マイトレーヤ・ラエル

怠け心を培(つちか）う

Cultivate Laziness (76-02-06)
Maitreya Rael: Cultivate Laziness (76-02-06) - YouTube

日本語字幕がついています。

怠け心を培(つちか）う

ヒロシマ後76年目76aH　　２０２２年２月６日

沖縄での日曜日の集いにて収録

怠けることは
非常に大きな快楽です
あまり働きすぎないで
できるだけ怠けましょう
天才たちは皆怠け者です
人類の大きな進歩は全て
怠け者たちによってなされてきました
瞑想する人
感じる人
人生を楽しむ人
芸術の分野で
科学の分野で
あらゆる分野で
同じ事が言えます
瞑想も同じです
瞑想はとても怠けることです
座ります
立ってるより座るほうが良いですから
私の祖母はいつも言っていました
立つか座るか選ぶなら座るほうを選びなさい
座るか横になるかを選ぶなら
横になりなさい
できるだけ怠けましょう
一生懸命に働いても
とても怠けていても
皆さんの寿命は変わりません
全く同じではないです
怠けたほうが長生きするでしょう
瞑想
「あ　瞑想が始まる」
違います
良い瞑想をするには
とても怠ける必要があります
じっとして
動かない
どんな動きも努力が必要です
努力は超意識の反対です
超意識は非常に怠け者です
だから私はいつも超意識をカタツムリに例えるのです
カタツムリはとてもゆっくり動きます
とても怠け者です
速いのは悪いです
あらゆる事において
カーレースは別ですが
できるだけゆっくり動いてください
私が子どもの頃
昔の事です
祖母の家の庭で
カタツムリを捕まえていました
カタツムリ
カタツムリに競争させていました
一列に
７匹か８匹を置いて
向こう側には
小麦粉を置きます
小麦粉です
カタツムリは小麦粉が大好物です
花ではなく小麦粉
カタツムリは小麦粉のにおいを感じて進みます
これでも速すぎです
もっとゆっくり進みます
もっと速く進んでほしいですか　ダメです
私はそれを見ていました
瞑想について私は何も知りませんでしたが
自然に瞑想をしていたのです
カタツムリを見ながら
どれが勝つだろう
これかなと賭けます
これだけの距離を進むのに
時には１時間かかりました
とても興味深いです
見てるだけで
何も考えない
考えることは何もありません
私自身がカタツムリになっていました
おかしな事です
何をする時にも
ゆっくりのんびりしてください
素早く瞑想することはできません
できません
呼吸は
瞑想の基本です
呼吸は
瞑想の根幹なのです
だから僧侶たちは
呼吸だけの瞑想をすることがあります
私たちは速い呼吸に慣れています
ほとんどの人は
瞑想の時に私が呼吸をしてと言うと速い呼吸をします
ダメです
とてもゆっくりと
たとえば７秒かけます
７は魔法の数字ではありません
８秒でも
９秒でも
皆さんが選んでください
息を吸い込み
７秒数えます
つまりゆっくり吸うのです
速く吸うとすぐ終わりです
とってもゆっくりと
そして息を止めて２秒か３秒
空気でいっぱいの状態です
次に吐き出します
鼻から
５秒から７秒かけて
それが瞑想です
速く呼吸するのではありません
瞑想はのんびりしたものです
できるだけのんびりとしてください
私は音楽について話すのも大好きです
モーツアルトは私のお気に入りのクラッシック音楽家です
彼は言いました
多くのダメな音楽家は
音符をたくさん置きます
技術は素晴らしいですが美しくありません
モーツアルトは音符の数は少ないけれど適切な場所に置きます
彼は言っていました
音楽で一番重要なのは
音の間の静けさです
それは速い音楽の逆です
幾つかの音があり沈黙がある
皆さんはそれを聞いて楽しみます
皆さんが知っている
多くの有名な音楽
リンゴの音楽
リンゴの音楽
それは何か　フランス語でリンゴはポムです
ベートーベンの一番好きな果物
ポムポムポムポム
ポムポムポムポム
無音がたくさんあります
音楽も
科学も
瞑想も
セックスも
セックスはとても重要です
速く行うのはちょっと待ってください
ウサギはOKです
ウサギは素早く済ませます
ウサギは４秒で終わります
私たちはもっと長いほうが良いです
官能的に
ゆっくりと
快楽　あるフランスの有名な詩人は
「セックスでどの部分が一番良いか」と聞かれて
「階段を上る時」と答えました
寝室に向かう階段を上る時
セックスをしようと心の準備をしています
その時がセックスで一番良い瞬間だと彼は言いました
セックスの前の気持ち
速く行うのではなく
ゆっくりと
のんびりと
私は上ったら下りてまた上るでしょう
２回か３回行ったり来たり
わざと足音を立てて
待ってるパートナーに「彼がやって来るわ」と期待させるのです
まだかしら　あれ　まだかしら
それは官能的です
飛び掛かって　終わったらすぐにいなくなるのではなく
ゆっくり
のんびり
あらゆる事で
考える脳を一切使ってはならないとは言ってません
考える脳は道具です
時には使う必要があります
問題を解決する必要がある時
必要な時
人生はパズルでいっぱいです
数独をして遊びたい時
考えと言う道具を使います
イケアで家具を買う時
組み合わせるために
考える必要があります
考えることは道具です
問題なのは人がいつも考えを使うことです
道具と同じです
庭師はポケットに小さなはさみを入れています
何かを切りたい時それを手に取って切ります
でもいつもハサミを手に持って庭を歩くわけではありません
それは道具です
必要な時は使います
そして
私はどこにいるか　なぜここにいるか　誰と一緒にいるか
と考えること　それは考えであり
道具なのです
この３つの質問を終えたら
考えを止めます
この瞑想を毎朝行い
訓練します
基本の質問
私はどこにいるか
なぜここにいるのか
誰と一緒にいるか
毎朝です
しばらくすると
自然にするようになります
考えずに
目を開ける前に
私はどこにいるか
なぜここにいるのか
誰と一緒にいるのか
自然にできます
考える必要はありません
繰り返す事
それはとても大切です
繰り返すと
考える必要がなくなります
自然に
できるようになります
最初のうちは考えるのは良いことです
ゆっくりと
脳内に繋がりを作り
自動操縦で動くようになります
つまり訓練は
怠け者になるための道具です
怠け者であるほどに
とっても聡明になります
瞑想する時
頑張ってやろうとすると
何も起こりません
効果はありません
ハピネスアカデミーでラエリアンが私の所に来て
「マイトレーヤ　あなたの教えを聞いても
何も感じません」と言うことがよくあります
「あなたは何を考えてますか」「『足から波が上がって来る』とおっしゃいますが
私はそう感じません」
もちろん考えてるせいです
考えると感じません
セックスの時
オーガズムのことを考えているとそこに達しません
でも感じていれば
自然に達します
考えないこと
それが私の教えであり
ブッダの教えです
何も考えない
最高の怠けです
それは
あなたの体全体特に健康に影響を与えます　
多くの人がいつも疲れています
なぜでしょう
多くのエネルギーを燃やしているからです
体のどの部分が一番エネルギーを燃やしているでしょう
考える脳です
ある人はあまりにも考えすぎているため湯気が出てくるのが見えるほどです
あなたの体を感じてください
あなたの体にはどのくらいのエネルギーがあるでしょう
無限のエネルギーがあります
少しではなく無限です
でも考えることで
すべて燃やしてしまったら
非常に疲れてしまいます
これは科学的事実です
体の中で一番エネルギーを燃やすのは脳です
脳にとって一番大切な物は何でしょう
二つあります
脂肪です
脳は脂肪が大好物です
もう一つは砂糖です
この二つが脳にとって一番重要です
人々が健康に悪いと信じている物が一つあります　
コレステロールです
皆コレステロールは悪いと考えます
コレステロールは脳にとって一番の食べ物です
もう一つの俗説は
（俗説）
コレステロールは食べ物から摂取されるということです
それはほんの少しです
体内のコレステロールのほとんどは体内で作られます
あなたの体はコレステロールを作る工場であり
脳に栄養を与えています
コレステロールが多いほど
考えが明晰になり
幸せを感じます
人々はコレステロールを下げる薬を飲んで食事制限しています
愚かな事です
ある知性的な医者がそういう医者も時々います
コレステロールがそんなに健康に悪いのか調べました
コレステロール含有量が最も高い食べ物は
卵ですか
コレステロールを恐れる人は卵を食べません
この医者が試したのは
卵をたくさん食べること
その後血液検査をしてコレステロール値が上がっているかを調べました
毎朝卵を６個食べました
１週間後にコレステロール値を調べたら
変化がありませんでした
そこで毎朝12個食べることにしました
２週間
その後血液検査をしたら
数値は変わりません
体がコレステロールを調節しているのです
そこで１か月間卵を20個食べてみました
毎朝
変化はありません
「これはバカらしい考えだ
コレステロール値は卵を食べても変わらない」と彼は言いました
何が悪いのでしょう
考えることです
考えると脳内でたくさんのコレステロールが燃えます
うつ状態の人は
考えることだけで
疲れてしまいます
うつ状態の時は考えてばかりいて止まることがありません
最悪の質問は
質問は考えです
考えていなければ質問できません
「なぜ」という言葉が最悪な質問です
これは毒です
「なぜ私はうつ状態なのか」
「なぜ私はなぜと言ってるのか」
などなど
うつ状態の人は同じ考えを何度も繰り返します　ずっと
あなたの脳から「なぜ」を取り除いてください
瞑想についても
「瞑想で感じないのはなぜでしょうマイトレーヤ」
なぜと言わないで
永遠に「なぜ」を取り除いてください
性的パートナーとオーガズムに達したいですか
「なぜオーガズムに達しないのだろう」
ペニスが縮みます
なぜと考えないでください
２番目の
毒の言葉は
それに対する答えです
「なぜなら・・・」
「なぜ」と「なぜなら・・・」
疲れて病気の人は常に
「なぜ」から「なぜなら」に飛びます
これは悪循環の考えです
あなたの脳から完全に
「なぜ」と
「なぜなら」を取り除いてください
幸せとは何でしょう
笑うことです
でも人は言います「なぜ笑ってるのか」
たいていそうです　笑うと「なぜ笑ってるの」と言われます
それは考えです
「なぜなら」と答えないでください
悪循環に嵌ってしまいますから
「なぜ笑ってるの」
理由はありません
「なぜセックスで快楽を得てるの」
理由はありません
「なぜ瞑想を楽しんでるの」
理由はありません
「なぜなら」はおしまい
覚えていてください
考えないことが
鍵です
「なぜ」と「なぜなら」は最高レベルの考えです
脳全体が
「なぜ」と言う時はいつでも
ニューロン全てが働き始めます
「なぜ」と問うと
超意識は眠ってしまいます
超意識を目覚めさせたいですか
「なぜ」と問わないでください
「なぜなら」と答えないでください
「なぜなら」と言うと
別の「なぜ」を生み出します
「この問題がある理由は分かった
肉を食べ過ぎるからだ」
「なぜだろう」
「なぜ肉を食べ過ぎるのか」「なぜなら」
永遠に終わりません
「なぜ」と言わないで
「なぜなら」と言わないで
ただ感じるのです
「なぜ呼吸が瞑想に良いのですか」
そんなことを聞かないでください
「それは酸素が…」ダメです
ただ感じましょう
考えずに
「なぜ考えないのか」
「なぜ」はダメです
とても簡単に罠にはまります
あらゆる事に当てはまります
特に皆さんラエリアンは知ってますね
「なぜあなたはラエリアンなのですか」
「なぜなら…」ダメです　理由はありません
「本を読んでください」
「なぜ本を読んでほしいのですか」
「分かりません」
これはとても重要です　覚えていてください
「なぜ」と言わず
「なぜなら」も言わない
訓練が重要です
最初の一歩のためには考えます
初めてピアノを弾く時や初めて歩く時は考えます
楽しんでください

あまり働きすぎないで、 できるだけ怠けましょう。 天才たちは皆 怠け者です。---ラエル

あまり働きすぎないで、できるだけ怠けましょう。天才たちは皆怠け者です。---ラエル