雨水February
中森明菜さんの「愛撫」。物凄く、TMネットワーク。このままゲットワイルドへなだれ込める
「愛撫」は松本隆作詞、小室哲哉作曲。CDシングルで、片A面という言い方をしていたか。アイドルではなくアーティストであることの表現としてのジャケットか。本人写真なし。愛撫 (中森明菜の曲) - Wikipedia
この当時の明菜さんの本髄に同期したかのような曲。
★「片想い」(かたおもい)は、安井かずみの作詞、川口真の作曲による歌。オリジナル版は槇みちる(現:まきみちる)の歌唱で、シングル『鈴の音がきこえる』(1969年11月1日発売)のB面収録曲として発表された。
1971年に中尾ミエによってカバーされ、シングルが発売されたが、これが発売から数年を経てロングヒットとなった。以後、中森明菜など多くの歌手によってカバーされている。★
コーラスが、まるで守護天使のように堂々。
02:37~「片想い」。
古今亭志ん生の、「藁人形」。藁人形 - Wikipedia
女郎に騙され死に金(死の準備の為の金(葬式資金))の40両を盗られたお坊さんが、その女郎が糠問屋の娘のため、釘は効かないからと藁人形を鍋で似て7日7晩祈り殺そうとしたが満願成就の日にやって来た甥に鍋の蓋を開けられて祈り殺せなかった話。
藁人形に五寸釘。
「呪い殺す」ではなく「祈り殺す」という表現は、お坊さんゆえかと思った。
1000両あれば分限者(大金持ち)とは、インフレではなく金の価値が高かったから、という枕がある(今でいう円高)。
江戸時代。吉原を北国と言い、品川は南。源氏名が通用していたのは吉原だけだったのだという。
この話の女郎は吉原勤務ではないため、おくまという本名で出て来る。おくまは板頭というポジション。使用人に指示出ししている様子から、中間管理職的位置なのかと思った。
この女郎屋は巽(たつみ)(吉原を北、品川を南とすると南東)にあったらしい。
この女郎おくまがあくどい。
店のある界隈で、この「さいねん」というお坊さんが毎日江戸中歩いてお布施をもらっては貯めているという噂がたち、誰がその金を巻き上げられるかという賭けがなされた。このおくまは店の二階からさいねんに「今日あたしのお父っつぁんの命日なんだ、祈っておくれよ」と声をかけ、「あんたも大変だねえ。あんたあたしのお父っつぁんに似てるんだよ。あたしの実家は糠問屋でね。あたしはそこで男と噂がたって、駆け落ちしたけど結局この稼業に身を沈めた。でもいい旦那ができて結婚することになった。新居にあんたを父代わりに呼んで、一緒に住んで、あんたの死に水をとってあげようと思う。でもその新居に手付け金40両が必要なんだよ。旦那は今旅行中なんだ。今すぐ手付金を払わないとその家が他の人に住まわれちゃうんだ。誰かに借りてもらえない?」と言い「そんならあたしが貸しますよ。死に金として貯めた金があるから」とさいねんが家に戻って畳の下から出してきて渡すと、後日さいねんが風邪をひいて薬も買えないとなっておくまを訪ねたときに「そんなの知らないよ。ボケたんじゃないか」と言い、その後さいねんが転ぶと、そこへ行っておくまは真相(金は駆け落ちしたときの駄目男の博打の穴埋めに使われた)を言い、「だからあんた、人に騙されるんじゃないよ」と言ったのだった。
そりゃ、祈り殺そうとするだろう、と思った。
しかし噺のラストはコミカル。
志ん生師匠の頭の形と福耳が、布袋様のようで有難い
★布袋(ほてい、生年不詳 - 917年(?)[1])は、唐代末から五代時代にかけて明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したとされる伝説的な仏僧[2][3]。水墨画の好画題とされ、大きな袋を背負った太鼓腹の僧侶の姿で描かれる。日本では七福神の一神として信仰されている[2]。★
(中国浙江省杭州市飛来峰石窟造像群中の布袋像)
(七福神と宝船、歌川豊国(1806年))
★七福神(しちふくじん)とは、インド伝来の仁王経の中にある「七難即滅 七福即生」という仏教語に由来する[1]、福徳の神として日本で信仰される七柱の神である。
七柱は一般的には、恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされており[2]、それぞれがヒンドゥー教、仏教、道教、神道など様々な背景を持っている。七福神に一神を加えて八福神としているケースもある。★
片っ端から喫茶店|TVO テレビ大阪 (tv-osaka.co.jp)
ゆえにミッフィー
話に出て来た、オランダのデルフト焼き。【オランダのデルフト焼き】お土産にもおすすめ!│オランダjp (oranda.jp)
(デルフト陶器。モスクワのプーシキン美術館所蔵。)デルフト陶器 - Wikipedia
オランダのデルフトデルフト - Wikipedia
フェルメールが生まれ暮らした街、デルフト
話に出て来た長崎の波佐見焼き。波佐見焼 - Wikipedia
デルフト陶器が収められている、モスクワのプーシキン美術館
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の
「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です、
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
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以下、九螺ささら名義の著書です