勇二はスカートめくりした相手に嫌われ、けなされるかと思いきや、逆に惚れられた

五年生になり、恵とは入学以来初めて同じクラスになったの

付き合ってると言っても一緒に学校の行き帰りをしたり、勇二の家でTVゲームするぐらいだった

それでも小学生にとっては立派な恋愛の仕方だった

自分の席の隣に学年一可愛いと言われる[みゆき]が座っている

当時は隣同士の席はひっついていた為、毎日みゆきのシャンプーの匂いが勇二の男心を刺激させていた

恵と付き合ってはいたものの、みゆきに惹かれていった

そんなある日、みゆきがぐっと顔を近づけこう言った
『恵と付き合ってるみたいやけど、私も勇二が好きなんよ、気付かないから言ったんやけど、今度どっか遊びに行かん?』

『えっ?俺と?』

思わず頷きOKしてしまった
勿論、恵には言えない

勇二にとって(初浮気)

恵と話していてもみゆきの事を考えてしまう

視線を感じ振り返るとみゆきが見つめていたりする

約束のデートの日、みゆきと二人バスに乗り飯塚にある映画館に行った

観たのは[E.T]

E.Tが河原でもがき苦しんでいるシーンで泣いてる勇二

みゆきが手を握ってきたので顔を見たら同じく泣いていた

ラストシーンが終わりスタッフロールが流れ出すと拍手が沸き起こり、勇二達も立ち上がり拍手した

観客が一つになった瞬間だった

『ちかっぱい良かったね』
勇二が振り向いた時、みゆきと唇が重なり合った

『今日はありがと、お礼ね』

勇二にとって、二人目のキスとなった

無論、みゆきとはデートしたその日限りの付き合いであった