思うように文字が書けない。
身体中のバランスがおかしい。
力を抜こうとすれば、筆先がどこへ行くかわからない。

「上手に書こうなんて思うな! 放下著(捨ててしまえ!)」と念じても、思いどおりになるほどの力量はない。
ひたすら「観自在菩薩・・・」が頭を駆け巡る。

最後まで、肩、ひじ、手首の力は抜けずガチガチに。
まあ、握力と上腕二頭筋を鍛えられたということで、好しとしましょう。