4月に観た映画は10本でした。
3月ほどじゃないけど、けっこう観たなぁ。
劇場で観たのは2本。(ストリート・キングダムとプロジェクト ヘイルメアリー)

◆ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。◆ 2026年日本 田口トモロヲ監督
峯田和伸、若葉竜也、吉岡里帆、仲野太賀、間宮祥太朗、浜野謙太、渡辺大知 ほか
◆盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲◆ 2019年インド シュリラーム・ラガバン監督
アーユシュマーン・クラーナー、タブー、ラーディカー・アープテー ほか
◆マイ・ブラザー◆ 2003年韓国 アン・グォンテ監督
ウォンビン、シン・ハギュン、キム・ヘスク、イ・ボヨン ほか
◆CLOSEクロース◆ 2022年ベルギー・フランス・オランダ合作 ルーカス・ドン監督
エデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワエル、アミリー・ドゥケンヌ ほか
◆ラストレター◆ 2020年日本 岩井俊二監督
松たか子、広瀬すず、森七菜、福山雅治、神木隆之介、豊川悦司、中山美穂 ほか
◆教皇選挙◆ 2025年アメリカ・イギリス合作 エドワード・ベルガー監督
レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、カルロス・ディエス ほか
◆アイネクライネナハトムジーク◆ 2019年日本 今泉力哉監督
三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬、萩原利久、恒松裕里、貫地谷しほり、原田泰造ほか
◆プロジェクト・ヘイル・メアリー◆ 2026年アメリカ フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督
ライアン・ゴズリング、ザンドラ・ヒュラー、ライオネル・ボイス ほか
◆本心◆ 2024年日本 石井裕也監督
池松壮亮、田中裕子、妻夫木聡、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、ほか
◆殺人の追憶◆ 2004年韓国 ポン・ジュノ監督
ソン・ガンホ、キム・サンギョン、パク・ヘイル、キム・レハ ほか
*******************************
「ストリート・・」パンクロックに興味ないし、「東京ロッカーズ」という実在のバンドのことも全く知りませんでした。クドカンが好きなので、彼が脚本、というだけで劇場へ。でも俳優陣がみんな良かった。そして、自分の青春時代、こんな風に打ち込めるものがあったらもっと違う今があるのかな、なんて思ったりもしました。こんな歳になってしまったけれど、ほんの少しだけでも彼らと一緒になって熱い時間を過ごせて楽しかった。
「盲目の・・」ボリウッド大好きなのですが、この映画はそこまで楽しめなかったです。”コメディサスペンス”ということだけど、う~ん・・ 盲目のふりをしていたピアニストが殺人現場を目撃してしまう。見えているのに見えてないふり・・・展開が早く飽きさせないけれど、私はやっぱり歌って踊るインド映画が好きだな~
「マイ・ブラザー」口蓋裂の障害を持っていて、周りからもからかわれることが多いお兄ちゃん。そんな兄が不憫で、どうしても母親の対応が偏ってしまうことは否めない。それは愛情の偏りじゃなくて、あくまでも接し方なんだけど、弟にとっては「自分は愛されてない」って感じて生活が荒れてしまうのもわからなくはない。親も子もこんなに相手を思っているのに口に出してそれを表現することができない。予想外の展開が待っていて辛かったなぁ。やっぱり想いは伝えないとね・・・
「CLOSE・・」 片時も離れずいつも一緒にいる大親友のレオとレミ。ところが、ある日、「あんたたち付き合ってるの?」とクラスメイトに言われたことでその関係が崩れ始める。13歳という多感な年頃だから、それは ”些細なこと” では済まされなかった。悲しい出来事が起ったあとの大人達の振る舞いにも色々考えさせられました。赦しって残酷。レオの大きな美しい目がとても印象に残った。
「ラストレター」 なんかね、何度も泣いちゃった。映画を見終ったあと、自分なりの感想と感情を心の中で反芻した後、他の方のレビューを見るのがルーティンの私。そしたらね、メタクソ言ってる人がいて驚いた。同じ映画を観てこうも感想が違うのか、と。岩井俊二監督が苦手な人もいるからなぁ。まだ観ていない「Love letter」・・レンタルが全然できないので先にこっちを観たんだけど、私はとても好きでした。ミポリンが出てきた時はもう・・・早くLove letter観たいな。すずちゃんも七菜ちゃんもいい。
「教皇選挙」 ずっと観たかった一本。全カトリック教会の最高司祭でバチカン市国の元首であるローマ教皇が帰天し、新教皇を決めるための教皇選挙を描いた話。実に興味深い。そして、驚くことに 公開した時期、現実にもフランシスコ教皇が帰天し、選挙が行われたのだからビックリです。その時期に観ていたら、尚更臨場感があったことでしょう。聖職者といえども人間。スキャンダルやら汚職やら次々に発覚する問題。ラストは え・・・っ!? という展開で、とても面白く鑑賞しました。3分の2以上の得票を取るまで、何度でも投票をやり直さなければならない。「教皇選挙」= コンクラーベ。「コンクラーベ」はまさに「根比べ」→ これが言いたかった。
「アイネクライネ・・」 伊坂幸太郎は好きな作家さんの一人です。でもこの映画の原作は未読。伊坂氏には珍しい恋愛もの。原作は短編をまとめたものらしく、それを一つの物語として映画にしたようですね。あそことあそこがちょっとずつ繋がっている・・これは監督と脚本の妙でしょう。原作、今更だけど読もっかな。 春馬くん・・・いい俳優さんでしたよね。ここに出てくる彼は、ちょっと優柔不断で、見ててイライラするとこもあったけど、それだから余計にリアルっぽかったり。「アイネクライネナハトムジーク」はモーツァルトの有名な曲ですけど、意味は ”ある小さな夜の音楽” まあ、ステキ。
「プロジェクト・・」 公開された時、観たいと思ったのだけどウダウダしていてかなり経ってしまい諦めていたら、フォローしている映画レビュアーの方が「面白かった!」と絶賛している記事を読んで、駆け込み鑑賞。間に合ってよかった。そして、劇場で観て本当によかった。これはスクリーンで観るべき映画。大人版E.T.とかも言われてますが、実は私ったらE.T.が苦手だったのです。あのビジュアルが怖くてね・・・。でも今回のロッキーは怖くなかった。だからE.T.より好き。「ラ・ラ・ランド」で断然好きになったライアン・ゴズリング目当てってのもあったけど、ストーリー的にも面白かったです。ただ、ただね・・・いくら地球を守るためとはいえ、行ったら帰ってこられないという信じられない任務に、昏睡状態で強制連行される、ってのはどうなの?彼が行ったって100パー成功するともわからないのに。それはないよな、だったら もう良いじゃん、地球無くなったって、みたいに思ってしまったのは私だけ・・・?
「本心」 これはね・・・とっても怖い内容でした。2040年の設定だから今から14年後のことですよ。なんかね、実際、こんなことが起こりえるんじゃないか、とちょっと身震いしちゃいました。自由死を選んだ母親の「本心」を知りたい、というテーマから始まり、仮想現実、VF、リアルアバター・・と そこから派生する話に一貫性がなくて、観ながら、は?は? と追いついていくのが大変。結局、母の本心とは・・・に無理矢理に着地させた感があって、なんとなく消化不良なままでした。それにしても、テクノロジーってどこまで進化していくのでしょうね。そのデメリットも私たちはしっかり知る必要がありますよね。怖いわ~~。
「殺人の・・」1986年、ソウル近郊のある農村で起こった未解決連続殺人事件をベースに作られた映画です。ボン・ジュノ監督とソン・ガンホ・・・面白くないわけがない、とかなり期待しての視聴。当時の韓国警察の取り調べのことはわからないけれど、まあ、お粗末な捜査に口があんぐり。対照的な二人の刑事の人間模様なども交えながら、最後まで緊張感を持って観ました。映画では犯人は捕まらず、ゾクゾクするようなラストになっていますが、実際には2019年にDNA鑑定の進歩により、犯人が特定されて事件は解決されたとか・・・それにしてもソン・ガンホ、やっぱりすごい俳優だ。
今月もバラエティに富んだ作品たちでした。
引き続き、時間があれば色々観ていきたいと思います。
観てすぐにレビューを書いてないので、時々とんちんかんな感じになってるかもしれませんが、これはあくまでも個人の感想なので、あまり突っ込まずに軽く読み流していただけたら、と思います。