小倉宏樹

 

沖縄県読谷村。沖縄本島中部の西海岸に突き出た半島にある読谷村(よみたんそん)で、小倉宏樹はよみたん自然学校を運営している。
 
学校のメインの活動は3歳から5歳までの「幼児の学校」。しかし、よみたん自然学校には一般的な幼稚園のようなカリキュラムはない。今日やることは子どもたちが自分自身で決め、小倉はそれを見守りほんのちょっと手助けするだけだ。この学校には「ルール」も最低限のものしかない。豊かな自然の中で子供達に課せられたのは「豊かに遊ぶことと自分の身は自分で守ること」。大人側から、こうしなさいと言うのではなく子どもたち同士でルールを作り上げていく。一日の過ごし方は子供達に委ねられる。「こどもたちがイキイキと過ごしてくれてたらそれでいい」…子どもたちと真剣に向き合う姿が特集された。
 
 
MBS情熱大陸
 
小倉宏樹(おぐら ひろき) よみたん自然学校代表
  
1972年兵庫県神戸市生まれ、灘中・灘高校時代は水泳部に所属。東京大学(法学部)在学中に日本テレビ『スクスクスクール』のキャンプカウンセラーがきっかけで野外教育に関心を持ったようだ。少年時代のボーイスカウトも少なからず影響があったのではないか、と私は思っている。
  
丸紅に入社後も休みに環境教育の活動を行い、30歳を目前にあっさりと自分のキャリアを捨て、1999年6月に退職、2000年3月に沖縄へ移住して、琉球インフォメーションセンター(現・NPO法人インフォメーションセンター)でエコツーリズムやキャンプ、ワークショップなどを行うほか、NPO法人のマネジメントや総務経理業務も行いました。2004年1月に独立し、廃屋を借りて「よみたん自然学校」を開校。
 
 
全てを子供に委ねるというのは放任とは違う。
見守ることはとてつもない忍耐が要る。