春分を過ぎ、いよいよ新年度を迎えようやく桜も咲き始めました。

春分の日は西洋占星術で言う12星座のトップバッターである牡羊座の位置に太陽が入り、宇宙にとっての元旦とも言われているそうです。

 

太陽暦の元日(お正月)である1月1日、中国等で祝われる2月の旧正月、3月の春分の日と、始まりの日がひと月毎に3回あるのはなかなか興味深いなと思ったのですが、そこで気になったのが干支。先日、APACのマネージャーであり、香港出身のジャッキーが来日した際、中国の干支についての面白いお話を聞くことができました。

 

日本では1月1日に新しい一年が始まり、同年の12月31日までに生まれた人は全員同じ干支となりますが、旧正月を祝う中国などでは同じ年の生まれであっても、毎年2月の旧正月の日以降に生まれた人とそれ以前の日に生まれた人では干支が違うとのこと。それゆえ太陰暦で誕生日を祝うアジアの国々では、太陽暦のカレンダーに合わせてお誕生日を祝うとキョトン?とされてしまうこともあるとか。

 

他の面白い話としては、十二支に12種類の動物があてられているのは同じですが、それらが仲の良い動物同士でグループ化されており、同じグループに属する動物の年には良いことがあったり、人生の節目となる象徴的な出来事が起きたりするとのことです。実に興味深い話です。

 

辰年の2024年、辰と親しい関係とされる虎年生まれのジャッキーに、良い出来事がたくさん訪れるよう心から祈っております!

 

文章・臼井 沙織