11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」月間

 

毎年11月はこども家庭庁が定めた「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」月間ですが、冒頭の標語は今年の最優秀作品として選出されたものとなります。

 

ところで、全国232箇所の児童相談所による児童虐待の相談対応件数は2022年度で約22万件(速報値)、前年度より1.1万件(5.5%)増え、過去最多を記録したそうです。また件数は32年連続で増加しているとのこと。

 

件数の増加は、それだけ事態が発覚しやすくなったため、人々への啓蒙が浸透したため等、関係機関や関係者の努力の成果とも言えますが、1日あたり602件、1児童相談所あたり948件/年もの対応を迫られているという事実に、大きな驚きとともに胸が潰れる思いです。

 

虐待が子どもに与える悪い影響を声高に訴えることも大切ではありますが、周囲の気付きや見守りがこそが悲劇を未然に防ぐセーフティネットだということを、これからも広く共有していきたいと思います。

 

あなたしか 気づいてないかも そのサイン」

 

こども家庭庁

https://www.cfa.go.jp/policies/jidougyakutai/keihatsu-katsudou/slogan/

 

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