広島空港から向かった先は、中国は大連。

 

初めての地。中国自体が初めてだし。

というか、よく知らないところ。

 

それなのになぜ、大連に行くことにしたのか。

話は少し、過去に戻る。

それは、3月27日のこと。

 

初めての海外旅行だし、そもそも飛行機使うことも、無い。

なので、ちゃんとした旅行代理店に行って、航空券を頼むことにした。

 

「すみません、中国に行きたいんですけど!」

 

「はい、中国のどちらに行かれますか?」

 

「…・どこに行けるんですか?」

 

「はい?」

 

「いや、中国に行けたらいいので、どこでもいいんです。」

 

「はぁ…?」

 

「ちなみに、どこに行けるのか教えてください。」

 

「えーっと・・・主要な空港ですと、北京、上海、大連、四川、○○、○○、ですね。」

 

「ほーーー…じゃあ、大連にします。」

 

「大連でよろしいですか?」

 

「はい!聞いたことないとこなんで。」

 

「はい?」

 

「いえ、何でもないです。お願いします。」

 

 

「何日に出発されて、何日に戻られますか?」

 

「えー…4月の半ば、15日くらいで。」

 

「…15日ですね?(もう聞き返されない)」

 

「はい、15日でお願いします。」

 

「お戻りは何日のご予定ですか?」

 

「いや、決めてないんですよー。中国からインドに向かおうと思ってるので、どこから帰るのかもまだ決まってなくて。」

 

「・・・・・・では、片道の航空券のみでよろしかったですね。」

 

「はい、お願いします。」

 

「ちなみにですが、パスポート、ビザの申請はされていますか?」

 

「はい、パスポートの申請はしてます。ビザは、今回は大丈夫です。」

 

「そうでしたか、滞在日数に制限がありますので、お気を付けくださいね。」

 

「ありがとうございます!」

 

 

という、流れで、航空券をGET!

 

ちなみに、このあと、中国での日々が少し経った頃に判明するのですが、

 

このときの最後の会話「ビザについて」が、僕と旅行代理店のお姉さんとが噛み合ってなかったのです。

 

お姉さんは、いわゆる滞在許可の「ビザ」を、もちろん指しているのですが、

 

無知な私は、「ビザカード」だと思ったんです。

 

ほら、海外旅行に、クレジットカードあると便利っていうから。

 

そして、紛失したとき面倒だし、と思って、今回の旅行はクレジットカード持たない、って決めてたので。

 

 

ということで、

ビザも取得せず、「一番聞いたことないとこだから」という理由で、

この旅のスタート地は中国の大連に決まりました。

 

(つづく)