項目斎藤時頼
★庭を警護する兵士は清涼殿東庭北東の「滝口」と呼ばれる御溝水(みかわみず)の落ち口近くにある渡り廊を詰め所にして宿直したことから、清涼殿警護の武者を「滝口」と呼ぶようになる。★
(京都御所で復元された「滝口」)
Yundi Liのピアノの音は、クリアでリリカルユンディ・リ - Wikipedia
片っ端から喫茶店|TVO テレビ大阪 (tv-osaka.co.jp)
「どうも~!」(笑)
![undefined](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a3/Yuanyang_%28drink%29.jpg/800px-Yuanyang_%28drink%29.jpg)
日本のメロンパンに相当するらしい、香港のパイナップルパン。
イルローザさんの髪型が似ていると言われた、ティナ・ターナー
稲垣えみ子さんの、消費者・ユーザーという名の奴隷にされない生き方稲垣えみ子 - Wikipedia
心がくつろぐ
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嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
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