張りつめた静寂に包まれた 約束の丘で君を待っているんだ
祈りの歌はまだ止まない 君にまだ届いていない
騒音(ノイズ)と白い吐息がただよう 希望の見えない街で見失った
どんなに答えを探してみても かじかんだ手のひらに君をつかめずに
※“その胸にある暗闇をそっと照らそう”
幻覚の雪が願いを凍らせ 奪わないようにだからまだ眠らないで あの丘に風が吹いている 何もかもをき消して
確かめあった指先にきっと記憶が残っている 眩しい光に彩られて
現実をさらけだす太陽と 幻想の夢を描く月明かりと
悲し気に立ち尽くすだけの 迷ったまま置きざりにされた君と
だからまだ眠らないで あの丘に風が吹いている 懐かしいあの場所で
失くしかけた感情にきっと記憶が残っている 眩しい光に彩られて
“幻覚の雪は未だ見ぬ未来を映して消えた”
だからまだ眠らないで あの丘で君を待っている 何もかもを捨て去って
抱きしめあった温もりにきっと記憶が残っている 眩しい光に彩られて