英彦山(ひこさん)という名を知らない人は、九州には、あまりいないのではないでしょうか。

 

福岡県添田町に位置する英彦山。標高約1,200㍍。

南岳、北岳、中岳の三峰から成り、筑豊盆地のどこからも望むことができます。

 

 

北魏の僧・善正上人が開山したと伝えられ、大宝元(701)年には役行者(えんのぎょうじゃ)がこの山を登り、

また、弘仁十(819)年には嵯峨天皇の詔勅で、字を「日子山」から「彦山」へと改められました。

 

平安時代に入ると、神仏習合の思想により、「彦山権現」が生まれ、山伏信仰の拠点に…。

 

江戸時代には、「英彦山三千八百坊」と謳われるほど栄えましたが、明治時代に神仏分離令などによって

英彦山霊仙寺は「英彦山神宮」となり、現在にいたっています。

 

訪れた方は誰でも感じると思いますが、他の神社、神宮にはない、独特の雰囲気があります。

左右に続く長い宿坊を見ながら登る石段は、ここは異世界か、と思わせるほどの不思議な空気に満ちています。

 

 

体力に自信がない人は、おしゃれな洋風ロープウエーで奉幣殿近くまでは行くことも可能。

 

奉幣殿から山頂までは、ちょっと…、かなりの体験です(^_^;) 

けれども、頂上の上宮で参拝する清々しさは、何物にも代えがたいものがあります。

 

※行ってみれば分かりますが、普通のスニーカーはお奨めしません。

※杖も無料で茶屋で貸してくれるので、出来れば五十代以上は遠慮なく使われた方が良いかも、です。

※水分補給もお忘れなく。

 

 

ところで、

ご存知ないかもしれませんが、日本三大霊場のひとつとも言われる英彦山は、

昭和25年に日本最初の国定公園に選定されているのです。

この事実、現在は、埋もれてしまっていますが。

 

 

なんだか、石段の写真ばかりになってしまいました(^_^;)

 

古来、たくさんの山伏が、生まれ変わり、を目的として、

この地を訪ねました。

 

今の時期、天気が良ければ最高の登山体験になること、

間違いなし!

オススメです(^^)

 

では、今日はこれまで。