ミュージアム花10周年記念 辻村寿三郎人形展 | 辻村寿和Collection「寿三郎」創作人形の世界

辻村寿和Collection「寿三郎」創作人形の世界

創作人形作家辻村寿三郎の作品を皆様にご紹介いたします。

ジュサブロー館の創作日記にお越しいただき誠にありがとうございます。
ジュサブロー館の創作日記
ミュージアム花10周年記念 辻村寿三郎人形展

10月8日(金)→11月14日(日) 
開館時間:午前10時30分~午後4時30分
休館日 毎週月曜日

入館料:前売り1,000円 当日1,500円

主催:ミュージアム花
広島県福山市西深津町7-2-41
Tel 084-925-1187
後援:福山市、福山市教育委員会、中国新聞備後本社

福山のミュージアム花「辻村寿三郎人形展」展示予定作品を一部ご覧下さい。
総展示数は約70点になります。

ヒロシマよりこころをこめて
ジュサブロー館の創作日記
1965年制作
「第17回現代人形美術展」入選

私は昭和19年に、旧満州から引き揚げて、20年の春まで、
広島市内の横川に1年ほど住んでおりましたから、
小学校を楠木町にある大芝国民学校に通っておりました。

 その時の同級生の女の子を、戦後になってたずねたことがありました。
 私達が住んでいたあたりは、すっかり焼けて、
その友達の居所も分からず、ひとずてでやっと
逢えた時の様子が、いまだに忘れられません。

8月の暑いさかりになりますと、夾竹桃の紅と純白の花が
校庭に咲き乱れた様子と、その校庭のまん中に大きな柳の木と、
その下で遊んだ兄とその妹、「みっちゃん」としかおぼえて
いないけれど、その2人に逢ったときの姿が、原爆の焼け跡の
ように、私の目のうらに、しっかりと焼き付いているのです。 

ある日学校の先生が

   親のない子 手を上げろ

     三百余人のその中で

       みっちゃんひとり 手を上げた

みっちゃんの兄貴の名前は、すっかり忘れてしまったけれど、
その時彼は高等1年でまだ子供だったけれど、焼け跡の中から出てきた時の彼は、
まるでみっちゃんのお父さんのように見えたものです。

ジュサブロー館の創作日記
2007年制作


平成の娘たち
ジュサブロー館の創作日記
2006年制作

西鶴五人女 おなつ
ジュサブロー館の創作日記
2004年制作
好色五人女 井原西鶴

『好色五人女』(こうしょくごにんおんな)は、江戸時代に井原西鶴によって書かれた作品。

すべて当時の実話に基づいて脚色された。

発刊1686年(貞享3年)5編の物語で構成されている。


姿姫路清十郎物語(お夏清十郎)

情を入れし樽屋物かたり(樽屋おせん)

中段に見る暦屋物語(おさん茂兵衛)

恋草からげし八百屋物語(八百屋お七)

恋の山源五兵衛物語(おまん源五兵衛)


この中の一編、お夏清十郎をモデルにした作品

「新八犬伝」 玉梓
ジュサブロー館の創作日記
1973年制作