■社長の独り言…第272回「映画『サバカン(SABAKAN)』」(2024年5月6日) | ㈱日科技連出版社 社長、戸羽 節文 のブログ

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GWも今日で終わる。

 

当社は4/27~5/6までの10連休ではあったが、自分は資料を取りに誰も居ない会社に行ったり、オンライン会議、新作DVD『[DVD]よくわかるQCストーリー』の[試写版]のチェックで、ほぼ毎日が仕事三昧のGWであった。

 

そんな気の休まらない、忙しない毎日の中で、心安らぐ良い映画を観た。

 

たまたまCSで放映していた映画『サバカン(SABAKAN)』(2022年8月公開)である。

 

1980年代の長崎・長与町を舞台に、小学5年生の2人の少年の冒険と、それぞれの家族の愛情あふれる日々を描いた、ひと夏の物語である。

 

少年たちの長崎弁に一気に引き込まれ、いつの間にか自分が主人公の少年となって、友達との友情に、見守る家族のやさしさに、そして悲しい別れに、いつのまにか涙が流れて仕方なかった。

 

子供たちの演技も良かったが、特に秀逸だったのは、親父役の竹原ピストルさん。

 

ぶっきらぼうで、いつも奥さんに怒られている親父だが(とは言っても、この夫婦は仲が良い)、息子に対する何気ないしぐさ、数少ない言葉の中に、暖かい深い愛情があふれていて、それが胸にズシン、ズシンと響いた。

 

ほんの束の間、わずか1時間30分ばかりの映画ではあったが、十分な心の休養が取れたような気がした。

 

長崎と言えば、長崎・浜の町アーケードにあるデパート「浜屋」の屋上の遊園地が、今日5/6をもって営業を終了する。

 

夏に帰省した折には、毎年息子を連れて「浜屋」の屋上の遊園地に遊びに行った。

 

去年の夏も息子と一緒に行ったが、さすがに中学2年生ともなれば、もう乗り物に乗ったりはしない。

客の姿のない、真夏の遊園地で、“昔、これに乗ったなあ”と家族で思い出にひたった。

 

自分たちは去年の夏が最後となったが、今となっては足を運んでおいて良かったと思う。

 

ともあれ、明日から会社だ。

力の限りがんばろう!!!

 

 

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 (了)