2月February
鬼は鰯の匂いが嫌い、柊(ひいらぎ)の葉で鬼の目を刺し撃退。って、鬼は想像上の生き物だから、それを考えた人が鰯の匂いが嫌いで、そばに柊が植わっていたのだろう。
むしろ鰯退治?(笑)
鰯、受難。
「節分いわし」頭を飾るのはなぜ? 作り方や飾り方&おいしい食べ方レシピも紹介 | HugKum(はぐくむ) (sho.jp)
★節分いわしとは
「節分いわし」とは、柊の葉がついた枝に、焼いたいわしの頭を刺したものです。これを節分の時期に玄関先に飾ります。地域によっては「柊鰯(ひいらぎいわし)」や「焼嗅(やいかがし)」「柊刺し(ひいらぎさし)」ともいいます。この風習は平安時代から行われていたのだそうです。
いわしの頭を飾る意味
なぜいわしの頭を飾るのかというと、鬼はいわしが持つ独特のニオイが嫌いだからです。また、節分いわしに使う柊の葉っぱはトゲトゲしているので、鬼の目を刺して嫌がらせる、という意味があるといわれています。そのことから、玄関先に節分いわしを飾ることで、鬼が家の中に侵入するのを防ぐ、鬼を寄せ付けないという「魔除け」の意味があるのです。
ちなみに「鰯の頭も信心から」ということわざは、節分いわしが由来。その意味は、「鰯の頭のような些細なものでも、それを素晴らしいものであると信じ込むことで、つまらないものも尊く思えてしまうこと」という意味があります。★
おにのパンツはいいパンツ。イタリアの大衆歌謡「フニクリ・フニクラ」の、替え歌フニクリ・フニクラとは、ケーブルカー(登山鉄道)の愛称。本当に、そういうテンポ。フニクリ・フニクラ - Wikipedia
昭和のサイコロキャラメル
明治サイコロキャラメル10円、明治クリームキャラメル、20円。「10円版」を宣伝ということは、その前は5円だったのだろうか。明治クリームキャラメルは、1934年(昭和9年)から販売されていたクリーム味のキャラメル。
明治クリームキャラメルは、2016年3月に終売りで、今現在は売っていないらしい。
明治ヨーグルトキャラメルも、もう売っていないらしい。悲報。
古今亭志ん朝の、「火事息子」。火事息子 - Wikipedia
勘当した質屋の息子が火消人足になっていた。
その息子が、質屋の近所が火事のとき、屋根をぴょんぴょん駆けて来て、土で巡り(防火塀なのだろうと思った。)を作っていた番頭さんの仕事を助けた。
番頭さんは、父親には会いたくないと言う若旦那(勘当された息子)を引き留め、旦那に「他人なんだから、お礼を言えばいいじゃないですか」と親子を引き合わせた。
全身入れ墨の息子を見て、父親は嘆き、「情けない」と言いつつ、しかし元気でいるのが嬉しい。
母親は「まあなんて綺麗な絵だこと」と入れ墨を褒め、着物を持たせてやりたいと夫に言う。しかし「なんで勘当した息子に着物なんかやるんだ。あいつが捨ててあるものを拾うんならまだしも」。そこで母親は、「じゃあ捨てましょう。拾う人がいるかもしれませんからね」と、息子に似合いそうな着物をどんどん「捨てる」。
「なんで、ヤクザながえんになった息子がそんな立派なものを身につける必要があるんだ」という夫に、
「だって、火事のお陰で会えたんだから、火元に礼を上げましょう。」で下げ。
がえんとは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
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がえん【臥煙】
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3 ならずもの。無頼漢。★
★がえん
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江戸時代の火消し人足。とびのもの。
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江戸城の見付の警護に当たった中間ちゆうげん。
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〔1に乱暴な者が多かったことから〕無頼漢。ならずもの。★
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江戸の火消し。
武家屋敷の火消し人足を「がえん」と言い、彼らは町屋の火は消してくれなかったため町人には人気がなかった。
町屋は素人が消していたが、それでは困るということで、町屋の火を消す「いろは四十八組」(今の消防署の元祖なのだろう)という火消し組織が誕生したというのが枕。東京消防庁<消防マメ知識><消防雑学事典> (tokyo.lg.jp)
その「いろは四十八組」は、火消し以外にも人助けをしたため、町人の人気者だったという。(消防署+自衛隊+救急隊なのかと思った。)
いろは四十八組。い組。
さ組。
せ組。
め組も見える。
こちらは、シャネルズの「め組の人」。
★「め組のひと」(めぐみのひと)は、1983年4月1日に発売されたラッツ&スターの1枚目(シャネルズ時代から通算すると10枚目)のシングル。作詞の麻生麗二は売野雅勇のペンネーム[3]。作曲は井上大輔。
正式なタイトル表記での「め」の字は囲み文字である。曲名を考案したのは資生堂の小野田隆雄[4]。
いなせだね夏を連れてきた女(ひと) 渚まで噂走るよ めッ!
凄い歌詞(笑)。タイアップの化粧品のイメージ(今で言う目力の「め」なのだろうと思う(アイキャッチという意味も含め))が先行していることが、逆に詩(飛躍)を生んだ例。
いなせとは元々男性を指す言葉だが、それが女性に使われた。
ハンサムウーマンなどの言葉が流行っていた、ウーマンリブの後の、男女雇用機会均等法時代。
ジェンダーという言葉は流通していなかったが、正にジェンダーの渚時代。
★いなせとは、江戸時代の江戸における美意識(美的観念)のひとつで、若い男性を形容する言葉。男気があり粋であり、心意気のあること。また、その容姿やそういう気風の若者を指すこともある。
概要
「いなせ」は「いき」とともによく用いられるが、これは江戸後期に流行した「鯔背銀杏」という髪型に由来する[1]。
魚河岸などの江戸職人や侠客など、履いた鼻緒の長い鯔背足駄とともに、短気で喧嘩早い若者が好んで使った言葉である。三遊亭圓朝の落語『塩原多助一代記』では「刺繡(ほりもの)だらけの鯔背な哥々(あにい)が」と表したように、いなせはいきとともに江戸市中の気っ風(きっぷ)[2]を表した言葉として定着した。
遊船唄の『佃節』では「いきな深川、いなせな神田、人の悪いは麹町」と唄われている。★
いなせの鯔背の漢字は、鯔(ぼら)の背。
鯔。
鯔の背。
鯔背銀杏という髪型。
女性の、銀杏返し。
銀杏の葉。裾が三角に広がるということか(角は円い)。
再び鯔背銀杏。鯔の背とは、もしや、頭頂部の細巻きのような部分のこと?
ぬるっと頭に引っ付きますぜ。
細巻き。これを見ると、赤阪さんを想起する。
何度見ても、笑うしかない。元気をありがとう、赤阪さん赤阪尊子 - Wikipedia
いなせって何?とずっと思ってきた。
でも、いなせという音で感受するものがあり、それがその指しているものと一致しているのが、やはり「音は意味を含む」、だと思う。
促音はつまる、躓く、のような。
粋で鯔背がつまり江戸っ子。
火事と喧嘩は江戸の花。物見高い性質というのも、火事が頻発していた一帯の、名残なのかも。
物見高くないと、被災してしまうから。
半鐘とは、火事を知らせる火の見やぐらの鐘のこと。
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の
「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
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心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
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