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暑くなってくるとあっちこっちから出てくる様々な虫問題。
ポプリ虫にとっても活動・繁殖の季節となりました。
まずポプリとは・・・
乾燥した草花を瓶などの容器に詰めて楽しむインテリアのこと。
草花だけでなく、香りづけとしてアロマテラピー精油などを加えることも多く、香りのインテリアとして古くからヨーロッパなどで愛されています。
またポプリはインテリアだけでなくクローゼットなどの防虫として使用されることもあります。
防虫目的もあるはずのポプリなのですが、そのポプリからまれに発生する虫がいます。
これがポプリ虫。
ポプリのように乾燥した植物から発生する虫のことを
アロマやハーブの業界では通称ポプリ虫と呼んでいるのです。
つまり。
乾燥しているハーブティーの茶葉からもごくまれに発生することがあります。
ドキッとした方もいるかもですが、本当のこと。
ハーブティーのパッケージには注意書きも書いてあります。
↓
「この商品は防虫処理をしていますが、まれに虫が発生することがあります。」
正式な名前は煙草死番虫(タバコシバンムシ)
虫の画像が出てきますので苦手な方はクリックにご注意参照Wikipedia
この虫はどこの家庭にいても不思議ではない虫なんです。
特長は・・・
大きさは2ミリくらい
つるんとしたかたい甲羅のような茶色(雌カブトムシのミニ風)
よく歩く
音もなく飛ぶ
繁殖力がとても強く乾燥した植物・動物を食する害虫です。
煙草さえ食してしまう虫ということから煙草死番虫(タバコシバンムシ)と呼ばれています。
1匹が100個もの卵を産むこともあるそうです。
怖いです(>_<)
【発生源となるものの例】
・ポプリ
・ドライフラワー
・乾麺や小麦粉
・茶葉(ハーブティー)やココア
・煙草
・畳
・籐のかご
・小豆のお手玉 など
このように乾燥した植物を食す虫なので、どの家庭にも生息している可能性があります。
有効な対処法がないと言われています。
単純ですが
ポプリ虫は見つけたらそのたびに処分する(つぶします)。
殺虫剤もあるようです。
ただ室内では、できるだけ殺虫剤を使いたくないので試したことがありません。
また、アロマテラピー精油を焚くでは対処になりません。
防虫効果の高いハーブを室内に置くという方法もありますが、信用できる効果は分かりません。
そもそもそのハーブから発生する可能性があるということを覚えておいてください。
①見つけた個体をやっつける
②発生源を見つけて処分する
これがポプリ虫の対処です。
ポプリ虫は何もないところから突然生まれるわけではありません。
もともとタマゴや幼虫がいたのが、成虫となって見つけた。という場合が多く考えられます。
目の良い方だとビンや袋の中で動く幼虫を発見できる場合もあるようです。
ということで、発生を防ぐ有効な方法はありません
・室内はきれいに!
・乾燥しているものだからと安心しない!
・冷蔵庫などに保管!
・長期保存の場合は個別に密閉保管!→繁殖時の被害をできるだけ防ぐために有効です。
色々なサイトにも、ポプリ虫駆除剤なども記載があるようですので、気になる方は研究してみてください。
ただいまポプリ虫の活動期です。
ハーブティーなどは冷蔵庫で保管するようにします。
ドライフラワー材料などをたくさん置いている方も早めに使うなど、ご注意くださいね。
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