第2子 泰甫(たいすけ)誕生のもう
ひとつのストーリー

17日夜、お出かけから帰ってきてそのまま寝てしまったサラ

日が変わって0:30頃出血、家の中が騒々しくなると何か察したのかムクっと起きて
「ママどうしたの?もしもし(病院)行くの?サラ手伝うね、大丈夫だよ」
具合が悪くてわがままだらけだった時の先週のサラとは思えないほど娘のたくましさと優しさに涙が溢れました

陣痛が始まり進みが早いなとの予想でそそくさと準備し始めると、私がいなくなることを感じて後をくっついて歩いて自分も行く準備をはじめた。
アンパンマンのぬいぐるみとおやつを持って、オムツ入ったリュック

不安そうな顔をして
陣痛中「ママ痛いの?大丈夫?」
「サラが痛い痛い飛んでけしてあげるね」とお腹さすってくれました



病院まで一緒に向かうことに

車の中で陣痛の間隔の間に少しづつ私はサラにこれからのことについて話をしました

お腹の赤ちゃんが生まれてくること、病院についたらママとバイバイすること、
沢山ぎゅーして
「ママ頑張ってくるからサラも一緒に頑張ろうね!」
口をへの字にしながら「頑張る」と言ってくれたので行ってきますと言って車から降りました。
娘の顔を見てると強まる陣痛も痛い顔出来ないなって逆に冷静を装うことが出来た。
サラに心配させたくないなって。
だから弱いママを見せたくなくて用意された車イスにも乗らず痛みの合間に早歩きで病棟へ向かった。
ママを見送った後、私の兄と車待機。
車内灯を消して
兄「ねんねして待ってようか」
と言うと、「サラいいのねんねしないの」
「やす(兄)もねんねしないの」
100%理解しているわけじゃないけどママのこと心配して起きてたって。
「ママ頑張って~」の動画が陣痛室の私のとこらに送られてきました

破水して分娩室移動の知らせを母から聞いて
兄「ママの応援に行こうか」
と言うと自分でリュックを背負ってアンパンマンを持ってサンダルをはいて準備。
サンダル右左逆

産まれてからすぐにはサラに会えなかったけど、処置中の弟を窓越しに見て一度帰宅。眠ってからまたお昼過ぎにママに会いに来てくれました

こんな裏エピソードを聞いて涙が止まりませんでした



娘と別々の夜を過ごすことはこれがはじめて。たくましくも愛おしいサラを沢山ぎゅーして褒めました





今日も母とバスに乗って会いに来てくれました



