こんにちは。ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか。
お休み長くとれる方は、お休みの時くらいは、いろんなことを忘れて思う存分、リラックスできるといいですね。
さて、ゴールデンウィークを明けるころ、「5月病」といわれるような症状があらわれることがあることは周知のことと思います。
なぜ「5月」なのかというと様々な説があるようですが、
新学期でがんばった疲れが出るのが5月頃。
気温の寒暖差が起きやすい時期に体調をくずす人が多い。
労働環境の変化。
新年度の疲れが5月に現れはじめる等々。
諸説あるものの、どの説にも共通しているのは、新しい環境に適応することでストレスや疲れがたまり、それが5月に表れるということです。
会社員によく見られる5月病の症状には、以下のようなものがあるようです。
このような症状を感じ始めたら早めに対処することが大切です。
疲れ、倦怠感・食欲不振、体調不良
モチベーションの低下と集中力低下
職場での不安やイライラ
昨今、企業における「メンタルヘルス」の問題が顕在化しています。ストレスやうつ病などのメンタルヘルスの問題は、社員の生産性やモチベーションに悪影響を与えるだけでなく、企業にとっても高いコストを生み出すことになります。このため、企業はメンタルヘルスを支援するための取り組みを行うことが求められ、また、社員のメンタルヘルスに対する意識を高めることが重要になってきます。社員に定期的なストレスチェックやカウンセリングの提供、メンタルヘルスに関する情報の提供などを行うことで、社員自身がメンタルヘルスの問題に早期に気づき、対処できるようになります。
例えば、以下のような取り組みが企業には求められています。
相談窓口の提供:会社内に相談窓口を設置し、心のケアやストレス管理について相談できる環境を整えることが大切です。
働き方の見直し:柔軟な働き方や勤務時間、テレワークの導入、ストレスの原因となる長時間労働の是正。
業務の見直し:社員の負担を減らすために、業務の見直しや業務の一部をアウトソーシングするなど、業務の効率化を図ることが考えられます。
ストレス解消イベントの開催:ストレス解消につながるイベントや健康促進イベントを企画することで、社員のストレスを和らげることができます。
職場のメンタルヘルスは、社員の健康だけでなく、企業の長期的な成功にも影響を与えますので、社員のメンタルヘルスを支援することで、生産的で健康な労働力を維持し、競争力を高めることができるとも言えるでしょう。
会社に頼らず自分でできるセルフケアもあるようです。今日は厚生労働省が公開しているe-ラーニングをご紹介します。
“eラーニングで学ぶ「15分でわかるセルフケア」”です。
よかったらやってみてくださいね。
https://kokoro.mhlw.go.jp/e-learning/selfcare/
(梅本)