『トロールズ』
【ストーリー】
歌と踊りとハグが大好きな小さな生き物トロールたちは天敵のベルゲンから隠れて森で平和に暮らしていた。
不幸な生き物のベルゲンはトロールを食べると幸せになれることを発見し、それ以来トロールたちを探し食べ続けていたのだ。
トロールの王の娘であるポピーは、かつてベルゲンから仲間を守った父親に感謝を捧げようと大規模なパーティーを行うがベルゲンに見つかり、
仲間のトロールはさらわれてしまう。ポピーはひねくれ物のブランチから隠れ家を無理やり借りて残った仲間たちを隠し、単身でさらわれた仲間の救出に向かうが…。
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『トロールズ』(Trolls)は、2016年に公開されたアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーションである。
あらすじ
トロールたちはハッピーフォレストに住む、歌って踊ってハグをしあって常に幸せを感じているカラフルな生き物。ある日、トロールを食べることでしか幸せを感じることができない惨めな生き物ベルゲンに見つかってしまう。巨体のベルゲンたちは常に不幸を感じており、トロールを食べることが幸せをもたらすと信じている。そのため、ベルゲンたちはトロールを幽閉し、毎年トロールフェスの日にトロールを食べているのだ。ある日、ベルゲンの王子であるグリッスルJr.が初めてトロールを食べる日、トロールの王ぺピーは皆を引き連れて脱出することに成功した。王室専属の料理人でトロールの管理を行っていたシェフは、トロールを逃がしたとしてベルゲンタウンから追放されてしまった。
それから20年が経ち、日々幸せに暮らすトロールたちは、ぺピーの一人娘ポピーの企画で、盛大なパーティーを開くことを計画していた。皆が準備に励む中、色彩を無くして灰色になったブランチだけは、パーティーがベルゲンを引き付けることを警戒し反対した。パーティー当日、ブランチの予感が的中し、シェフが乱入。ポピーの親友を誘拐して行ってしまった。責任を感じたポピーは、ベルゲンたちから仲間を救出しようと村を出る。一度は断ったものの、ポピーを1人で行かせることに危険を感じ、ブランチも渋々ながら同行することに。
ベルゲンの城ではトロールを食べられるとあって、晩餐会がひらかれることになった。ポピーとブランチが着いた時には、ちょうどトロールの1人クリークがシェフに連れ去られるところだった。クリークの無事を祈りつつ、他の仲間を助けに行く。捕まったトロール達は、城に住む召使いブリジットの部屋にいた。ブリジットがグリッスルJr.に恋していることを知ったポピーは、自分たちを逃がしてクリークの救出に協力してくれたら、王との仲を取り持ってあげると約束する。その場にいるトロール全員で、自己不信に陥っているブリジットをやる気にさせようとするが、ブランチが歌うのを頑なに拒むことで、ポピーと激しい言い争いになってしまう。ブランチには、自分が歌ったことでベルゲンに見つかり、祖母が身代わりで連れ去られた過去があった。それ以降歌うことをやめ、罪悪感から青色から灰色の身体になったのだ。結局ブランチも協力することになり、ブリジットを綺麗に変身させることに成功する。変身したブリジットは王の目を引き、デートの際に王はブリジットを晩餐会に誘う。約束通り、ブリジットはクリーク救出を手助けしようとする。しかし、クリークは自分可愛さに仲間を裏切り、ポピーたちだけではなく村にいたトロール全員が捕まってしまう。
希望をなくし色を失うトロールたち。ブランチはポピーを元気づけようと歌い、それに勇気づけられ、ブランチ自身も含め皆の色が戻った。晩餐会では、王であるグリッスルJr.にブリジットとのデートで幸せだったことを思い出させ、トロールを食べなくても幸せを感じられると説得する。ベルゲンとトロールは仲良くなり、ポピーはトロールの女王になった。
キャラクター
- ポピー(Poppy)
- 声 - アナ・ケンドリック
- トロールの女王となる勇気のあるリーダー[3][4]。ピンクの髪と青い花飾りが特徴。天真爛漫で明るく、前向きな性格だが、楽天家で無鉄砲なところがある[5]。仲間を助けるため、ベルゲンたちに立ち向かう[6][7]。
- ブランチ(Branch)
- 声 - ジャスティン・ティンバーレイク
- 内気で気真面目で物事を直ぐに信じない性格のトロール。ポピーを見かね、仲間たちの救出へ向かう[8]。
- グリッスルJr.(Gristle Jr.)
- 声 - クリストファー・ミンツ=プラッセ
- ベルゲンの王子。トロールフェスの日にトロールを食べようとしている[9]。
- ブリジット(Bridget)
- 声 - ズーイー・デシャネル
- シェフの雑用係として働く心優しいベルゲン。グリッスルJr.に密かに恋していた[9]。
- シェフ(Chef)
- 声 - クリスティーン・バランスキー
- ベルゲンの残酷で権力欲の強いシェフ[9]。トロールを逃がしたとしてベルゲンタウンから追放されてしまった。
- クリーク(Creek)
- 声 - クリスティーン・バランスキー
- ポピーの親友でポジティブな性格と優れた知恵を持つ。自分可愛さに仲間を裏切り、他のトロールの居場所をベルゲンに教えてしまった[9][10]。
- ビギー(Biggie)
- 声 - ジェームズ・コーデン
- ポピーの親友。体が大きくて心優しいトロールで、繊細な心の持ち主[9][11]。
- ペピー(King Peppy)
- 声 - ジェフリー・タンバー
- トロールの王であり、かつてベルゲンからみんなを自由に導いたポピーの父[9]。
- DJスキ(DJ Suki)
- 声 - グウェン・ステファニー
- ポピーの親友。虫で作ったDJ機材を使っている[9][12]。
- サテン&シェニール(Satin and Chenille)
- 声 - アイノ・ジャウォ、キャロライン・ヒェルト
- ポピーの親友。髪型とファッションが好きなことで合体した双子のトロール。
ハグ&シング&ダンス三昧、毎日が夏休み祭りのトロールズとは、つまりフワちゃん
ハッピーテンションの高さは、鬱気味の人には暴力的なほど、ルクス強。
影のない砂漠テンション。しかし、防衛しかないと、土中に潜るしかなく、これも辛い。
防衛なしで裸だと、いつかやって来た敵に食われる。しかしじーーーっと息を潜めてその敵に備えているというのは、その敵に一生を捧げることになる。敵に一生を捧げていいのか、という話。
これはアリとキリギリス的対称的な性質の人の話でもある。
○○が来る!○○が来る!と、良かれと思って言いまわっている子は、20年間敵が来ないので、オオカミ少年になっている。
やっぱ、備えになんかエネルギーを使わないでずっと気楽にしてればよかったじゃん、となった20年目にその敵が来た。
備えずパーティーばかりしていた人たちはつかまる。
20年前にみんなを救った人は、いまや自分と娘の心配で手一杯。
その娘が、仲間を敵から救うために、防衛くんと交渉して手を組み、敵陣に乗り込む、というお話。
★キャラクター
ポピー(Poppy)
声 - アナ・ケンドリック
トロールの女王となる勇気のあるリーダー[3][4]。ピンクの髪と青い花飾りが特徴。天真爛漫で明るく、前向きな性格だが、楽天家で無鉄砲なところがある[5]。仲間を助けるため、ベルゲンたちに立ち向かう[6][7]。
ブランチ(Branch)
声 - ジャスティン・ティンバーレイク
内気で気真面目で物事を直ぐに信じない性格のトロール。ポピーを見かね、仲間たちの救出へ向かう[8]。
グリッスルJr.(Gristle Jr.)声 - クリストファー・ミンツ=プラッセ
ベルゲンの王子。トロールフェスの日にトロールを食べようとしている[9]。
ブリジット(Bridget)
声 - ズーイー・デシャネル
シェフの雑用係として働く心優しいベルゲン。グリッスルJr.に密かに恋していた[9]。
シェフ(Chef)
声 - クリスティーン・バランスキー
ベルゲンの残酷で権力欲の強いシェフ[9]。トロールを逃がしたとしてベルゲンタウンから追放されてしまった。
クリーク(Creek)
声 - クリスティーン・バランスキー
ポピーの親友でポジティブな性格と優れた知恵を持つ。自分可愛さに仲間を裏切り、他のトロールの居場所をベルゲンに教えてしまった[9][10]。
ビギー(Biggie)
声 - ジェームズ・コーデン
ポピーの親友。体が大きくて心優しいトロールで、繊細な心の持ち主[9][11]。
ペピー(King Peppy)
声 - ジェフリー・タンバー
トロールの王であり、かつてベルゲンからみんなを自由に導いたポピーの父[9]。
(20年前のペピーと、赤ちゃんだったポピー)
グリスル王(King Gristle Sr.)
声 - ジョン・クリーズ
ベルゲンの王であり、グリッスルの父[9]。
DJスキ(DJ Suki)
声 - グウェン・ステファニー
ポピーの親友。虫で作ったDJ機材を使っている[9][12]。
クーパー(Cooper)
声 - ロン・ファンチズ
ポピーの親友。他のトロールたちとは異なり、長い首と4本足を持つ[9][13]。
サテン&シェニール(Satin and Chenille)
声 - アイノ・ジャウォ、キャロライン・ヒェルト
ポピーの親友。髪型とファッションが好きなことで合体した双子のトロール。
ガイ・ダイヤモンド(Guy Diamond)
声 - クナル・ネイヤー
ポピーの親友。全身シルバーのグリッターに身を包み、オートチューニングされた高度な声を持つ[9][14]。
ロージーパフ(Grandma Rosiepuff)
声 - GloZell
ブランチの亡き祖母。ブランチがベルゲンに見つかったときに、身代わりで連れ去られた[9][15]。
★
トロールたちの髪の毛の様子は、クリスマス草、ほうき草、とも言われるコキアを彷彿とさせる。
誰も見たことがない(少なくとも証拠がない)トロールズものは、デザインが9割なのだろう。あり得ない、でもいそう……。この無と有のベン図の重なった部分(現実としては無と有に重なる部分はないはずなのだが)をいかに可視化するかが肝。きっと、この世が誕生したビッグバンの爆発時に反物質となったオーラを可視化するという作業。
- シェフの雑用係として働く心優しいベルゲンのブリジット▼が健気で可愛く、感情移入した。ブリジットは、ベルゲンの王子様グリッスルJr.に密かに恋している。いわば古典的な、「身分違いの恋」。それを人間以外がやると、コメディー悲恋。しかしこの子の本気さに、ぐっとくる。しかしブリジットは仕事がきついためか、「ああ、愛しい人……」などと涙ながらに月に向かって一人で歌い上げたあと、気を失ったように寝落ち(笑)。そんなところも人間の小学生のようで可愛い。この光景を覗き見たポピーも、この子に感情移入。ベルゲンというのは悪、というイメージ。その中でその概念をはみ出す命が革命を起こす。
- 敵に感情移入させてしまうこの子は、戦士的天使。
- たった一つの例外が、未来を作るのかもしれない。そのたった一つのバグが、次の一手になるのかもしれない。たった一つをバグと捉えるか新たな芽と捉えるか、それはその人の余裕にかかっているのだろう。忙しいとき、人は不寛容。例外を認めている余裕がない。また、例外を認めまくっていたら、そもそもその規制を作った意味がない。規制とは、混沌という狂気から人間を救う秩序。
- しかししかし、その規制に慣れきると、その規制に首を絞められ生き辛い……となる。つまり臨機応変に対処せよ。我と我々の幸せのために。
★あらすじ
トロールたちはハッピーフォレストに住む、歌って踊ってハグをしあって常に幸せを感じているカラフルな生き物。
ある日、トロールを食べることでしか幸せを感じることができない惨めな生き物ベルゲンに見つかってしまう。巨体のベルゲンたちは常に不幸を感じており、トロールを食べることが幸せをもたらすと信じている。そのため、ベルゲンたちはトロールを幽閉し、毎年トロールフェスの日にトロールを食べているのだ。ある日、ベルゲンの王子であるグリッスルJr.が初めてトロールを食べる日、トロールの王ぺピーは皆を引き連れて脱出することに成功した。王室専属の料理人でトロールの管理を行っていたシェフは、
トロールを逃がしたとしてベルゲンタウンから追放されてしまった。
それから20年が経ち、日々幸せに暮らすトロールたちは、ぺピーの
一人娘ポピー
の企画で、盛大なパーティーを開くことを計画していた。皆が準備に励む中、色彩を無くして灰色になったブランチだけは、パーティーがベルゲンを引き付けることを警戒し反対した。パーティー当日、ブランチの予感が的中し、シェフが乱入。ポピーの親友を誘拐して行ってしまった。責任を感じたポピーは、ベルゲンたちから仲間を救出しようと村を出る。一度は断ったものの、ポピーを1人で行かせることに危険を感じ、ブランチも渋々ながら同行することに。
ベルゲンの城ではトロールを食べられるとあって、晩餐会がひらかれることになった。ポピーとブランチが着いた時には、ちょうどトロールの1人クリークがシェフに連れ去られるところだった。クリークの無事を祈りつつ、他の仲間を助けに行く。捕まったトロール達は、城に住む召使いブリジットの部屋にいた。ブリジットがグリッスルJr.に恋していることを知ったポピーは、自分たちを逃がしてクリークの救出に協力してくれたら、王との仲を取り持ってあげると約束する。その場にいるトロール全員で、自己不信に陥っているブリジットをやる気にさせようとするが、ブランチが歌うのを頑なに拒むことで、ポピーと激しい言い争いになってしまう。ブランチには、自分が歌ったことでベルゲンに見つかり、祖母が身代わりで連れ去られた過去があった。それ以降歌うことをやめ、罪悪感から青色から灰色の身体になったのだ。結局ブランチも協力することになり、ブリジットを綺麗に変身させることに成功する。変身したブリジットは王の目を引き、デートの際に王はブリジットを晩餐会に誘う。約束通り、ブリジットはクリーク救出を手助けしようとする。しかし、クリークは自分可愛さに仲間を裏切り、ポピーたちだけではなく村にいたトロール全員が捕まってしまう。
希望をなくし色を失うトロールたち。ブランチはポピーを元気づけようと歌い、それに勇気づけられ、ブランチ自身も含め皆の色が戻った。晩餐会では、王であるグリッスルJr.にブリジットとのデートで幸せだったことを思い出させ、トロールを食べなくても幸せを感じられると説得する。ベルゲンとトロールは仲良くなり、ポピーはトロールの女王になった。★
超前向きハッピーポピーの声はアナ・ケンドリック。
慎重派のブランチの声はジャスティン・ティンバーレイク。