小寒winter
美しい歌声。Kiroroの「冬のうた」
古今亭志ん朝の、「百年目」。百年目 - Wikipedia
百年目とは、仮に百年生きたとしても、結局最後には死は免れられないところから、究極の、絶体絶命的絶望を表現する言葉。
「ここで会ったが百年目」と使用される際の、その文句を言われる、敵討ちされる側の状況。
硬いことが売りの、奉公人に小言ばかり言っている番頭さんが、内緒で着替えて扇子でお面をして花見の土手でお茶屋の太鼓持ちや芸者と鬼ごっこをしていたら、店の旦那に遭遇、「百年目」と呟き絶望。その場では他人の空似を装ったものの、クビを覚悟しその夜は一睡も出来なかった。
翌朝旦那に呼ばれた番頭。クビを言い渡されるのを覚悟していると（またはもしかすると他人の空似と思ってくれているかと思うと）、旦那は全てお見通し。遊び方が素人ではなかったため、旦那は一睡もせず、帳簿を調べ、番頭が店の金を使い込んでいないか確かめた。しかし番頭が自分の金を融通して遊んでいると分かると、旦那は感心し、店の暖簾分けについても考えてくれ、そしてああいう遊びを普段の仕事にフィードバックせよ、とアドバイスする。
そのときのたとえが、南天竺（南インドの古称）の栴檀とその根元に生える臭い草。この臭い草を抜くと、栴檀は枯れる。栴檀がないと、この臭い草は生きられない。つまり持ちつ持たれつの相棒関係。旦那と番頭もそういう関係。そして番頭と奉公人もそう。しかし最近奉公人が、番頭の小言ばかり浴びて枯れている……。もっと店の雰囲気を楽しくしてくれ、それが客を呼び、繁盛につながる、との話。
それを聞いた、クビを恐れていた番頭さんは安心のちにしんみり、感動。
旦那に、それはそうと、きのうの百年目とはどういう意味だ、と訊かれ、クビにされると思って絶望してのことです、で下げ。
番頭は、太鼓持ちと芸者を連れて、船で花見。
船から上がって鬼ごっこをしていたのは、向島の土手。
両国向島。
向島両国
噺に出て来る、栴檀。センダン - Wikipedia
栴檀の花。
噺に出てきた、清元の落人。清元「落人（おちうど）」歌詞と解説 │ 俺の日本舞踊 (oreno-nihonbuyou.com)
噺に出てきた、大津絵（番頭さんが、花見のために着替えた着物の染め模様。）とは。
★大津絵（おおつ-え）とは、滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、さまざまな画題を扱っており、東海道を旅する旅人たちの間の土産物・護符として知られていた。
大津絵の画題を唄い込んだ元唄・音曲・俗曲（大津絵節[2]）、大津絵節を元に踊る日本舞踊の一種（大津絵踊り）にも、「大津絵」の名がついている。★
大津絵「藤娘」。素朴なタッチということなのかと思った。
東海道の旅行者への縁起物として描かれ始めた、大津絵。
抽出が効き、ユーモアもある。とても好き
ピカソもシーボルトも熱狂した大津絵とは？歴史やモチーフ・かわいい作品も紹介 ｜ 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る！ (intojapanwaraku.com)
可愛い
「鷹匠」
「青面金剛」
「鬼の太鼓釣り」。可愛い。この時代のポケモン的ノリか。
新ポケモン「パモ」。
（「鬼の寒念仏[1]」
米国オハイオ州、クリーブランド美術館所蔵）
所蔵先のクリーブランド美術館（アメリカオハイオ州クリーブランド市）。クリーブランド美術館 - Wikipedia
お二人の活発なやり取りが楽しい片っ端から喫茶店｜TVO テレビ大阪 (tv-osaka.co.jp)
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の
「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート！ クックククック、さあ作ろう！ シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽（だけ）まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ
作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」
では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく？』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
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福音館書店こどものとも7月号
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オオカミの兄弟、ジッタとゼンスケは、大仏さまをおがむために、はるばる都にやってきました。その道中で、ふたりは氷をキツネのお殿様に届ける仕事を任されることに。しかし、行く先々には数々の困難がふたりを待ち構えていました。果たしてふたりは、氷が溶けないうちにお城にたどりつけるのでしょうか？ 新感覚時代劇絵本。
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