■社長の独り言…第217回「感動をありがとう! 侍ジャパン2023」(2023年3月27日) | ㈱日科技連出版社 社長、戸羽 節文 のブログ

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2023年の侍ジャパンが3大会ぶりのWBC優勝、世界一の栄冠を勝ち取った。

 

3/21の準決勝・対メキシコ戦。

一度もリードすることなく、9回裏までビハインドが続いた。

 

もはやこれまでかとあきらめかけたが、大谷選手の先頭打者2塁打、続く吉田選手が四球を選び、本大会絶不調の村上選手に打順が回った。

 

このままで終わる選手じゃないと信じていたが、村上選手が逆転サヨナラ・タイムリーヒットで試合を決めた瞬間は、震えるほどに興奮し、目頭が熱くなった。

 

翌3/22の決勝戦・対アメリカ戦は、仕事でライブ観戦することはできなかったが、最後まで手に汗握る試合展開で、大谷選手が同僚トラウト選手を三振で勝利をつかみ取ったフィナーレは感動的だった。

 

各球団の一流の選手たちが、優勝という1つの目的に向かって、それぞれの役割を淡々とこなす姿は大変素晴らしかった。

 

特に吉田選手の沈着冷静な仕事ぶりには舌を巻いた。

その姿が、映画『七人の侍』の久蔵(宮口精二)とだぶって見えたのは私だけだろうか。

無口で、あまり感情を表に出さないが、根の優しい凄腕の剣客である。

 

まるで夢を見ているような、楽しい2週間だった。

言葉で言い尽くせないほどの感動をありがとう、史上最高・最強のチーム、侍ジャパン2023。

 

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 (了)