お正月winter
佐野元春の、「ガラスのジェネレーション」
古今亭志ん朝の、「駒長」(こまちょう)。
噓から出た実話。
上方から来た損料屋に借金をしている夫婦、お駒と長兵衛。
ある日長兵衛が、夫婦で一芝居うって借金をチャラにしようと考えた。
その内容とは、損料屋がお駒に気があることを利用し、お駒も損料屋に気があるとし、損料屋が借金取りに来たタイミングでお駒が損料屋に書いた恋文を長兵衛が見つけて怒鳴るというもの。
そうすればお駒に気がある損料屋は、お駒を気の毒がって、あるいは罪悪感で借金を帳消しにするだろうという考え。
損料屋が来て芝居を始めると、まんまと信じた損料屋。長兵衛はこの話をよりリアルに裏付けるため、この結婚を許してくれた親分の所に行って別れの許しをもらってくると嘘をつき、家を出た。
その間逃げもせず家で待っている優しい気質の損料屋を本気で好きになったお駒、あたしを連れてどっかに逃げてくれないかと言うと、受け合う損料屋。
二人が上方に逃げてもぬけの殻になった家に、時間稼ぎの為にいた知り合いの家で酒を飲んで一晩寝てしまった長兵衛が帰ると、いつも長兵衛を馬鹿にしている向かいの烏がアホーと鳴いた、で下げ。
損料屋とは、物を貸してお金をもらう商売。
長兵衛は、この損料屋から借りた物を質屋に売って金を得るというような駄目男。夫婦は借金で首が回らなくなっていた。ここまで生活が落ちてしまっていたが為に、窮鼠猫を嚙む作戦が発動。
上方言葉がそのまま損料屋の上品で優しい気質を表現。
上方に知り合いがたくさんいる損料屋が、お駒と江戸から遠い上方に逃げるというロケーションも相まって、ここは損料屋はどうしても上方生まれでなければならない。
モラハラ夫から逃げる女の話、にも見える。
損料屋は深川に住んでいる。
深川の富岡八幡宮。
ザ・江戸っ子の活気。
深川木場。
(広重「名所江戸百景」より「深川木場」。元は地名通りの貯木場だった。)
(木場 明治時代)
歌川広重
★歌川 広重(うたがわ ひろしげ、寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日)は、江戸時代の浮世絵師。本名は安藤重右衛門。幼名を徳太郎、のち重右衛門、鉄蔵また徳兵衛とも称した。「安藤広重」と呼ばれたこともあるが、安藤は本姓・広重は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適切で、広重自身もそう名乗ったことはない。
江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となった[1]。風景を描いた木版画で大人気の画家となり、ゴッホ
やモネ
などの西洋の画家にも影響を与えた。★
洗濯物を外干ししてバリバリにするのは水分抜き(乾かす)なのだろう。
これを見ると、日本の冬は暑いと思う(笑)。
薄!(笑)。
金は柔らかい(分子が切れない)ので、叩けば叩くほど延びる。作業している人は、この美しさに魅せられているのだろうと思った
生湯葉を想起(笑)。
生湯葉。
お知らせ
わたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の
「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です
家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。
【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)
心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんです
お手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ
嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)
嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)
閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、
「ワクワク クックク レストラン」と題して、
この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いております
プロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフです
どうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)
閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。
どうもありがとうございます
ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)
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