子どものお迎え時によく会う
アメリカ人ナニーのMさんがいます。

先日、帰り道に図書館に寄ったら
Mさんも面倒をみている子を連れて来ていました。

子ども同士は気が合って
仲良く遊び
私達もはじめて長く話しをしました。

彼女はヨーロッパの大学院に留学中だけど
博士論文を書くのに少し疲れたので
休学して仕事をしようと探している時に
ナニーさんの仕事を見つけて
アメリカに戻ってきたそうです。

私も、日本から来たこと
以前していた仕事のこと
今は仕事はしてないこと
などなど話しました。


そしたら、Mさん、聞いてきました。

M「日本人なのね!
少し前の作品だけど
Convenience store womanを読んだの。
あなたも読んだ?」

私「読んだよ!
衝撃的だった。
作者の頭の中、どうなっているの?
どうしたらこんな作品書けるのって思って。
本当に素晴らしいよね。」

M「わかるー!
妹にこの感動を伝えようとしたんだけど
どう説明したら良いのか分からなかった。
読まないと分からないよね。
あの主人公を自分の中にも見ることができて。
本当に、どうしたらこんな作品書けるんだろうって思うよ。
素晴らしすぎる作品‼️」

と育った文化も、母語も、年齢も違う私たちが
文学というArtを通じて、いとも簡単に感動を共有できました。

私は大の本好きとかではないのですが
コンビニ人間は大好きな作品だったので
本当に嬉しかった〜。


作者の村田沙耶香さんに感謝‼️