『アイアン・ジャイアント』
アニー賞9部門に輝く、少年とロボットの友情を描いた感動作!ジェニファー・アニストン、ハリー・コニックJr.、ビン・ディーゼル等、豪華声優陣!
メイン州の小さな港町。
9歳の少年ホーガースは、森の中でとっても人なつっこい鋼鉄の巨人"アイアン・ジャイアント"を発見する。
自分が何者かも知らないアイアンは巨大な体を持て余した赤ん坊そのもの。たちまちホーガースはアイアンと友達になり、
ママに内緒で家の車庫にかくまうが、巨大ロボットを目撃したという噂が広まり、ついには政府のエージェントが派遣されてくる。
ホーガースは変わり者のディーンと協力して、アイアンを守ろうとうするが、彼はただのロボットではなく、
恐ろしい破壊力を秘めた戦闘兵器だったのだ-!
『アイアン・ジャイアント』(The Iron Giant)は、1999年に公開されたワーナー・ブラザースによる長編アニメーション映画。
作品概要
テッド・ヒューズの執筆した『アイアン・マン-鉄の巨人-(英語版)』
が原作となっている[3]。🔶🔶🔶『アイアン・マン』では鉄の巨人が正義の味方として扱われているが、映画のアイアン・ジャイアントは少年との友情を育む一方で、大人達の疑念に追い込まれていく。🔶🔶🔶
アイアン・ジャイアントはコンピュータグラフィックスで描写されているが、手描き作画の質感を取り入れており2D作画との親和に成功している[3]。
公開時のパンフレットには、絵本のように丁寧な装丁が施されていた。
批評家からは絶賛され、1999年のアニー賞では全10部門中9部門を受賞。さらに同年の第25回ロサンゼルス映画批評家協会賞ではアニメーション賞も受賞している。しかしアメリカでの興行収入は惨敗し、制作費の僅か4分の1程度だった。そのためか、日本国内での公開は小規模に留まり、当時ワーナー傘下だったシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ」(現:イオンエンターテイメント)のみの独占上映となった。
また、本作の失敗によりワーナーはアニメ映画の制作を中止し、監督のブラッド・バードは『Mr.インクレディブル』の制作中に解雇。バードは2004年にピクサーへ移籍し、3DCGアニメとして同作を完成させた。
日本では2000年7月20日にDVDが発売され、その後も廉価版や映像特典が追加されたスペシャル・エディションが発売されている。
2016年10月29日にはカットされたシーンも収録された『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』が公開される予定だったが、諸般の事情により直前で上映中止となった[4]。後日、本作を収録したBlu-rayの数量限定生産と初回限定生産の発売が告知されている[5]。
あらすじ
ソビエト連邦からスプートニク1号が打ち上げられた1957年、アメリカはメイン州の
沖合い。嵐に遭遇した漁師は、巨大な流星と不自然な二条の光線、そして巨大な影を目撃する。
数日後、田舎町の少年ホーガースは、山中の変電所で電線に絡まった巨大なロボット、アイアン・ジャイアントを助け、すぐに仲良くなった。
誰からも見つからぬよう過ごしていた彼らだが、ほどなく通報を受けて政府捜査官のマンズリーが現れる。マンズリーの目からジャイアントを匿い続けるホーガースだが、その中で次第にこの心優しい巨大ロボットの正体が明らかになっていく。
人間関係に『フェノミナン』を想起。
優しい巨大ロボット。本人には悪気がない。生きるために金属を食べる。大勢に比してロボットが一人のためロボットが恐れられるが、アリの巣穴を踏み潰す一人の人間も然り。ロボットの性格は穏やか。彼自身に悪気はない。しかし実は彼は、恐ろしい破壊力を秘めた戦闘兵器だった、というジレンマ。さあ、ロボットと密かに親友になった男の子はどうする?という話。
ロボットに言葉を教えようとする少年ホーガース。
石を教え、石と木の違いを教えてロボットが分かったところで「これは僕のロボットだ」
と言う。そこにリアルを感じた。自分を相手にダウンロードした。インストールをコピーさせた。それで気持ち的には親子。真っ白な脳内へ、初めて描線をつけたのは僕。僕のロボット。実存の、自意識のシェア感リンク感。パソコンが起動する感じ。自分の脳内情報のみが入ってゆき、そして情報は分化され島組織を作り、情報もボディーを持つ。
それは霊的身体。自分の幽霊のボディー。言霊幽霊の体。
森の中で巨人と男の子は仲良くなるが、実は巨人は二日前大気圏に突入しロックウェル沖で消息を絶った未確認物体だった。
帰ろうとするホーガースに巨大な犬のようについてくる巨人。
途中で線路を食べようとしてはがしてしまう。脱線事故になる!と線路を元に戻させるホーガース。ここのやり取りがリアル。
巨人には巨人の人格があり、こっちの思い通りには動かない。
それで大丈夫、もうそこから離れないとあの列車がきみにぶつかる!と叫んでも、きっちり線路をつなぐことにこだわる巨人。
列車が巨人にぶつかり、巨人はなんともないが列車が脱線。ニュースになる。すると巨人に自分の車を食われた国の捜査官が動き出す。
この辺りにゴジラやモスラを想起。『ピートとドラゴン』も想起。自分一人のために国が動き出す、というのはこどものワクワクの一つだろう。
『アイアン・ジャイアント』の舞台設定は1957年。スプートニク1号の打ち上げの年。映画の中では男の子の学校で、原子爆弾についての授業がある。もし原子爆弾を落とされたら、どう避難すればよいか、という映像授業。
スプートニク1号。美しい、メタリックカラーの巨大虫のよう。
心が奪われる美しさとは、それが近未来だからなのだろう。進むべき未来像だから、脳がワープできて快感(無駄=疲労感、からの解放)なのだ。美しいものをじーっと見て、「心の栄養になりました」と言うのは、社交辞令ではなく脳の栄養状態(迎えるべき未来に必須な設計図としてのビジョンが足りているか否か)についての計上報告なのだろう。
★ スプートニク1号(スプートニク1ごう、露: Спутник-1)は、ソビエト連邦が1957年10月4日に打ち上げた世界初の人工衛星である。重量は 83.6キログラム。Спутникはロシア語で衛星を意味する。
コンスタンチン・ツィオルコフスキーの生誕100年と国際地球観測年に合わせて打ち上げられた。科学技術的に大きな成果となっただけでなく、スプートニク・ショックを引き起こし、米ソの宇宙開発競争が開始されるなど、冷戦期の政治状況にも影響を与えた。★
男の子は、巨人ロボットが人間につかまるのを恐れ、森にいさせることは止め、一緒に自分の家に帰る。そして倉庫に隠す。
すると巨人ロボットは、自分で自分を修理する。
自分の車を食われた政府の捜査官ケント・マンズリーは、列車事故、巨大な生き物、の目撃情報に、動き出す。
修理をしたロボットだったが、手をくっつけるのを忘れていた。
すると手だけが単独行動、ホーガースの家に入ってくる。ここにはアダムスファミリーのハンドを想起。
この映画の絵柄は、カートゥーンのスーパーマンぽい。50・60年代の映画の二枚目俳優っぽい。つまりグレゴリー・ペックっぽい。
グレゴリー・ペック。
★キャラクターと声の出演
- ホーガース・ヒューズ
- 声 - イーライ・マリエンタール
- 本作の主人公である、メイン州の郊外のロックウェルで生まれ育った元気な少年。漫画のスーパーマンに憧れる。
- アイアン・ジャイアント
- 声 - ヴィン・ディーゼル
- 心優しい謎のロボット。どこから何をしに来たのか、自身もわかっていない。自己再生機能を有しており、バラバラになっても修復が可能。鉄が好物。
- シャノン・ロガード
- 声 - ジョン・マホーニー
- マンスリーを公然と嫌っている、ワシントンDCの経験豊富で冷静な軍事指導者。
- ケント・マンズリー
- 声 - クリストファー・マクドナルド
- アイアンに固執する政府の捜査官。役職は連邦政府未解明現象管理局。「空から来るものはすべて敵のソ連からの兵器だ」という先入観に凝り固まり、目的のためには後先考えずに行動する男。★
アイアンジャイアントに固執する政府の捜査官ケント・マンズリーは、
まるでルパンに固執する銭形警部。
つまり追っ手が一番のファンという構造。他の奴に捕まえられてたまるか、という、執着の心理。俺があいつを一番知ってるんだ、という好敵手のようなノリ。この構造というのは、少年の心をとらえるのだろう。おれがあいつであいつがおれでという青春一心同体愛。
ケント・マンズリーは、列車事故の現場から近いホーガースの家に、電話を借りにやってくる(1957年故)。そこからマンズリーを公然と嫌っている、ワシントンDCの経験豊富で冷静な軍事指導者シャノン・ロガードに電話をかけると、巨人ロボットなどいるわけない、と相手にしてもらえない。必死に巨人の手を隠すホーガース。
別れ際に自己紹介をし合うと、車に乗ってから「ホーガース!」となるケント。
先日の発電所の事故現場に残されていた銃に書かれていた名前がホーガースだったのだ。
ケントはその銃を返しに戻り、探る。
ホーガースは巨人の手を隠そうとするが、事情を知らないお母さんが、ケントにその発電所に行った日のホーガースの発言を言ってしまう。
やっぱりあの子は見たんだな!となったケント。なんとか、隣りの倉庫に巨人がいることはバレずに済んだものの、やれやれとなったホーガース。巨人に「部品の管理はちゃんとしてくれよ」と言い、寝る前の本を読んであげる。ここが面白い。忙中閑あり、戦士の休息、という感じ。
読んであげるのはみんな漫画。その中にスーパーマンもある。「スーパーマンも始めはきみと同じだったんだ。地球に不時着したんだ。でもスーパーマンは、正義のためにしか力をつかわない。覚えておけよ」とホーガース。ここが兄と弟のようで微笑ましく頼もしく、愛。
お腹が空いた巨人。しかしここに鉄くずはない、となる。
真夜中、食べ物を探しに、外に出る二人。巨人に乗ったホーガース。その高所からの眺めは壮観。
スクラップ工場を見つけると、「思う存分食べていいよ」と言うホーガース。こういう躾が愛だなと思う。どこで何をしていいか、どこで何をしちゃいけないか、いつどこでもしちゃいけないこととは何か、それを間違うと共同体にはいられない。
それを間違うと、ホーガースは巨人と一緒にいられなくなる。
スクラップ置き場で車を食べているとクラクション・ホーンが鳴ってしまい、慌てて森に投げる巨人。
明かりがつき、建物からスクラップ場のオーナー・ディーンが出て来る。ディーンは、先日、お母さんが働いていたレストランで、ホーガースがリスを飼ってほしいと母に懇願したのちその拾いリスが逃げて大混乱になったときにいた客。
観客はここで良かった、となる。レストランでの対応で、この人は自分というものを持っている、ホーガース側の大人、と認識しているから。
- 巨人と対面したディーン。
- 「食べ物と家がいるんだ」とホーガース。関わり合いたくないと、ディーンはドアを閉める。そこで、今度はディーンに懇願するホーガース。肉親にしかこんな激しさはぶつけられない。ホーガースにとって、ディーンはもう父親代わりなのだ。
- 何とか一晩だけ巨人を泊めてもらえることになった。
- 「ぐっすり眠れよ」と巨人に言うホーガース。屑鉄の中で眠る巨人。
- こどもたちの「これ、うちで飼わせて」とは、究極の「愛は地球を救う」活動なのだ。
- 世界中の子と友達になれるというワードも想起。
- ★ディーン・マッコーピン
- 声 - ハリー・コニック・ジュニア
- マッコーピンスクラップ場のオーナー。くず鉄からアートを作る、一見変人の「自称」芸術家。変人に見えるが、周りの大人に比べると洞察力に優れ、ホーガーズのよき理解者で父親のような存在となる。彼の台詞「なりたい自分になればいい」は、作中で重要なキーワードとなっている。★
- ホーガースの母アニー・ヒューズは、家の一室を貸家にしていた。
- ★アニー・ヒューズ
- 声 - ジェニファー・アニストン
- ホーガースの母親。夫を朝鮮戦争で亡くしている(パンフレットより)。★
- そこへケント・マンズリーが入居(笑)。
- ディーンがホーガースに、「一晩だけの約束だろう?」と電話してくる。「今、変な奴が見張ってるんだ!」とホーガース。
- ディーンのアート作品を食べてしまう巨人。激怒するディーン。
- お母さんに「マンズリーさんに街を案内してあげたら?」と言われ、一緒に店がパフェを食べるホーガース。
「今は核の時代だ。スプートニクを知っているか?監視しているんだ。巨人も同じだ。我々が作ったものでないとするとどうなる?これは国防の問題なんだ。今のうちにぶっ壊すんだよ!」とケント。
育てたように、子は育ち、で巨人は善をなそうとする。しかし、撃たれたら撃て、の自己防衛がプログラミングされていて、ホーガースが遊びでおもちゃの銃を向けるとホーガースに向かってビームを発射。
この鉄人は一体誰がというかどこが作ったのかは最後まで明かされない。当時1957年の強国、ソ連か中国、または火星など地球外の知的生命体一個体または組織なのかと思った。またはアメリカ内のテロ組織?
とにかく、ケントの急速な催促により核のボタンが押され、原子爆弾が巨人に向かって落とされることに。
しかし、打ち上げられた原子爆弾は、巨人に落ちてくることにプログラミングされていて、巨人は今この街に。
もう逃げても仕方ない、と言うディーン。
ここで鉄人28号を想起。
『大魔神』も想起。
「(プログラミングで本意ではない方向に動かされるのではなく、)自分のなりたいようになれ」というホーガースの教え(これは、真面目でいじめられていたホーガースに対するディーンからの教えだった)をかみしめた(非常に人間ぽくなっている)巨人は、空に飛んでいき、昇りきってUターンしてきた爆弾に自らぶつかって爆弾と「心中」。
街は爆破を免れたのだった。
芸術家のディーンは、屑鉄で巨人の巨像を作って記念碑とした。巨人像にはちゃんとホーガースの人形が乗っている。
軍の司令官からホーガースに小包が届く。
中には巨人の一部品。これが遺骨のようで刺さる。
部品を枕もとに置いてホーガースが寝ていると、電子音が。
目覚めると、青く光った部品は窓辺に行き、ここを開けてと動きで催促。
開けて「またね」と部品を送り出すホーガース。
部品は自ら氷原へ。
そこにはバラバラの巨人が。部品が到着すると、バラバラだった部分は動き集まり一体に。
ああ良かった、きっと巨人はホーガースのところに戻ってくるんだろう、そしてディーンとお母さんは結婚して、ケントが出ていった家で暮らすんだろう、倉庫には巨人がいて……という、小坂明子の「あなた」彷彿エンディング。
銃で撃たれた鹿を指で抱き起こそうとする巨人に、「動かしちゃだめ!死んでるんだ」とホーガース。死の尊厳の教え。
「殺すのは悪い、でも死ぬのは悪くない」とホーガース。ここが至言と思った。
「僕も死ぬ。でもきみはどうかな。けどきみは自分で考えるから魂がある。いいものに魂はある、ってお母さんが言ってた」。幼いながらなんとか死についてつまり生について精一杯自分なりに巨人に教えようとするシーンに泣いた。
肉体は死んでも魂は死なないということを、この年で分かっているホーガースの賢さと健気さに感動。これは、父親を戦争で亡くしたために育まれた死生観なのかもしれない。
- ラピュタのロボット兵も想起。優しいタッチの反戦運動。
ナウシカの巨神兵も想起。
- このビジョンにはデビルマンの哀愁を想起。
- デビルマン。
- テッド=ヒューズ
- による原作はこんな感じ。ほのぼの。
表紙でイメージが変わる。タイトルロゴは同じなのに。
テッド・ヒューズの他作品。こちらも巨もの。巨と微には神が宿る、と思う。
★テッド・ヒューズ (Ted Hughes, OM, 本名:Edward James Hughes,1930年8月17日 - 1998年10月28日)は、イギリスの詩人、児童文学者。1984年から死亡するときまでイギリスの桂冠詩人であった。
生涯
ウェスト・ヨークシャーで生まれた。実家はたばこ屋を営んでいた。10歳年上の兄、2歳年上の姉がいる。
ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジで英文学と人類学、考古学を学ぶ。初めての詩作を発表したのもこの頃である。仲間内のパーティーで、アメリカからの留学生シルヴィア・プラスと出会い、それからわずか四ヶ月後の1956年6月16日に二人は結婚した。
一年後、夫妻はアメリカのマサチューセッツ州西部に移り住んだ。テッドとシルヴィアはそれぞれ、アマースト大学とスミス大学で働いた。ボストンでの生活の後、1959年10月に二人はロンドンへ戻り、デヴォンへ移った。子供も二人生まれていた。しかし、1962年の秋には二人の不仲は修復しがたいほどになっていた。1963年、シルヴィアは二人の子供を残してキッチンのガス栓をひねって自殺した。
テッドは妻の死後も、以前からの不倫相手だった愛人のアッシア・ウェーヴィルとデヴォンの自宅、コート・グリーンに住み続けた。妻の遺した文学作品における管理責任者となっていた。1966年、彼は「エアリアル」を含む彼女の原稿を出版した。二人がともに過ごした最後の時期を含む、シルヴィアの日記の最後の部分がなくなっていると彼は言っているが、意図的に破棄したのか、本当に失われたのか、不明である。
シルヴィアの作品が高く評価されるにつれ、テッドとの不幸な夫婦生活が議論の対象となり、特にシルヴィアを援護するフェミニストらから、テッドは「殺人犯」として攻撃された。彼は公的に発言することを一切せず、最後の作品「バースデイ・レターズ」で二人のいびつな関係について暗示したのみである。
シルヴィアが自殺した6年後の1969年3月25日、アッシア・ウェーヴィルは自ら睡眠薬をあおり、わずか4歳の娘アレクサンドラ・タチアナ・エロイーズ・ウェーヴィル(テッドとの子供である)と共に、キッチンのガス栓をひねって心中した。締め切られた台所にはガスが充満し、敷かれたマットレスの上に二人は横たわっていた。
テッドは、1970年8月に以前より不倫関係だった愛人で看護婦のキャロル・オーチャードと再婚した。彼女とは一生を添い遂げた。ガンで死去するまで、コート・グリーンに住んでいた。彼の葬儀はノース・タウトン教会でおこなわれ、シェイマス・ヒーニーが弔辞を読んだ。遺灰はダートムーアに撒かれた。
作品
- The Hawk in the Rain(1957)
- Wodwo(1967)
- Crow(1970)
- Flowers and Insects(1986)
- Birthday Letters(1998)
児童向け作品
- The Iron Man (1968)
- What is the Truth? (1984)(ガーディアン賞受賞)
- The Iron Woman (1993)
訳書
- 『鉄の巨人と宇宙こうもり』神宮輝夫訳 講談社 1971
- 『クロウ 鳥の生活と歌から』皆見昭訳 英潮社事業出版 1978
- 『クジラがクジラになったわけ』河野一郎訳 旺文社ジュニア図書館 1979/岩波少年文庫 2001
- 『アイアンマン 五つの夜の物語』橋本雄一訳 篠崎書林 1980
- 『ネス湖のネッシー大あばれ』丸谷才一訳 小学館 1980 歴史的仮名づかひの絵本
- 『テド・ヒューズ詩集』片瀬博子編訳 土曜美術社 1982 世界現代詩文庫
- 『詩の生まれるとき』沢崎順之助訳 南雲堂 1983
- 『アイアン・マン 鉄の巨人』神宮輝夫訳 講談社 1996
- 『そらとぶいぬ』長田弘訳 メディアファクトリー 1999
- 『誕生日の手紙 詩集』野仲美弥子訳 書肆青樹社 2003 世界詩人叢書12★