Spring has come
小学校の音楽の教材に楽譜が載っていた、「グリーングリーン」。
「ある日パパと二人で語りあったさ、この世に生きる喜びそして悲しみのことを」と今でも歌えるが、原曲にパパはないという。
★片岡輝の詞
日本では片岡輝の作詞により父と子の対話と別れを描いた作品として知られており、これは原詞の翻訳ではなく独自に作詞したものである。🔶片岡の詞には「パパ」が頻繁に出てくるが、原詞にはパパは一切登場せず、出てくるのはママのみである。🔶歌詞中にある“二度とかえって来ない遠い旅路”に出かけた「パパ」の身上に何が起こったかに関しては下記の通り様々な解釈が存在するが、作詞した片岡自身は読み手がどう解釈するかは自由[2]であるとの発言をしている。
- 反戦歌(作詞時期は世界的にベトナム戦争への反戦ブームであり、片岡も戦争経験者であり反戦支持だった)。
- なんらかの理由(病気や老衰など)で死亡。
- 原詞の再解釈(南北戦争に徴兵された)。
- (黒人に対する)人種差別により無実の罪で処刑された。
- パパとママが離婚しパパが出ていった。★
わたしの中で、「グリーングリーン」の隣にあるのが、「アルプス一万尺」。
こどもの頃は、「アルプス一万尺子ヤギの上で」と誤解して歌っていた。正解は、「アルプス一万尺小槍の上で」。
ピンポンパンだろうか。
「手のひらを太陽に」。作詞はやなせたかしさん。作曲いずみたくさん。宮城まり子さんが歌った。
「手のひらを太陽に」と「アンパンマンのマーチ」には、同じやなせたかしスピリット、この星の全生物への愛が溢れている
宮城まり子さんの優しい歌声が聞こえてきそう。
当時の最先端のファッションに最先端ヘアスタイルの宮城まり子さん。今のように安価な既製服が流通していなかった時代。オーダーメイドで仕立ててもらうか自分で作るしかなかった。よって型紙付きの婦人雑誌が売られていた。ファッション雑誌「装苑」は、昭和のある時期まで型紙付きだったと記憶しています。
向田邦子さんや岸田衿子さんのお写真を想起する。宮城さんは1927年生まれ、向田さんと岸田さんは1929生まれ。同世代で近いところで活躍なさっていた三人
向田邦子さん
岸田衿子さん
宮城まり子さんといえば「ガード下の靴みがき」。宮城さんはこの曲を自分のものにするために、実際にガード下で靴みがきをしたらしい。この曲で紅白歌合戦に出場した。
宮城まり子さんといえばねむの木学園。ねむの木学園のこどもたちが描いた自由で優しく楽しい絵が、よく行っていたミスタードーナツの壁に飾ってありました。
ミスドといえばオサムグッズ
★原田治
1975年、🔶マザー・グースを題材にしたポップで可愛らしいテイストのキャラクターグッズ「OSAMU GOODS」の発売を開始。🔶
★
マザーグースは、「マザーグースのうた」の略。イギリスに古くから伝わるわらべうたの総称。
なぜイギリスで童謡の総称をマザーグースと呼ぶようになったかには諸説あるようだ。
「お母さんガチョウ」というイメージとマザーグースという音が、童謡というものの本質とぴったり一致したためだろうか。
日本で言うと、うま味調味料のことを味の素、一万円札のことを諭吉、ステープラーのことをホッチキス、と呼ぶ感じだろうか………。
いや、わたし的に一番しっくりくるのは、こういうの▼を甚平と言っている感じだ。マザーグースも人名説があるらしい。
甚平も、人名らしい。けれど、まずジンベエという音があり、これ▼がいかにもジンベエって感じだからなんとも思わずに来たけれど、よく考えたら何でジンベエ?というところが、マザーグースの件にそっくり。
ジンベエザメは、この服の甚平が由来らしい。
★和名(標準和名)「ジンベエザメ」の体の背面は灰色で白色の斑点があり、その模様が着物の甚兵衛(じんべえ)・甚平に似ていることから名づけられたとされる。★
「ハンプティダンプティ」を題材にした絵。
「メリーさんのひつじ」
「ヘイ・ディドゥル・ディドゥル」
「ジャック・ホーナーくん」
「ジャックとジル」
再びねむの木学園のこどもたちの絵。
上の二点の同じモチーフの繰り返しは、ヘンリー・ダーガーを想起させる。
噎せるほどの、花と少女。
ねむの木。合歓の木。
★和名のネムノキは、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来する[2][3]。別名はネム[1]。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものである。★
「ひゃくえんだまどこへゆく?」A coin′s journey around the world発売中です
男の子がジュースを買おうと、100円玉を自動販売機に入れようとしたその瞬間……。100円玉がおっこちた! 100円玉は、ころころころころ、坂を転がって、トラックに運ばれたり、空を飛んだり、海に落ちたり。しまいには南極にたどり着いたり……! いったいどこまで行ってしまうのでしょうか? 小さな100円玉の壮大な冒険を描いた絵本です。
2023年2月号
ひゃくえんだま どこへゆく?
【出版社からのコメント】
このお話は、いわば100円玉の冒険物語です。転がった100円玉は、いろいろな場所を巡りながら、カラスやウミガメ、クジラにペンギンと、さまざまな生き物と関わりつつ、再び市場経済に戻っていきます。同じ金属の丸い塊が、カラスにとっては宝物のコレクションになり、ペンギンにとっては未知の飛来物になり、人間にとっては、物を買うための価値あるものになる。そう考えると、お金って不思議ですね。
現実の100円玉も、市場経済のなかをぐるぐると、いろんな人の元を巡りながら、果てのない冒険を続けています。おうちにある100円玉も、もしかしたら遠い海の向こうからやってきたのかも? なんて空想を広げながら、このお話の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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折り込みふろく 絵本のたのしみ🌷作者のことば には、「なくなった物、探し物」というタイトルで、この絵本にまつわるエッセイを書いております
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