中堅校…の定義が実はよく分かっていないのですが、日能研R4偏差値だと40未満の学校へ行ってきました。通学可能エリアであれば偏差値帯で絞らず幅広く知っておきたいと思っていまして。


受験において最難関、難関との違いは入試方式の多様さですね。たくさんメモを取りました。

自己推薦、学力選抜、適性検査型、調査書、特待生。

そして検定資格による加点や複数回受験優遇あるいは複数回受験割引など。

塾模試やプレテストの成績利用やフォローアップ講座等、入学するか、もっと言えば受験するかもわからないうちから手厚い。

そして色々ある故に複雑…学力テスト一発の学校とは情報量が全然違いました。行ってみて良かったです。


肝心の入学後の学校生活についてやコース分け、進路に関しても予め知っておくことが色々ありました。

参加した学校は生徒さんが受付から案内をしてくれたのですが開口一番「中高一貫コースは附属大の推薦もらえないのでわたし受験しなきゃなんです〜」と、衝撃の事実発覚(事前に何も調べていませんでした・笑)。

高入りの子は基本的に内部進学とのことでした。

上に大学があるし〜と思っても油断禁物…。

附属系列の中学を検討するときは必ずチェックしようと思います。


この偏差値帯は定員割れの学校も少なからずあると聞いていましたが、学校側も生徒確保、進学実績アップのため様々な取り組み、カリキュラムを整えて努力されている様子がわかりました。


体験授業や生徒さん主導のクラブ体験も色々あり、子供はとても楽しんでいました。予約も全然混んでおらずゆっくり選べ、どこの学校もこうであればもう少しラクなのになぁと。

前日、後日には参加についての丁寧なメールも届き好印象でした。


適正レベルで入学すれば良い学校と思えました。

特待生(全額免除)は魅力ですがその場合はやはり他の生徒との学力差は否めず、日々の授業レベルが下振れしてしまい学力が伸びないのではないか?という不安も感じました。

同じくらいの学力の仲間と切磋琢磨する環境の方が上昇するのではないか。

内部進学できなくて、しかし1人でハイレベルな受験勉強を続けていけるのか。それができる子であれば公立中から地元進学校で良いのでは?と、色々と考えさせられました。


来年もまた行ってみようと思います。