カレーライス食べて仲良くサッカー中継を見ていたはずの長男と次男。
さっきまで30分もの間、
二人で人種差別偏見問題について
大ゲンカしてました。
さんざん怒鳴りあったあげく
長男は車の鍵引っ掴むと、
どこかに出て行った。
次男は黙りこくって
また部屋に引きこもり中。
夫が心配して、次男と話しているけど
一方通行の様子です。
何がきっかけかは知らないけど
気がついたら、
次男が
『外見が白人じゃないだけで
「どこから来たの？ お国はどちら？」と
当たり前に尋ねてくるブリティッシュの差別意識』
について、捲し立てていた。
それに対し長男は、次男は被害者意識が強すぎる。レーシズムは、差別する方が悪い。
自分は何を言われても、個人攻撃とは受け取らない、次男は火のないところにまで煙を立てていると反論した。
さあて、それからが大変。
どんどんエスカレートしちゃったよ
でもね、実は長男と次男、
大きな違いが有る。
はっきり言って次男は、もろ日本人顔🇯🇵
長男は、ちょっとエスニックな西洋顔
同じ兄弟でも違うんだよね〜
日本に行くと、長男は周りがすぐハーフと識別するけど、
次男はコンビニでもレストランでも日本人と思われて、日本語で話しかけられます。
だからね、2人の差別体験も個人差が有るのよ。
こればかりは、どうしようもないね〜。
ケンカを黙って聞いていると、
理詰めで次男が長男をやり込めて、
優勢なようだけど、
実際は繊細なので、次男の方が言葉の刃物に
傷ついています。
お気楽長男は、しばらくしたらケロリとして
帰ってくるから大丈夫だけどね。
うまく夫が話してくれれば良いけど
我が家でレーシズムが一番分かっていないのも
夫だから、トンチンカンな慰めでヤブ蛇にならなきゃ良いけど
私？
私が混じると、もっとややこしくなるから
ボリショイの白鳥の湖を観ていますよ
芸術は偉大だ！