可哀想なクックロビン | スコットランドは今日も曇り空

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気がついたら在英30年。今さら周りに言えない憂さをさらすブログ。

このタイトルで

彼とアレを連想したアナタは

私の心の友💕



爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑



で、そっちは後に置いておきまして、

本物のロビン、

駒鳥のお話です。




写真はネットからのイメージ


この子ね。



うちの庭にもロビンが

やってきます。

マグパイやスズメ、

ムクドリに混じって

可愛い姿を見せてくれるんです♪







遡ること数日前の大晦日。



泥縄式の大掃除?を始めた私。

気温もそこそこ穏やかなので

盛大に庭に面した

パティオドアを開けて

ハタキをかけていました。



するとバタバタという不穏な音!




なんと、ロビンが家の中に

入ってきてしまったんです!



私が気がついた時は

窓際の植木鉢の影に

隠れていた。

そして時々、窓ガラスに向かって

自由への羽ばたきを

繰り返していました。



でも、うちの窓、

上の部分しか開かないのよ!



いくらバタバタしても

ガラスにぶち当たるだけ。



可哀想なロビンは

すっかり怯えていた。



パティオのドアに誘導したいんだけど、

怖がってロビンは

さらに植木鉢の後ろに

隠れるばかり。



手のひらサイズの小鳥とはいえ、

生きた羽根のある鳥を

どうやって安全に捕まえればいいのさ?



えーんえーんえーんえーんえーんえーん



とりあえずリビングに通じるドアを

閉めて、領域展開ならぬ領域制限しました。



チューチューチューチュー



ロビンから目を離さないまま、

誰か、助けて〜と叫んだら、

ようやく長男が来てくれた。

(夫は応答無し)



でも身体のデカい長男に

ロビンはますます怯えて

変な隅っこに逃げていく。



長男は布巾でロビンを

くるんで捕まえようとしていたが、

なんせ相手は小鳥です。



ドタバタ捕物劇の間に

花瓶が一つ

犠牲になりました。



すぐそばのパティオドアは

広々と開いているのに、

なぜか、そちらに行かず

隅っこへ隅っこへと逃げるのよね〜😱😱😱







しかも、あっ!出てきた!と思ったら

台所の方へ飛んでいく!




マズイ!どこへ行く!

どこへ行く!



慌てて後を追ったら、

これまた掃除のために

開けっぱなしにしていた

ユテリィティールームのドアから

(単に閉めるのを忘れていた。幸運な偶然)

無事に脱出してくれました!



完全に室内から飛び去った!



しっかりロビンを目で追っていたら、

板塀の上に

もう一羽のロビンがとまっていました。



まるでうちにトラップされたロビンを

心配して待ち構えていたみたい。

つがいかな?

二羽でピービーと鳴き声をあげて

めでたく自由な空に消えていきました。



やれやれ、ホッとした!



もう懲りて

うちの庭には来ないかなと

心配したんだけど、

数日後、ちゃんと姿を見せてパン屑を啄んでいた。



良かった、良かった!

ロビンは生きています!



照れ照れ照れ照れ






ネットより拝借しました。萩尾望都先生作、ポーの一族シリーズ「小鳥の巣」別冊少女コミックに1973年4月号から7月号に連載。

もちろんリアルタイムで、むさぼり読んだ大ファンです。

中洲にある寄宿学校に現れた季節外れの転入生…。ああ、今でも胸が締め付けられわ。