30年ほど前、

 

香りで自分を主張することは、

当たり前だと思っていた

 

香水を纏わない女性は、

女性として服を着ていないみたいなもの

 

または、自信がなく誰にも干渉されたくないし

好意も持たれたくない人だと思い込んでいた

 

男性も、素の肉体の匂いのみで

デオドラントも無し、

常に湿気ったワイシャツの匂いを漂わせて

整った容姿も私にとっては、

魅力も半減してるように感じていた

 

好きになった男性には、

必ず香水を何かのタイミングで

プレゼントして

会うたび、その香りを通して

彼をもっと好きになった

 

完全にエゴイストな世界

 

自分の部屋に帰ると、

毎日お気に入りの花が飾ってあり、

時には、質の良いカサブランカ一輪が

部屋全体の品の良さを創造してくれた

 

出窓に座って

古本屋で出会った文庫本を

読み好きな香りに包まれ、

近い将来行けるであろう南仏に

想いを馳せながら過ごす幸せな時間が

私には、存在していた

 

この想いは、

いったい、いつ、

どこで途切れてしまったのか

 

ボリス•ヴィアンの文体に

登場する猫の柔らかいお腹に

頬擦りする自分を妄想し、

それを語り合える共通の愛する人を

捨ててまで、選んだ自分の

生きる道とはなんだったのか

 

他者からしたらクダラないことでも

夢中になって寝る時間も忘れて

没頭した世界を

遠ざけてしまった過去

 

いま、60を目の前にして

その世界の扉をもう一度

開けてみようと思う

 

 

愛するってなに?

 

愛していたから一緒になったのに、

 

子供が産まれて経済を安定させるために

日々を送り、相手への思いやりや

自分自身への取り扱いを雑にしてきた結果、

 

常に他者のせいにして

ネガティブな日々を過ごしてきたこと

 

これに気づくまでには、

人生の折り返しの時期に来たけど、

 

それでも気づいただけ幸せじゃない?

 

「ひとりひと宇宙」

 

 を口ぐせにしよう!

 

人を変えようと雁字搦めになるより、

自分の感覚の流れに沿って行動すると、

日常が少しずつ

幸せになってきたのを実感できる

 

感じるだけではなく

行動を勇気を持って

一歩踏み込むたび、

ここ一年で出会った人々から

学んだ言葉が腑に落ちる

 

この地球で思いっきり遊ぼ!