星お月様星空『鍬と星THE PLOUGH AND THE STARS』1936年星空お月様星

未定義

 

 

 

1916年、アイルランドがイングランドからの独立を求めてここした武装蜂起話。

ゴールウェイ到着(アイルランド)

 

「鍬と星」とは、アイルランド独立を目指す市民軍の旗印。

アイルランドは、イングランド軍の一員として第一次世界大戦を戦うか、自らの独立のためにイングランド軍と戦うか、という選択を迫られ、1916年、武装蜂起。第一次世界大戦 - Wikipedia

イングランド軍は4万の兵をアイルランドに送る。

 

 

主人公夫婦は新婚のアイルランド人。ある日夫に司令官の任命状が来た。その前に通知が来ていたのだが、妻のノラが、夫を出征させたくなく、燃やしていた。ノラは下宿屋をしているらしい。ゆえに、同じ建物の別部屋の人が入りし、まるで家族のよう。

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この下宿人の内、二人の女性が犬猿の仲。しかし武装蜂起が始まると、共に乳母車を引い火事場泥棒。この二人の内の一人の娘が肺結核になり、余命宣告され、母親は棺を用意。この棺が役に立つことになる。

狙撃手として夜活動していた夫のジャック、一人で追い込まれ、屋根から家に帰る。すると何人ものイングランド軍が来て、妻のノラは銃を「ここに隠していい?」と棺に入るはずの娘の母親に訊く。すると母は「娘もそれを望むはず」。銃を隠し、ジャックが着替えて仲間とカードをしているふりをすると、イングランドがやってきて捜索。

「この男、狙撃手に似ていますと部下が上官に言うも、銃は見つからず、棺は開けられずに済む。そのイングランド軍上官の指示でその部屋の男たちが棺を担ぎ、女性たちが黒ストールをかぶって後に続くと、教会に入りかけたところで、皆が何かに気づき、一斉に振り返り、見上げる。するとアイルランド独立を目指す市民軍の鍬と星の描かれたが、イングランド軍によって引きちぎられ、捨てられ宙を落ちていくのだった。

武装蜂起はアイルランド軍の敗北終わった。

しかし「これは終わりではない、始まりだ」と夫のジャック。

アイルランドはこの後独立戦争を戦い、北部以外が独立することになる。

アイルランド独立戦争 - Wikipedia

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棺のシーンで、『シンドラーのリスト』を想起。

(第二次世界大戦中、ユダヤ人を雇用し続けることで彼らの命を救ったドイツ人工場長、シンドラー。終戦が決まると、ユダヤ人工員たちはシンドラーに何かプレゼントをしたいと思う。しかし彼らに財産はない。考え、一人の金歯を抜き、それを工場で熔かし、リング型に流し、シンドラーの指輪を作って渡す。)

Amazon.co.jp: シンドラーのリスト(字幕版)を観る | Prime Video

シンドラーのリスト : ポスター画像 - 映画.com

 

 

 

 

とにかく、イギリスものには「Coward /Cowardice(臆病者!)」がよく出てくる。和訳すると「頑張れよ!」かと思った。

(01:04)サッチャーに扮したメリル・ストリープの「臆病者!」。

 

 

 

義勇軍とは、ボランティア市民によって組織された、傭兵(職業軍人それで給料をもらう)集団ではない軍。
 

各家庭に暖炉があり、ゆえに煙突のある屋根屋根に、チムチェリーを想起。

 

「チム・チム・チェリー」(英語: Chim Chim Cher-ee)は、1964年のミュージカル映画メリー・ポピンズ』の劇中で歌われる楽曲の1つである[1]

 

作家陣

作詞と作曲を手がけたのは、ロバート・B・シャーマンとリチャード・M・シャーマン(英語版)(シャーマン兄弟)である。2人は『メリー・ポピンズ』の劇中曲でアカデミー賞とグラミー賞を受賞している[1]

インスピレーション

本作は『メリー・ポピンズ』の脚色を担当したドン・ダグラディによる煙突掃除人のスケッチからヒントを得て作られた。シャーマン兄弟にこのスケッチについて質問されたとき、ダグラディは"煙突掃除人に会うと幸せになれる" というイギリスの古い言い伝えを教えた。1961年に映画化が決定するまでに、シャーマン兄弟はすでにパメラ・トラバース作品のキャラクターを多く取り入れながら "バート" を完成させていった。そしてバートのテーマ曲「チム・チム・チェリー」が誕生した。

バートが子供たちに歌って聞かせる "通常版" に加え、劇中では筋書きの要素が明らかになる度に、毎度歌詞の違う部分を短いバージョンで独り言のように唄うバートの姿が見うけられる。

"Mentsch"音楽グループ[1]は、イツィク・マンゲルの「Vaylu」というイディッシュ語の曲

(うん、そっくり)

 

と幾つか類似点がある。また本作はイディッシュ民謡の「タンバラライカ(英語版、ロシア語版、ヘブライ語版)」とも同様に音の類似点をいくつか共有している。

(ワルツなテンポがそっくり)

 

 

 

★Wikipediaより ★

『プラウ・アンド・ザ・スターズ』は、ジョン・フォード監督、

John Ford

バーバラ・スタンウィック、

Barbara Stanwyck

プレストン・フォスター主演の

Preston Foster

1937年のアメリカのドラマ映画です。ショーン・オケーシーが書いた同名の戯曲が原作です。

プロット
ノラ・クリザローはダブリンで下宿屋を経営するが、革命期のアイルランドで彼女を取り巻く政治的混乱を避けようとしている。しかし、彼女は夫のジャックがアイルランドからイギリスを追い出そうとするアイルランドの反乱軍の民兵に加わっていることを発見します。ノラはジャックの身の安全を心配し、革命軍と距離を置くよう懇願する。ジャックは反乱軍への参加をやめるとノラに約束したにもかかわらず、イースター蜂起の一環としてダブリン中央郵便局を占拠する計画を立てているアイルランド市民軍の司令官になります。(注2)

キャスト
バーバラ・スタンウィック - ノラ・クリザロー

プレストン・フォスター - ジャック・クリザローバリー・フィッツジェラルド - フルーサー・グッド
デニス・オディア(ヤング・コヴィー役F・J・マコーミック(ブレナン大尉役ウナ・オコナー:マギー・ゴーガンアーサー・シールズ:パドレイグ・ピアース
モロニ・オルセン:ジェームズ・コノリー
J・M・ケリガン - ピーター・フリン
ボニータ・グランヴィル(モルサー・ゴーガン役エリン・オブライエン・ムーア - ロー

ジー・レドモンド
ニール・フィッツジェラルド - ランゴン中尉
ロバート・ホーマンズ(ティミー・ザ・バーテンダー役ブランドン・ハースト(ティンリー軍曹役シリル・マクラグレン - ストッダード伍長
ウェズリー・バリー(スナイパー役ダーシー・コリガン
(司祭役メアリー・ゴードン(バリケードの女役




)ドリス・ロイド(バリケードの女役)

生産
鋳造
監督のジョン・フォードは、アビー・シアターのオリジナル・プレイのキャスト全員をこの映画に再利用することを望んだが、RKOは主役に実績のあるスターを起用し、主役の女性役にはバーバラ・スタンウィックを起用し、劇中出演者も含むアイルランド人俳優の脇役

を起用した。(注3)

MGMは当初、スペンサー・トレイシーをRKOに主役に起用することに同意していたが、撮影が始まる直前に、トレイシーは「役が十分でなかった」という理由でプロジェクトから撤退した。MGMもまた、1936年の映画『フューリー』と『サンフランシスコ』でトレイシーが大成功を収めた後、躊躇するようになった。予定通りに進めるため、RKOはトレイシーの代わりにプレストン・フォスターを起用した。[4][5]

スタンウィックは、映画の中での彼女のややマイナーな話し方の部分に狼狽し、リハーサル中にフォードに「この部分は歩いてもいい」と言った。フォードは撮影中、彼女を嘲笑する発言をした。(注5)

本作でパドレイグ・ピアースを演じるアーサー・シールズは、若い頃に実際のイースター蜂起の反乱に参加した。(注5)

撮影
ダブリンの舞台で上演された当初は、茶番劇に近い風刺が多かったが、脚本では喜劇的な側面は完全に取り除かれた。(注5)

映画の製作は1936年7月6日に始まりました。(注6)

フォードは、臨場感を出すために俳優が化粧をすることを禁止しました。スタンウィックは最初、化粧をしないで登場することを拒否したが、折れた。(注5)

フォードは、この映画のキャスティングと物語の政治的メッセージの軟化をめぐってRKOに激怒した。映画の公開後、フォードはスタジオが「忌まわしいものを完全に台無しにした」と不満を漏らした。(注7)

レセプション
批評家のフランク・S・ニュージェントは、ニューヨーク・タイムズ紙の同時代の批評で、この映画を「戯曲の意図の一部を実現したが、それ以上の部分を見落とした、自由に翻訳されたバージョン」と呼び、次のように書いている。

オケーシー氏は、1916年のイースターの反乱を賛美することには興味がなかった。彼はそれを悲劇的で、無謀で、哀れだと思った。かれは、ダブリンのすべての男女が、壮大な大義のための英雄的な殉教者であるふりをすることができなかった。彼は皮肉を込めて、ある者は喝采を浴び、戦い、死ぬために出かけたが、ある者は長屋のウォーレンの避難所からパブの避難所に飛び込み、口論をしたり、鯉を鳴らしたり、機会があればちょっとした略奪に身をかがめたりした。RKO-Radio版は、オケーシー氏の皮肉な推力を和らげ、彼のプレーには表面に現れた以上のものを見ていない。(注8)

関連項目
The Informer (1935年の映画)、ジョン・フォードが監督し、革命期のアイルランドを舞台にした映画