さて、長々と高野連やワーキンググループ批判の様なもの(批判ではなくあくまでも私見的意見のつもりだが)を書いたが、他の役割について書いていきたい。
幸いなことに、1月29日に理事会があり、色々と議論された内容が発表されている。それについて書いてみたいと思う。
野球規則が改正され、それに伴い高校野球特別規則も改正されている。今回はそれについて書いていきたい。
野球規則の改正でもっとも大きなことは、メジャーリーグにおけるシフト規制ととれる内容だが、これは日本では適用しないので、問題はない。
野球規則の改正の中には、その他にも気になるものがある。とはいえ、ここは野球全体を語ることはしないでおこう。
高校野球特別規則の改正点でいえばDH制の導入である。規則改正資料の方は素っ気ない記載だが、別に野球規則5.11(b)項も適用することが書いてある。5.11(b)項がいわゆる「大谷ルール」なので、高校野球で導入するDH制は、大谷ルールを用いていることがわかる。
今年高校野球で大切にする事も規定されている。内容は以下になる。
(1) Fair play(フェアプレー)― 規則の正しい理解
①プレーに合わせたセルフジャッジ(発声・ジェスチャーを含む)をしない
②サイン盗み等の疑いを招く行為はしない(走者・ベースコーチ・ベンチを含む)
③走者の視界を遮る、走路をふさぐ等のアンフェアな守備をしない
(2) Friendship(友情)― 相手への敬意と配慮あるふるまい
①投手が投球動作に入った際の不要な発声は控える(必要な指示は除く)
②過剰なガッツポーズ等、相手の心情に配慮を欠く行為は慎む
③試合中に過度な挨拶(礼)は行わない(開始・終了時に集約)
(3) Fighting spirit(闘志)― 全力の攻防を支える「テンポ」と「規律」
①攻守交代は迅速に行う(先頭打者・次打者・ベースコーチは速やかに所定位置へ)
②遅延と見なされる不要なけん制はしない
③捕手の動作は機敏に行う(返球、サイン、道具の着脱など)
である。フェアプレーについては納得だし、Friendshipであげられていることも納得である。⑦突っ込むところがあるとすれば、Fighting spiritとしてあげられていることが全て試合のテンポアップに関することばかりだということだ。高野連のいう闘志とは試合のスピードアップだけかと勘繰りたくもなる(笑)
あとは野球規則全体にも関わり、細則がそれぞれに変わってくるのだが、セットポジションから途中でワインドアップに切り替える、ハイブリッドという投球法についても示されている。ハイブリッドルール適用第一号は誰になるのか?それも注目したいものだ。
ということで、高野連はこういうことも規定しているのだと示して、今回の話を締めたいと思う。


