小澤征爾さんのような
著名人が亡くなると、
その方を悼むのはもちろんですが、
その方にまつわる
過去の諸々の自分の思い出も
蘇ってまいります。
若かったあの頃。
胸をときめかせていた
今は還らぬ昔。
今更、後悔はしないけど、
あの時の選択が
異なっていれば、
どんな人生だったのだろうとか。
もっともっと努力を
すれば良かったとか。
おばあちゃんの若い頃はねぇ〜と
目を細めて
茶をしばきながら
ほっこり思い出話を語るには、
まだまだ生臭い私です。
誰にも言えない
己の業の深さ。
ま、自分で作った寝床さ、
黙って転がっておけ。