睡眠には、

浅い眠りの段階(N1、N2)

深い眠りの段階(N3) 、またはスロープ波睡眠、

レム(高速眼球運動)睡眠の段階があります。
 

それぞれの段階で脳の活動が異なります。

 浅い眠りの段階では、脳波は徐波(シータ波)になります。
体温や筋肉の緊張が緩んでいきます。
睡眠の開始時には、この段階に入ります。

次に、N2 の段階に移行します。この段階では、脳波がより速くなり、より規則的になります体温と心拍数がさらに低下し、眼球運動も停止します。

 N3の段階では、脳波はさらに遅くなり、より大きな振幅を持ちます。 
この段階では、深い睡眠状態に入ります。
脳は身体の修復や再生のために働きます。

 レム睡眠では、脳波は非常に高速で変化します。 
この段階では、眼球が早く動き、夢を見ます

今まで学んだことや経験したことを処理し、長期記憶に保存するために活動します。

 睡眠中の脳は、私たちの健康で快適な生活のために非常に重要な働きをしています。正しい量の睡眠を確保することは、脳と身体の健康を維持するために必要です。

ここで大事なことは、睡眠中の脳は自分自身体の生命維持の機能を整えるということです。間違った生活習慣を続けると私たちの命令で動くのではなく、無意識(寝ている間に体内組織からの情報から)の自分の体を補修したり機能強化改善を行おうとします。