立春February
どーこぉかーでひーばりが、鳴いてーいるー
こちらは美空ひばりさん。美しい空に雲雀鳴く。
こちらは前田美波里(まえだびばり)さん。わたしは子供の頃、ある時期まで美空ひばりさんと前田美波里さんが同一人物だった(美の字の共通と、ひばりとびばりの音の激似ゆえ(笑))。
- ★「美波里」は本名。生まれたばかりの時は父の妹にそっくりだったので、父方の祖母が🔶「Beverly(ビバリー)」🔶というその叔母の名前を付けるよう依頼してきたので、当て字で鎌倉の祖父が「美波里」と名付けた。[15]。★
古今亭志ん朝の父、古今亭志ん生の、「道灌」。道灌 (落語) - Wikipedia
太田道灌(おおたどうかん)のこと。
★太田 道灌(おおた どうかん)は、室町時代後期に関東地方で活躍した武将。武蔵守護代・扇谷上杉家の家宰。摂津源氏の流れを汲む太田氏。諱は資長(すけなが)。太田資清(道真)の子で、家宰職を継いで享徳の乱、長尾景春の乱で活躍した。江戸城を築城し、武将としても学者としても一流という定評があった[1]。★
にわか雨に降られた道灌が、あばら家で蓑(雨具・今のレインコート)を借りようとした。するとその家の乙女が恥ずかし気に、山吹の枝を盆に載せて持ってきた。
意味の分からない道灌、乙女に訳を訊くと、彼女は「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」の有名な歌の「実の」を「蓑」に掛け、蓑がないことの断りとしたのだと言う。
その歌を知らなかった道灌、家に帰ると歌の猛勉強をし、日本一の歌詠みと言われるまでになった。
という話を知り合いから聞いた男、その知り合いに歌をひらがなで書いてもらい帰宅、蓑と笠(雨具)を用意し、「どうかん」なるものが雨具を借りに来た際に自分がその歌を読んでやろうと待ち構えた。するとにわか雨が降り出した。男は「あそこにもあそこにも『どうかん』がいる。あそこには犬の『どうかん』がいる」とワクワク。(固有名詞「道灌」を、普通名詞「どうかん」と認識(急な雨に雨具の用意のなく濡れている生き物が、男にとっての「どうかん」だったのではと思った。この辺り、『ふるやのもり』に似ていると思った))
山吹。
蓑。
様々な笠。
(歌川広重 名所浮世絵揃物『東海道五十三次之内 四日市 三重川』 2人の旅人が描かれているが、右にいる蓑笠(みのかさ)[注 5]の男は風に逆らって歩き、左の男は強風で飛ばされた笠を慌てて追いかけている。)
- ★山吹伝説
- ある日、鷹狩に出かけた道灌はにわか雨に遭い、蓑を借りようと農家に立ち寄った。出てきた娘は花が咲いた一枝の山吹を差し出すのみであり、彼女の意図を理解できなかった道灌は、蓑を借りようとしたのに花を出されたことに立腹しながら帰宅した。後でこの話を家臣にしたところ、それは兼明親王
- の歌「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」(『後拾遺和歌集』所載)に掛けて、山間(やまあい)の茅葺き(かやぶき)の家であり貧しく蓑(実の)ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。道灌は古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後は歌道に励み、歌人としても名高くなったという。★
★騎虎(きこ)の勢(いきお)い
の解説
《「隋書」独孤皇后伝から》虎に乗った者は途中で降りると虎に食われてしまうので降りられないように、やりかけた物事を、行きがかり上途中でやめることができなくなることのたとえ。★
枕では、「山に蛸が寝ている、たこねやま(箱根山)」などという駄洒落満載。
片っ端から喫茶店|TVO テレビ大阪 (tv-osaka.co.jp)
癖(へき)の使い方に納得。ケチャップまみれのナポリタンの隠し味は、味醂と牛乳。ブラスさんの座右の銘は、「まったり」
ブラスさんの大人心に沁みている、おじゃる丸の主題歌、「詠人(うたびと)」。歌唱は北島三郎さん。作詞作曲の大地土子さんとは、北島さんの御次男の筆名らしい。
★おじゃる丸・あらすじ
現代の月光町に、千年前(平安時代)のヘイアンチョウ妖精界の貴族の子で、自称やんごとなき雅なお子様、おじゃる丸がやってきた。おじゃる丸は月光町の男の子カズマの家に居候を始める。
また、ひょんなことからおじゃる丸が持って来てしまったエンマ大王のシャク(笏)を取り返すために、エンマ大王の子分の子鬼トリオ(アオベエ、アカネ、キスケ)がやって来て、月光町は今日も愉快な騒動が起こる。★
なるほど~というストーリー。自称やんごとなき雅なお子様おじゃる丸は、「おぼっちゃまくん」の平成雅版か。
まことちゃんのセレブ版。
エンマ大王の笏を持った、おじゃる丸。
★笏(しゃく)とは、日本において束帯の着用の際、右手に持つ細長い板である。★
(束帯
a:冠 b:袍 c:飾太刀 d:笏 e:平緒 f:下襲の裾 g:表袴 h:大口袴)
(右手に笏を持つ平清盛の石像)
後醍醐天皇御笏木。
マロとソナタの秘密の会話
このパステルカラー小動物たくさんな感じ、すみっコぐらしっぽい。
憎めない、すみっコぐらしたち。
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の
「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です、
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店こどものとも7月号「ジッタとゼンスケ ふたりたび」発売中です
ジッタとゼンスケ ふたりたび (こどものとも2023年7月号) |くら ささら, くりはら たかし |本 |通販 |アマゾン
オオカミの兄弟、ジッタとゼンスケは、大仏さまをおがむために、はるばる都にやってきました。その道中で、ふたりは氷をキツネのお殿様に届ける仕事を任されることに。しかし、行く先々には数々の困難がふたりを待ち構えていました。果たしてふたりは、氷が溶けないうちにお城にたどりつけるのでしょうか? 新感覚時代劇絵本。
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「ひゃくえんだまどこへゆく?」コインの世界一周の旅発売中です
男の子がジュースを買おうと、100円玉を自動販売機に入れようとしたその瞬間......。100円玉がおっこちた! 100円玉は、ころころころころ、坂を転がって、トラックに運ばれたり、空を飛んだり、海に落ちたり。しまいには南極にたどり着いたり......! いったいどこまで行ってしまうのでしょうか? 小さな100円玉の壮大な冒険を描いた絵本です。
くらささら名義の他作品🐪「ひみつのえんそくきんいろのさばく」🐪
ひみつのえんそく きんいろのさばく (こどものとも2022年8月号) |くら ささら, 木内 達朗 |本 |通販 |アマゾン
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