2月February
きみを忘れない 曲がりくねった道をゆくスピッツのチェリー
ペパーミント風味のお菓子、ペッツ(pez)。pezとは、ドイツ語のPfefferminz(ペパーミント)の略。
ペッツのディスペンサー。
★PEZ(ペズ、ペッツ)とは、1927年にオーストリアでうまれた[1]ペパーミント風味のキャンディー(錠菓)である。 語源はドイツ語のPfefferminz(ペパーミント)の略から。
世界60カ国で販売され、年間生産量は77億粒[1]。
ペッツ・ディスペンサ
ペッツを詰めてあるプラスチック製のケースをペッツ・ディスペンサ(英: Pez dispenser)、あるいはボディーステムという。ディスペンサの上部には様々なキャラクターの頭部がついており、世界中に収集家が存在する。ディスペンサが付いたのは1949年。★
赤いお鼻のロバさんが ペッツで手品やりました。うわー、すごーい。出た出たみーんなペッツッツ。ペッツペッツ、みんなのペッツ。
初めてディスペンサーにペッツを補充したとき、一人前になった気がした(笑)。ペッツがなくなると、このディスペンサーが空腹、と認識した。ゆえに最後の一個は常に食べられなかった(笑)。
古今亭志ん朝の、「抜け雀」。
正に「抜け雀」。
親から勘当された武家の絵師が、小田原の宿で客引きに引かれ、一文無しで七日も泊まり大酒を飲み、催促されると宿代のかたとして衝立に雀の絵を描いた。するとその雀たちは朝の光を浴びて窓が開くと飛んで出て行き、餌を食べ、また衝立の中に戻った。すると「雀のお宿」と評判となり、貧乏宿はたちまち客でいっぱい、お殿様は千両で買う、と言った。しかし雀の絵を描いた絵師は、金を持ってまた帰ってくると言い残して出ていったため、宿の夫婦の夫は待っていた。するとしばらくして62、3歳のお武家様が泊まり、「この絵は上手だが、止まり木が描いていないから名人ではない」と止まり木と(鳥)籠を描く。すると雀たちは飛んで外に行ったあとで衝立の止まり木に止まり、体力消耗を防ぐことが出来、これからも生き続けることになった。
それを見たお殿様は、二千両を出して買うと言った。千両でも一生暮らせると欣喜雀躍していた夫婦は、更に歓喜。
しばらくして立派なお武家様が来た。それは実は、あの見すぼらしい、雀を描いた絵師だった。宿夫婦の夫がこれまでの顛末を話して衝立を見せると、「これは父が描いたものだ。私は思い違いをしていて、それで勘当された。この絵のことを父が知り、それで勘当が解け、これから国元へ帰るのです」とお武家様。
「それは良かった。そういうことが正に親孝行。あなたは本当に親孝行な方です」と宿夫婦の夫が言うと、「いや私は親不孝者だ。大事な親を籠描き(駕籠かき)にしたのだから」が下げ。
この下げが生きるために、枕では駕籠かきの説明がある。
駕籠かきとは、この場合は当時のヤバい駕籠屋のこと(乗せた客に犯罪を行うアウトロー)。
雲助の説明も、枕である。これは社会的な信用の低い感じのワードでは、と思った。
★雲助(くもすけ)とは、江戸時代に、宿場や街道において荷物運搬や川渡し、駕籠かきに携わった人足を指し示す日本語の言葉である。蜘蛛助と書くこともある。
概要
本来人足業は、農家の助郷役として行なわれていたが、代銭納が増えたことで人足が不足となった。そのため江戸幕府は1686年(貞享3年)に、出所の知れた浮浪人に限って人足とすることを許可している。これらは宿場人足と呼ばれ、親方の下である程度の統制を受けたが、そこに混じって出所の知れないモグリの宿場人足が横行した。
これらモグリの人足の中にはたかり・ぼったくり・窃盗を行なうタチの悪い無頼の者も多かった事から、蔑称として用いられるようになった。もちろん、風雨や危険な山道を省みずに昼夜問わず駆け抜けて旅行者を安全に輸送した善良な雲助も大勢存在し、江戸時代を通じてこうした雲助が、道中の安全な移動を支えてきたのも事実である。
現在ではいわれのない侮辱を与える言葉として忌避されている一方で、悪質な運転をするタクシー運転手や路線バス運転手を嘲る時の軽蔑語としても使われることがある。
テレビドラマや映画では着物を羽織った姿で登場する彼らであるが、実際には、褌ひとつの身軽な格好がほとんどだった。ただし寒い冬は衣服を用いることもあった。
言葉の由来
雲助という言語の由来は定かではないが、一説によると人足たちが定住せずに「雲」のように周辺をさまようからだとも言われている。また、(モグリのため)宿場の外れの街道沿いで客を待ち構える様子が蜘蛛が網をはっているようであるからという説もある。
「足下を見る」という言葉は弱みにつけこむことを指すが、これはたちの悪い雲助が客の草履を見て、擦り切れている(=もう歩けない)場合に高い金額をふっかけたということに由来する。
派生語として「雲助根性」という言葉があるが、これは他人の足下を見るような行為・考え方を指す。★
駕籠屋のことを駕籠かきという場合もあるようだ。
噺に出て来る絵師は、狩野派と名乗る。狩野派 - Wikipedia
眠り猫の作者として有名な、左甚五郎を想起。左甚五郎 - Wikipedia
★左 甚五郎(ひだり じんごろう、ひだの じんごろう)は、江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人。講談や浪曲、落語、松竹新喜劇で有名であり、左甚五郎作と伝えられる作品も各地にある。
甚五郎作と言われる彫り物は全国各地に100か所近くある。しかし、その製作年間は安土桃山時代から江戸時代後期まで300年にも及び、出身地もさまざまであるので、左甚五郎とは、一人ではなく各地で腕をふるった工匠たちの代名詞としても使われたようである。★
(名誉右に敵なし左甚五郎(中央が左甚五郎。歌川国芳・画、江戸時代))
カオス&愛。11:52~テーブルの上で御機嫌。19:45~「誰が悪いの?」「リアー(自分)」アンパンマンというワードで急に元気になる子。アンパンマンは、ママも救う
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の
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福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
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