「せつなさん、どうしたの?」「クインベリルのことを、どうしても信じられなくてね…」「…でも、うさぎと仲良くやってるよ」「いつか化けの皮を剥がすような気がして。彼女は悪の女王よ?」「うん…あたしも、たまにクインベリルが計算してうさぎに優しくしてるのかな、って思うことがある」「美奈子も言ってたわ…」「…クインベリルを今追い出したらどうなるのかな」まことはせつなを見る。「おそらく、私たちを敵対視して、暴れると思うわ。彼女の力は計り知れない。セーラー戦士1人を殺すことなんて、彼女には容易いことよ。」「せつなさん…」「クインベリルは本来そのくらい強いし、残酷な存在なのよ。クインベリルは現代まで生き長らえてきて、相当なエネルギーを溜め込んでいるはずよ。そのエネルギーを一気に発散させたら、私たちは全滅だわ。だから、彼女を寝ている間に元の世界へ送り返そうと思うの」「せつなさん、そんなこと出来るの?というかそれをやって、クインベリルがおとなしく元の世界へ戻るのかな?大暴れしそうな気がする…」「今夜やってみるわ」「…」
まことはせつなの気持ちや、行動力の強さにまごついていた。「どうすれば良いんだろう…」
台所に向かうと、クインベリルはうさぎと美味しそうにシュークリームを食べていた。「…」「あ、まこちゃん!美味しいよ」うさぎはまことに声を掛ける。まことはにっこり笑ってから、部屋へ戻る。「どうしたんだろう?」うさぎは心配になる。一方、クインベリルはなんとなくまことが、せつなの話を聞いて驚愕したんだろうた推測する。「今夜、何か起こるかもしれない…」クインベリルは一瞬、邪悪な眼差しをする。うさぎはそれを見逃さなかった。「クインベリル、怖い…」